谷樋を定期メンテナンスする意義と予防効果

谷樋を定期メンテナンスする意義と予防効果

◆谷樋とは?谷樋のある屋根で雨漏りしていたら、まず最初に谷樋を疑うくらい雨漏り発生率が高いのが谷樋です。そのため、定期的なメンテナンス行っているか行っていないかで大きな差が出ます。谷樋は、両方の屋根から流れてくる雨水を受 …

強風後に確認すべきベランダ周辺の点検ポイント

強風後に確認すべきベランダ周辺の点検ポイント

近頃は深夜の強風の音でびっくりする事があります。強風のあとは雨漏りの原因に繋がるベランダの排水口に注意が必要です。排水管の劣化や経年などで亀裂が入っていたり、結合部分がゆるんでいると大量の水に耐えられなくなり、雨水が建物 …

強風が雨仕舞へ与える影響と被害拡大のメカニズム

強風が雨仕舞へ与える影響と被害拡大のメカニズム

最近は強風の日が多いように感じます。雨だけでなく、風もまた雨漏りに影響しています。屋根修理でお伺いしたK様邸では、雨漏りがシャッター内部まで染みてきてしまったそうで、強風の影響で歪んでしまい、シャッターの巻きがスムーズに …

火災保険を活用した雨漏り修理の留意点と相談事例

火災保険を活用した雨漏り修理の留意点と相談事例

雨漏り修理の火災保険に関して、S様からお問い合わせがありました。 皆さんが当たり前のように入っている火災保険ですが、 その火災保険は、実は火事以外でも使えることをご存知でしょうか。 その名の通り 火災の場合、と考えている …

防水シート不良で雨仕舞機能を失った屋根の改善策

防水シート不良で雨仕舞機能を失った屋根の改善策

S様より雨漏りかもしれないとの事でした。S様によると結露なのかと思っていたそうですが壁紙にも雨染みが広がってきたので初めて雨漏りを疑ったそうです。屋根を調査したところ雨漏りの原因となる防水シートの劣化が確認でき、修繕を行 …

破風板を適切にメンテナンスすべき理由と施工法

破風板を適切にメンテナンスすべき理由と施工法

破風板の劣化が目立つと一気にお住まいが古く見えてしまいます。こうした、破風板の剥がれや破損は町を歩いていてもよく見かけます。◆破風板の役割とは?・台風などの強風、大雨、火災の炎を防止。・垂木と一緒に屋根を支えている。 破 …

ベランダ手すり部から浸水する仕組みと補修方法

ベランダ手すり部から浸水する仕組みと補修方法

ベランダの手すりが雨漏りの原因になると聞いて驚く方は多いと思います。K様邸の雨漏り調査をした時は、ベランダの手すり上部に取り付けてある笠木の不具合が確認できました。K様も手すり部分から雨漏りと聞いてビックリされていました …

サッシ構造に起因する雨漏り補修と防水改善策

サッシ構造に起因する雨漏り補修と防水改善策

昨日のブログの続きになります。一般的に開口部の場合、サッシの上面には水がたまりやすいです。サイディングの裏側を流れ落ちてきた雨水がサッシ上枠上面にたまるからです。ここから速やかに雨水を排出するためサイディングとサッシ上枠 …

乾燥期に気づきにくい雨漏り症状と診断ポイント

乾燥期に気づきにくい雨漏り症状と診断ポイント

O様邸では雨漏りか分からないが壁紙に雨染みを発見したとの事です。壁紙の内側にカビが発生し、基礎の木材が雨水で腐食していました。セルフチェックでも雨漏りを予防できます。一部の例ですが、このような症状を発見したら、早めにプロ …

開口部周辺に発生した雨漏り補修と施工手順

開口部周辺に発生した雨漏り補修と施工手順

W様のお宅は、築3年目の木造3階建て戸建て住宅です。雨漏りがあるというので伺ってまいりました。調べてみますと、1階の南側壁面にある2つの開口部に、サッシ上枠に全長シーリングが施されていました。雨漏りはその裏側のサッシ上枠 …

地下室で発生した雨漏り補修と防水施工の詳細

地下室で発生した雨漏り補修と防水施工の詳細

Y様から物置部屋にしてある地下室に雨漏りが見られるので見て欲しい、との連絡がありました。地下室の雨漏りは様々が原因があるのですが、主な原因と対処法をご紹介いたします。 1.外部からの水の浸入:雨水が外壁や地盤から侵入する …

屋根塗装相談で確認すべき施工内容と耐久性

屋根塗装相談で確認すべき施工内容と耐久性

M様から屋根を塗装したいということで連絡をいただきました。現時点では雨漏りなどないため、塗装は見栄えのためであると思っておられるようでした。実は塗装はそれ以外にも利点はいくつかあります。 1.屋根の保護:古い屋根は、劣化 …

春先に行う谷樋メンテナンスが有効な理由と効果

春先に行う谷樋メンテナンスが有効な理由と効果

春の時期は気候も安定しており、晴れ間も多く、梅雨や台風前として屋根のメンテンナスを行く方は少なくありません。屋根の調査を開始させて頂といくつか経年劣化が進行している箇所があっても早期発見であれば、雨漏り発生は未然に防ぐこ …

在宅ワークに支障を与えた雨漏り被害の詳細

在宅ワークに支障を与えた雨漏り被害の詳細

在宅ワークも一つの働き方の方法となった今、雨漏りによる漏電で電気系統に不具合が発生すると、PC機器にも影響が出て故障の原因になるばかりか、足立区のH様は仕事も中断しなくてはならない状況でした。 天井にできた雨染みを発見し …

ベランダ手すり部に発生した浸水補修の実態

ベランダ手すり部に発生した浸水補修の実態

J様から、ベランダの手摺部から漏水がある、とのご連絡をいただきました。調べてみると、どうやらベランダの手すりを固定した腰壁の上面から雨水が侵入してきた形跡があります。長期間にわたって雨水がしみ込んでいたため、腰壁の合板は …

雨漏り修理の相談から施工に至るまでの流れ

雨漏り修理の相談から施工に至るまでの流れ

雨漏り修理に関するトラブルを回避する例を挙げてみようと思います。 以前あったご相談で、ご自宅の雨漏りを大手の有名なリフォーム会社に依頼したところ屋上に問題がある、との判断にて、大きな金額をかけて屋上の防水工事をしたとのこ …

原因特定が難航した雨漏り修繕と改善の流れ

原因特定が難航した雨漏り修繕と改善の流れ

昨日の続きになります。T様のお宅では、他に雨漏りの箇所は見当たりませんでした。ロフト内の壁は、内張りがなく、天井もないため、雨漏りすれば一目でわかる状態なのです。その中で約6時間もわたって繰り返し散水を実施したのですが、 …

部分補修で対応可能な雨漏りと施工判断の基準

部分補修で対応可能な雨漏りと施工判断の基準

雨漏り=屋根全体を葺き替えしなければいけない、と思っている方も多いと思いますが、実際は屋根修理と言っても、部分修理で対応できる場合も多いのです。新宿区O様邸で雨漏りが発生し、屋根の葺き替えまではできないが、部分修理でなん …

原因特定が難航した雨漏りを改善するための調査法

原因特定が難航した雨漏りを改善するための調査法

T様から浸水箇所も漏水箇所も見当たらないのに雨漏りの形跡があるということで、連絡をくださいました。T様のお宅は、新築から数年しかたっていない木造住宅です。すでに施工会社に連絡して、直上の屋根材(溶融亜鉛メッキ鋼板)や防水 …

複雑な防水処理が必要なベランダ劣化の実態

複雑な防水処理が必要なベランダ劣化の実態

紫外線や風雨に直接さらされている環境はベランダですが、その形状が手すりの上部に位置する笠木や排水口、外壁と防水層の取り合いなど、様々な防水処理を必要とする箇所が混在しているため、屋根と同様に非常に雨漏りしやすい場所です。 …

天窓からの雨漏りを防ぐための診断と施工手順

天窓からの雨漏りを防ぐための診断と施工手順

W様から連絡がありました。天窓から水滴がしたたり落ちるということです。W様のお宅は、築10年を超える木造住宅です。調べてみると、トップライトの立ち上がりコーナーの下葺材の施工不良、捨て水切りの施工不良が主な原因でした。雨 …