スタッフより
港区のK様から保有する鉄骨造の建物の屋上から雨漏りがあるとの
連絡を受けました。その建物は、屋上部分がアスファルト防水層の
上に保護モルタル押さえを施して仕上げられていました。改修工事を行ったところ、改修施工後2年目にパラペット立ち上がり部の防水層表面によじれが確認されました。
防水層のよじれが原因で雨漏りが起こる場合、以下のような現象が起こる可能性があります。
1.わずかな隙間からの浸水：防水層がよじれることで、屋根や壁などの建物の表面に隙間ができることがあります。
これにより、雨水がその隙間から建物内に浸入し、雨漏りが起こることがあります。
2.圧力による浸水：防水層がよじれると、建物の表面に水圧がかかり、建物内に水が浸入することがあります。
これは、風が強い日や雨が激しい日など、外部からの圧力が強い場合によく起こります。
3.水の侵入による建物内部の損傷：防水層がよじれることで、建物内部の木材や結露などの部材が濡れることが
あります。この状態が長期間続くと、部材が腐食し、建物の構造的な損傷が発生する可能性があります。
これらの現象が起こると、建物内に水が浸入し、シロアリやカビ、電気設備の故障、構造的な問題など、
様々な問題が発生する可能性があります。そのため、雨漏りが発生した場合には、早急に対策を行うことが重要です。
今回は、防水層の張替えを行いました。防水層を張り替えることで、よじれを修正することができます。
この場合、既存の防水層を剥がし、新しい防水層を貼り付けることになります。
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