港区で軒ゼロ住宅の雨漏り修理 -2-

昨日の続きになります。
次に問題視したところは、1階の漏水箇所の真上に位置するサイディングの入隅部です。
入隅部のシーリング材に亀裂はありませんでいたが、肉眼で確認できなくても
小さな隙間があれば浸水を招く可能性はあります。軒ゼロ住宅では、外壁や
開口部の雨掛かり範囲に広がるので、小さな隙間でも雨漏りの原因になりえます。
実際、散水試験を開始して約2時間後、1階のユニットバスの点検口で
雨漏りを確認できました。散水から雨漏りまで2時間もかかってしまったのは、
バルコニーの床下に現場吹付の発泡ウレタン断熱材を施工していたからです。
断熱材が雨水の進行を妨げたため、雨漏りが顕在化するまで時間がかかったと
推定されます。
バルコニーの外壁の入隅部から浸入した雨水は、どのようなルートをたどって1階
で雨漏りを生じさせたのか、サイディング材を取り外すと、その原因が判明しました。
透湿防水シートと水切りの納め方が間違っていたのです。本来、水切りは透湿防水シート
の内側に取り付けるべきなのに、外側に付けていました。しかも、シートの
下端を折り曲げていたので、水が溜まりやすくなっていたのです。
この状況から、以下のようなことが推定されます。
まず、外壁のサイディング材の入隅部から浸水します。水切りの裏面を
通過して透湿防水シートの下端部に溜まりました。
そこからオーバーフローした雨水が 室内側に侵入し、1階の玄関先や
ユニットバスの点検口などで雨漏りを引き起こしたのです。
さらに掃き出し窓が入隅部と密着していた点も要因の一つでした。
サッシ側面と入隅との間に十分な余裕がなく、サッシまわりのブチルテープを
貼りにくい構造になっていました。サイディングを突破した雨水はサッシ上部で
滞留し、サッシの左右側面から流下し、入隅部から侵入した雨水と合流したと
考えられました。
明日に続きます。

ベランダ入隅

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