
スタッフより
昨日の続きになります。
この住宅の出入り口は屋根断熱の有効面積の規定を満たしていましたが、経路の一部が閉塞していたため通気を確保できていませんでした。屋根断熱の住宅では同様なケースが散見されます。
修繕計画は、以下の通りです。
まず外側から屋根ふき材と野地合板を解体して水蒸気を含んだガイバーを撤去し、既存垂木の外側に厚さ100mmのアルミ箔面材付き硬質ウレタンフォームを外張りします。
その上に通気垂木を新設して、水上側の軒先の端から鹿島で換気部材を設置することで空気が入り口から経路、出口へとスムーズに流れるようにしました。
通気スペーサーを用いた既存仕様よりも施工品質を確保しやすい他、
全て外側から施工できるので、住みながら修繕をすることができます。
けらば側にも軒裏換気部材を設けて通気不良個所を完全になくしました。
けらば側の軒裏換気部材から入った空気を縦横に流して排出するため、けらばの通気垂木を切り欠くのがポイントです。
さらに野路合板の劣化防止に水蒸気の透湿性能を高めたMDF野地板を用いたり、親切した通気垂木間に断熱材を付加します。
修繕工事中は、雨が降っても部材が濡れない対策を徹底します。
足場を組んで外壁と屋根を養生シートで丸ごと覆うだけでなく、既存屋根に支保工を立てて屋根を二重に雨養生しました。
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