
スタッフより
東京杉並区にお住まいのJ様より、雨漏りに関するご相談をいただきました。 J様のお宅は築浅の戸建て住宅で、屋根はガルバリウム鋼板(溶融アルミ亜鉛メッキ鋼板)を使用した片流れの形状を採用しています。
J様のお話によると、昨年の台風の時期に、室内の天井柱から伝って雨水が床にまで広がる被害があったことです。建築を担当した工務店に連絡し、外部からの点検を依頼したところ、特に異常は見られず、工務店側は雨漏りではなく「結露」との判断を下しました。 しかし、その説明に納得できなかったJ様は、問題箇所である2階の天井の一部解体を工務店に要望し、内部の状況を確認することとなりました。
この住宅では、屋根断熱方式が採用されており、垂木の間には硬質発泡系の断熱材が充填されています。また、断熱材と野地板の間には通気性スペーサーが設置され、屋根内の通気性が確保される構造になっていました。
その後、J様は柔軟な立場からの意見を求め、当社に現地調査を依頼しました。 現場を拝見したところ、雨漏れが発生した部屋は、片流れ屋根の棟に近い位置にあり、屋根の棟付近からの雨水浸入の可能性が高いと判断早速、棟周辺を対象に散水試験を行いました。 調査当日は風速6メートル毎秒程度の風が吹いていて、棟の破風板に散水を行い、風の影響で水滴が壁面から屋根面まで巻き上げられる現象が観察されました
これから、台風などの強風が時々、さらに強い風により同様の現象が起こる可能性があると考えられます。
明日に続きます。
ご相談だけでもお気軽にどうぞ!
ドローンによる屋根点検も好評です!
メールアドレス http://www.lovestyle-tokyo.com/form/
フリーダイヤル 0120ー494ー978
ご連絡お待ちしてます。