施工基準不足による雨漏り発生事例と再施工での改善策

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雨漏り

お客様からのご相談

I様から天井に水滴がつくので雨漏りではないかとのがありました。
I様のお宅は築3年です。
最近築浅物件の雨漏りが少なくないのでその原因は何かと考えるようになりました。そして考えた結果、そのその新築の際に雨漏りに対する基本の施工がされて
いないからだという結論に至りました。
近年の住宅の建築現場では「外壁通気工法」の採用が基本となっています。
実際、主要な住宅瑕疵担保責任法人の設計施工基準では、外装材が
サイディングなどの乾式仕上げの場合、外壁通気工法の採用が原則と
されています。その一方で、建築基準法には外壁通気工法に関する具体的な
規定はなく、詳細な仕様が定められているわけではありません。
基本的な設計施工基準は主要な住宅瑕疵担保責任保険法人が公開していますが、
その多くはおおまかな仕様の説明に留まっています。
事実、基本工事として採用が定められているに等しい状況なのにもかかわらず、
その具体的な詳細は、建築主や設計者の判断に任せられているのが現状です。
施工ミスを防ぐためには、設計者をはじめ現場の施工者や監理者が工法の
原理や仕組みを理解した上で、ノウハウの取得や施工要領の確立に努める
ことが必須です。
外装材と躯体の間に通気層、いわゆる2次防水層を設ける工法が外壁通気
工法です。この工法が普及する以前、居間から10数年前までは、壁の
雨仕舞は外壁材で行うのが常識とされていました。
わずか10数年で防水・雨仕舞の常識が変わってしまったのです。
重大な事故は常に基本をおろそかにした場合に起こります。
今や新常識ともいえる外壁通気工法について基本ができているか
常に問いただす必要があります。
明日に続きます。

この記事の監修者

株式会社 LOVE STYLE
代表取締役 阿部 泰三

雨漏り修理・雨桶工事・屋根工事業者として工事に携わり30年以上。工事監督などの実績を持つ「株式会社 LOVE STYLE」の代表取締役。

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