太陽光パネル設置屋根の屋根修理 -3-(世田谷区)

ご住所
東京都世田谷区
ご依頼内容
屋根修理
使用材料

スタッフより

昨日の続きになります。 屋根断熱の結露防止には「南北軒先の吸気口」「通気層」「棟部の排気口」 の3点セットが不可欠になります。今回のケースにように、せっかく通気層を 設けて両側の吸気口をつないでも、棟部の排気口を設けないと結露が生じて しまうのです。 屋根に上がって北面を調べたところ、野地板とアスファルトルーフィング の間が結露でびっしょりと濡れていました。野地板まで上昇した湿気が、 透湿抵抗の高いアスファルトルーフィングにふたをされて逃げ場を失い、 結露が発生したと考えられました。 一方、屋根北面の野地板から棟を挟んで10cmも離れていない南面の 野地板はよく乾いていました。見ない面は日射が当たるので、野地板の湿度が 上昇し、湿気を放出します。その湿気は温度の低い北面の野地板へ移動し、 北面の野地板の結露を招きます。そこで生じた結露水は軒先まで流れ、 軒天の有孔ボードに染みを残していました。 後日、結露の対策工事を実施しました。棟部の冠瓦を外し、農水剤、 棟芯材、桟瓦を撤去しました。屋根下地のアスファルトルーフィングと 野地板を幅30mm、長さ5mにわたって切開し、排気口からの雨水侵入を 防ぐために、開口部に換気部材を設置して瓦を復旧しました。 その2週間後、再び小屋裏に入って調べたところ、野地板の含水率は20% まで低下し、板は乾き始めていました。排気口の設置効果が2週間ほどで あらわれたようです。 棟部の補修にかかった工事費は30万円ほど。Y様は太陽光パネル点検会社から 数百万円ほどの屋根葺き替え工事を提案されていたそうです。 工事費も節約でき、結露もおさまってよかったと、喜んでもらえました。 太陽光3

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