屋根を長持ちさせるための工夫と学び②

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東京都世田谷区
ご依頼内容
屋根修理

お客様からのご相談

屋根を長持ちさせる工法はまだほかにもあります。野地板にたまる湿気を排出する通気機能を備えた金属立平ふき材ガルバリウム鋼板(溶融アルミ亜鉛めっき鋼板)製で、近日発売予定です。金属立平ふき材に通気層を備えるメリットは、野地板の劣化防止のほかにもあります。金属立平ふき材はルーフィングに密着するので、葺き材裏面が結露する場合があります。さらに雨水を吸い上げる毛細管現象での軒先が劣化する場合もあり、そのリスクを軽減することができます。通気層は居たかねにリブを設けて形成します。大工が上に乗っても通気層がつぶれない強度を確保するために設計上の暑さは5mmは必要です。暑さ5mmの通気効果を確認する実験で、施工中に濡れた想定で野地板に水を含浸させたうえで部材をくみ上げた試験体で、野地板の含水率を測定する検証を実施したそうです。その結果、野地板の含水率は1~2か月で、20%まで低下したそうです。同じ条件で検査した一般的な立平ふき屋根の試験体では、野地板の含水率は、8か月を経過しても50~70%もありました。金属立平ふき材は野地上で、湿気を効率よく逃がす軒先・棟換気各部材を、透湿ルーフィングを組み合わせて施工。この金属立平ふき材を採用しても、天井断熱の場合は、小屋裏換気を、屋根断熱の場合は屋根通気層を設ける必要があります。一般的な合板の野地板は透湿抵抗が高いので、金属立平ふき材の通気層では室内の湿気を排出できないのです。金属立平ふき材

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