スタッフより
港区のN様から雨漏りの相談がありました。N様のお住まいは、
築15年の木造3階建て住宅で、調べてみたところ、室内のあらゆる
ところで雨漏りが発生している模様でした。そのほとんどは
窓周辺からの雨漏りでしたが、2階の居室ではエアコンの背後から雨水が
伝わり床が濡れていました。
早速2階に設置されたエアコンの室内機と室外機を調べてみますと、
配管工事に防水上の問題が以下の4点つかりました。
1.透湿防水シートの破損部が放置されていたことです。
シートの破断部の隙間は防水テープなどで入念に塞がなくては
なりません。破断部の処理を怠った結果雨漏りを招いたのです。
2.外壁材に開けた穴の隙間をシーリング材で埋めていたことです。
外壁の穴を通した冷媒管やドレーン管との隙間を埋めていたシーリング
材は劣化がかなり進んでおり、そこから雨水が浸入したようです。
3.スリーブ(冷媒管やドレーン管を納めるさや管)を設置
していないことです。スリーブを設置すれば止水作業が容易になる上、
古くなったエアコンを取り換えるときに冷媒管やドレーン管を
簡単に交換できるのです。
4.屋外に露出していた冷媒管やドレーン管にカバーを
つけなかったことです。本来は、外壁の出口と途中経路の両方に
カバーをつけなくてはならないのに、ここでは管類をひとまとめにして
ビニルテープを巻いただけでした。テープは破れて、管の表面は
黒ずんでいました。
明日に続きます。
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