雨漏り第一位とされる谷樋の特徴と点検の重要性

定期的メンテンナンスの場合、谷樋から雨漏りしていることが良くあります。 瓦屋根は瓦同士はきちっとくっつきませんので、谷樋とか谷板金と呼ばれるもので施工してあります その板金のつなぎ目などが経年劣化により穴が開いてしまった …

下から見えない棟瓦の歪みが招く雨漏りリスク

お住まいの点検の際、ご自身でまず建物全体を見える範囲でチェックする方も多いかと思いますが、下から確認が出来ないのが屋根の上です。 瓦屋根の場合その中で屋根の一番高い所にある棟瓦は全く見えませんよね・・・ その為、調査を依 …

壁紙の染みが示す外壁浸水の原因と改善方法

O様邸で雨漏り発生です。 調べてみるとリビングに面した壁が湿っているのがわかります。 調査の結果サイディング外壁のシーリングの劣化部分から 雨水が侵入した痕跡が見られます。 窯業系サイディングは施工やメンテナンスがしやす …

雨漏りに似た現象を追跡調査して原因を特定

A様から、雨漏りではないかと相談がありました。床のフローリングが 変色しているということです。 現地で行ってみたところ、変色したフローリングのある 部屋が開放廊下側にあり、直貼りの床であり、漏水していると思しき箇所は 外 …

けらば部での雨漏り再調査と修理工程の分析

昨日の続きになります。 さらに詳しく調べるため、中庭の入り隅を解体しました。 中庭に面したけらば部の捨て水切りと、そこから軒先へ排水するための 通し部ぼ捨て水切りがここで連結されていました。 この箇所で雨漏りの原因をつき …

外壁ひび割れから浸入する雨水と補修の必要性

H様邸で雨漏りが発生しました。 H様邸の雨漏りは1階洗面台の壁に染みとなって現れました。 調査の結果、外壁のひび割れと屋根の取合い部分の 板金処理の納まりが不十分と判明しました。 外壁の防水処理と板金処理を施し、 この機 …

けらば付近で発生する雨漏りと修理手順の詳細

U様から雨漏りの連絡がありました。U様は、築13年の3階建て 鉄骨造の店舗併用住宅にお住まいです。2階に玄関やリビングや中庭があり そのリビングの天井付近の収納スペースが降雨時に雨漏りするとのことでした。 リビングは傾斜 …

苔の繁殖が防水機能を失わせる危険性と対策

お住まいのひび割れは定期的にメンテンナンスをしなくてはいけないことをご存じかと思いますが、ベランダや外壁の苔を放置していませんか? この苔ですが放置しておくと雨漏りや家の耐久性に影響することが有ります。 雨漏り=屋根から …

雨水の集中が建物に与える破壊力と防止策の重要性

雨漏りで困っているU様邸で屋根調査です。 いまだに屋根修理業者が不足するなか、 信用できない業者からの電話がくるなど、 昨年相次いでやってきた台風の影響がまだ残っています。 1階の天井に雨漏り跡が見られ、屋根に上ってみる …

屋根外壁を同時施工した塗装リフォームの効果

W様から、2階建て住宅の屋根塗装のご相談のお電話をいただきました。 早速伺い、まずは無料調査をさせていただきました結果、 屋根の塗り替えと一緒に外壁塗装、雨樋塗装なども同時に修繕した方がよいと判断し、ご説明させていただき …

修理を後回しにすると進行する雨漏り被害の実態

屋根メンテナンスをしておけば良かった…と後悔してる間にも 雨漏りが進行しているケースが増えています。 突風の後から雨漏りが始まった気がすると新宿区K様よりご連絡です。 天井に水が染み出しているのがひと目で分かります。 屋 …

棟板金破損による事故を防ぐための事前対策

例年、梅雨時になると屋根業者は忙しくなり、夏の台風被害などにすぐに対応出来ないことも多々あります。 ここ数年、関東や日本各地で温暖化の影響もあり天候が不安定な日も増えてきました。。 特に多いのはやはり積雪もですが、台風に …

老朽化に伴う屋根修理の施工手順と耐久性改善

木造戸建てにお住まいのF様からやねの張替えの依頼がありました。 今時点で雨漏りはないのだけど、老朽化でその恐れがあるので早めに 張り替えたいとのことでした。 張り替えの際、棟包(屋根の頂部である棟を包んでいる金属などのこ …

屋根葺き直し相談で明らかになった劣化状況と改善策

Y様宅から、屋根の葺き直しのご依頼がありました。 ちょうどご近所にて弊社の工事があった後だったのですが、 ご近所の事例を聞いてからと、いろいろお考えだったとか。 早速拝見させていただきました。 長い間、屋根のメンテナンス …

集合住宅で起こりやすい雨漏りトラブルと対策法

引っ越しや、賃貸部屋の明け渡しシーズンです。 先月から集合住宅の雨漏り調査が多くなっています。 集合住宅では軒樋が途中から割れてしまい、 雨水がうまく排出されない状態でした。 途中からあふれた雨水は建物の外壁に打ちつけ、 …

雨樋詰まりや破損に対応した修理の施工内容

A様から雨樋が経年劣化で不具合があるので、修理の依頼がありました。 雨樋を壊れたままにしておくと、破損した箇所が軒樋であれば、 雨水が集中的に落下します。落下する場所が建物の下屋根やバルコニーだった場合、集中した雨水が下 …

軒下雨漏りを放置するリスクと補修の必要性

軒下から雨漏りしてしまうことがあります。 軒下が雨漏りしてしまうと、屋根全体がすでに経年劣化が進行していることが多いのです。 特に軒先に関しては雨水が染みこんで、木材が腐ってしまいぼろぼろになってしまいます 一部だけだか …

大屋根と下屋の構造が雨仕舞いに与える影響とは

「下屋」とはメインの大屋根の下にある小さい屋根のことを言い、 無駄を省いたスッキリした建物が人気ではありますが、 下屋がある事によって屋外に雨水があたらないスペースを確保できたり、 玄関の屋根として雨が吹き込むのを防いだ …

既存屋根を活かすカバー工法の利点と注意点

F様が自宅の屋根の老朽化が気になるということで屋根修理をご依頼されました。 いろいろな工法を検討した結果、カバー工法で屋根修理を行うことに なりました。 スレート瓦屋根や金属屋根のメンテナンスにおいて、近年では既存の 屋 …

トタン屋根の特性とメリットデメリットの整理

昔も今も人気のトタン屋根ですが、どんな屋根材か知っていますか? 簡単にご説明していきますので、今後検討されている方や今トタン屋根の方のご参考になれば嬉しいです 鉄板を亜鉛メッキで覆ったものがトタンです。 「昔の屋根」とい …

塗装工事が逆効果になるケースとその回避方法

I様邸の雨漏り調査では防水シートの劣化が確認できました。 屋根の塗装だけ綺麗にしたそうですが、 その下の劣化に気づかずに驚いたそうです。 屋根の塗装は紫外線やヒビを防ぐなどの効果がありますが、 すでに雨漏りしている場合は …

マンション防水工事が逆に雨漏りを招いた事例

W様から天井から雨漏りがする、との連絡をうけました。 W様は築22年のマンションのオーナー様です。その建物は アスファルト防水コンクリート押さえ仕様で陸屋根の建物で、 そもそも雨漏り等のトラブルは無かったのですが、外観上 …

ドレンパイプの錆が排水機能を失わせる危険性

雨樋本体に穴が開いてしまうような劣化、変形、破損、金具の錆といった外傷に関しては皆さん、交換が必要になるケースも有ることを把握していますよね。 雨樋の塗装をする一番の目的は「美観」ですが、雨樋を塗装することでのメリット主 …