梅雨前に備える屋根葺き替え計画と工程管理

先日、お客様邸に屋根の葺き替えに行って参りました以前より、調査をしており、混み合う梅雨前に屋根葺き替えを行いたいとのご要望でした。 只でさえ、春も天候が変わりやすい季節になります。 関東地方の梅雨入りは平均して6月の初旬 …

春の強風で発生する雨漏り要因と事前点検の重要性

M様邸でベランダが原因の雨漏りが発生しました。 ベランダというのは雨漏りの原因になりやすい場所がたくさんあるので細かく点検していきます。 春は風が強い日が多く、強風のあとは雨漏りの原因に繋がる排水口に注意しましょう。 落 …

モルタル外壁塗装の劣化診断と再塗装の最適時期

外壁も素材によって定期的にメンテナンスは必ず必要です。 その中で、人気のある外壁の1つですモルタルについて少しご説明させていただきます。 モルタルとは、セメント・水・砂を2:1:6で混ぜ合わせて作った素材で作られる外壁の …

初めての瓦屋根修理で知っておくべき基本と注意点

A様より、屋根点検の依頼が入りました。 A様の家は築50年超で瓦屋根の老朽化が気になってきたので、 張り替えたいという意向でした。 それまで、一度もメンテナンスしたことが無いとのことですから、 いい頃合いではないかと思い …

サッシ周辺からの雨水侵入を防ぐ外壁シーリング施工

住宅の中で雨漏りを注意しなくてはいけない場所にサッシ周辺があります。 サッシは外壁と室内をつなぐ役割をしているのでパーツも多くなり、自然に繋ぎ目や境目も増え、雨漏りのリスクが高い場所です。 足立区H様邸でもサッシから水滴 …

日本瓦を長持ちさせる維持管理の基本と補修サイクル

日本の気候に最も適していると言われる日本瓦ですが、定期的メンテンナンスを行っていますか?経年劣化が進行した日本瓦屋根は、一番日本の気候に適していると言われるはずなのに、全く本来の屋根の強度を保てなくなり意味がなくなってし …

瓦屋根雨漏りの主因と適切な補修工程の解説

F様から雨漏りがするというので、伺ってきました。 F様のお宅の屋根は瓦屋根です。 調べたところ、あまもりの原因は漆喰の崩れによるものでした。 漆喰とは、日本瓦の目地の重点や、接着に用いられる 水酸化カルシウム(消石灰)が …

気温上昇期に行う屋根点検で防ぐ劣化トラブル

桜が散って、、一気に気温が上がっている最近です。 その分、家具量販店などでは、新型のエアコンや除湿機など 買い換える動きが好調なようです。 毎日の生活をより快適にと考えるアイデアの幅は 日に日に広がってきているのではない …

ベランダ立ち上がり部の隙間補修と防水保持の方法

K様邸でベランダの腰壁の立ち上がり部分に隙間があり、雨水の侵入が確認できました。 ベランダは紫外線や温度差で防水層が劣化し、床や壁が収縮して亀裂が入り浸水しやすい場所です。 さらにエアコンの室外機などを置く場合もあり常に …

春の雨樋清掃で排水不良を防ぐ定期メンテナンス

桜の時期も終わりを迎えるとあっという間に梅雨の時期になってしまいます。 6月に入ると本格的に梅雨の時期なると、屋根業者は忙しくなってしまいます。そうなると、なかなか調査の予約も取りにくいのです。 早めのお住まいの経年劣化 …

集合住宅における漏水被害と管理体制改善の取り組み

昨日の続きになります。 今回の場合のポイントは3つあります。 まず1つ目は、 「購入者のY様が売り主側の無過失責任や、契約解除、損害賠償など 売買契約のもつ意味をよく心得ていたこと。 2つ目は、 初期の段階で第三者である …

破風板の機能とメンテナンスの重要性を解説

屋根と同時にメンテナンスする事も多い中で、あまり重要視されていない「破風板(はふいた)」と言う部分があります。 破風板は屋根の先端の雨樋がない方の板部分で、文字の通り風が屋根内部に入り込むのを防ぐ役割があります。 同時に …

マンション漏水の原因特定と居住者対応の施工プロセス

Y様は、中層マンションの1戸(6階)を購入しました。 ところが入居してから半月ほど経った頃、玄関とベランダ周りに 水が染み出していることに気がつきました。 早速マンションの販売会社系列の工事会社に連絡して見てもらうと、 …

高所住宅におけるドローン屋根点検の実施と安全管理

先日、所沢市のお客様より、3階建てだが屋根の調査を時短でしたいとご相談を受け、早速調査して参りました これまで3階建や屋根勾配のキツイ屋根、ハシゴの掛けられない屋根などは条件により屋根の点検がすぐに出来なかった建物も残念 …

近隣建物解体に伴う住宅振動リスクと点検の必要性

ご近所で取り壊しになった家がある。と言うことで O様からお問い合わせをいただきました。 最近、特にTVなどでも空き家問題が取り上げられていますよね。 このように、空き家はその周りの環境にも大きな影響を与えてしまいます。 …

寒暖差で発生するベランダ防水劣化と補修対策

W様邸で雨漏りが発生した時には1階の天井に雨染みが見られたのですが、ベランダのトップコートが寒暖差の影響も考えられる硬化不良をひきおこしていたのが原因でした。 ベランダや屋上は雨漏りのリスクが非常に高い場所で風雨や紫外線 …

建売住宅に多い外壁ひび割れと補修防水処理の実態

U様は、ある分譲会社から建売住宅を取得しました。 入居後半年しかたっていないのに、外壁四周の隅の部分にひび割れが 発生しているのを見つけたので、分譲会社に文書で知らせ、回答を求めました。 しかし、納得のいく回答が得られな …

庇防水劣化が引き起こす窓枠漏水の事例と補修技術

窓枠から雨漏りしているようだとご連絡を受け早速調査して参りました。 今回は、厚木市のお宅になります。 確認したところ、原因は外に取り付けられた庇の防水シートが経年劣化により雨水が酷く侵入してしまい機能していたかったのです …

サッシ部からの雨漏りの典型的要因と修繕施工例

比較的気温の高い日々が続いている最近。 そうなると気になるのは、これからの梅雨や台風。 年々、突風や大雨など、予想しにくい状況が増えているのではないでしょうか。 そんな中、家の被害に対する対策を今 と考える皆様からお問合 …

内部で進行する雨漏り兆候の発見と構造点検の重要性

過ごしやすく雨も少ないこの時期は雨漏りが発見されにくい時期でもあります。 梅雨どきや台風のあとは雨量の多さや屋根の破損などの映像を見る機会も多く、ご自宅の屋根について考える事もありますが、それ以外となると屋根に関心を持つ …

トタン屋根の穴あき補修と再葺き替えの施工工程

I様邸に屋根のメンテナンスに行って参りました I様邸は築30年になるトタン屋根のお宅になります。 調査してみると下からでも錆が確認されていましたが、屋根の上で穴を発見してしまいました 長年経年劣化を放置したことにより、錆 …

新築住宅での初期雨漏り発生要因と迅速な対応手順

J様は、ツーバイフォー工法で有名な大手ハウスメーカー に依頼して家を建てました。しかし、入居して1か月の経たないうちに 外壁などあちこちから雨漏りが見られました。早速修理をしてもらったものの 1週間後には別のところからま …

気温差による建物への影響と構造疲労の防止策

この1ヶ月は寒暖差が激しく、最高気温と最低気温の温度差が10度ほどにもなっているそうです。自律神経が乱れて体調を崩し「春バテ」と言われる現象が起きているようですが、建物もこの温度差に耐えているようです。 足立区S様邸では …

棟板金交換で防ぐ雨漏りと風害への事前対策

先日お客様より、屋根のメンテナンスをしたいとご依頼を受け早速調査して参りました。 長いことメンテナンスをしていなかったようで全体的に経年劣化が目立ちました 屋根材は塗膜が剝れてきてしまっており、棟板金も釘浮きや抜け落ちて …

複数箇所に発生するひび割れ補修と塗装の最適工程

昨日の続きです。 目的や部位によって使うコーキングの種類が異なります。 以下にご紹介します。 【金属板金の雨漏りを補修するコーキング】 おすすめシーリング材は「金属用シールS585HF」 昔の屋根はトタン(亜鉛メッキ鋼板 …