世田谷区でモルタル仕上げのサッシ周りの雨漏り

世田谷区のI様から雨漏りの相談がありました。
雨漏り箇所はサッシ周りとのことです。I様のお住まいは
コンクリート打ち放しモルタル仕上げになっています。
調べてみますと、モルタル仕上げと外壁のサッシの取り合い部から
雨水が浸入したようです。
サッシ周りからの雨漏りは、決して少なくない漏水箇所の一つです。

コンクリート打ち放しの建物は、ローコストで自由度の高い意匠ができることから
商業ビルを中心に、近年では一般住宅にも増えてきました。
しかし、現場の施工水準によって品質が左右されやすく、雨水の浸入に配慮
した納まりが確立していないことがデメリットです。今回の事例では、外装材の
モルタルやシーリングの劣化によって浸入した雨水が、不適切な
納まりに起因するピンホールを通って室内側に浸入しています。
水かけ試験を行って、浸入箇所を特定したところ、サッシ釘打ち
フィンと木ずりの間に10ｍｍくらいの段差があることが分かりました。サッシ
釘打ちフィンと木ずりの間には防水テープが施工されていましたが、
段差によって斜めに伸ばされ、コーナー部をはじめ、各所で粘着
不良を起こし、ピンホールが生じていました。その結果、モルタルと
サッシの取り合い部分から浸入した雨水は、防水テープのピンホール
を通じ、止水面を越えて室内へ浸入したのです。
補修工事として、木ずりとサッシ釘打ちフィンの間に、段差が
生じないよう面合わせ材を取り付けました。平らに面合わせをし、防水テープ
を張り付け、その上にアスファルトフェルトを取り付けて止水面を
形成しました。

ご相談だけでもお気軽にどうぞ！

ドローンによる屋根点検も好評です！

メールアドレス　http://www.lovestyle-tokyo.com/form/

フリーダイヤル　0120ｰ494ｰ978

ご連絡お待ちしてます。