屋根裏断熱施工不良が招く結露事例と再施工のポイント②

屋根裏断熱施工不良が招く結露事例と再施工のポイント②

昨日の続きになります。室内側からセルロースファイバーを取り外し、結露の痕跡を見てみると、通気スペーサーの隙間から水が流れ落ちていることが判明しました。取り外したセルロースファイバーをポリ袋に入れて日射に約30分当てると、 …

屋根裏結露が引き起こす構造腐食と断熱換気改善策①

屋根裏結露が引き起こす構造腐食と断熱換気改善策①

T様は築7年の片流れ屋根の木造2階建てにお住まいです。新築で住み始めてから、1~2年後から軒天井のケイ酸カルシウム板にひび割れが生じ、剥がれ落ちたりしていたようです。他にも外壁にも不具合があり、弊社に相談がありました。ま …

台風時期に備える応急処置と屋根点検の基本知識

台風時期に備える応急処置と屋根点検の基本知識

予想想定外の台風進路と天候が気になるのが今年です。そんなわけで最近になってから備えるため、というお問い合わせを多くいただいています。T様からもお電話をいただきました。今の所大丈夫でしたが、もし、突然の雨漏りがあったら、そ …

軒ゼロ住宅特有の防水設計不備と再施工による改善③

軒ゼロ住宅特有の防水設計不備と再施工による改善③

昨日の続きになります。J様より設計図面を拝見したところ、建物の外周全体にわたって、外壁材と破風板水切りとその間に適切な隙間が設けられるように設計されていました。 図面上ではしっかりと通気層を確保しようという意図が読み取れ …

屋根外壁の2大雨漏り発生ポイントと構造別の対策法

屋根外壁の2大雨漏り発生ポイントと構造別の対策法

雨漏りは、大きく屋根・外壁の2か所で発生します。屋根のみの点検のみですと、外壁の劣化は進行してしまう危険性が有るのです。◆壁から雨漏りする場合の代表例・台風などの自然災害これは一種の事故のようなものです。万が一強い台風の …

軒ゼロ住宅で起きる壁面からの雨漏りと改善施工②

軒ゼロ住宅で起きる壁面からの雨漏りと改善施工②

昨日の続きになります。最初に雨の侵入箇所として疑われたのは、野地板の裏側と破風板との隙間でした。 そのため、屋根の棟部分を下から目視で確認しましたが、野地板の裏側は外側から見えないように施工されており、露出している様子は …

棟板金の釘浮きが引き起こす雨水侵入と早期補修の必要性

棟板金の釘浮きが引き起こす雨水侵入と早期補修の必要性

先日、調布市にて屋根のメンテンナスに行って参りました確認してみると、棟板金の釘が浮いておりサビが目立っておりました。早速棟板金を外して中を確認してみると、雨水が侵入しておりこのまま放置してしまうと屋根全体に被害拡大してし …

雨水で劣化した陸屋根笠木の補修と防水層再生の施工手順

雨水で劣化した陸屋根笠木の補修と防水層再生の施工手順

E様邸の陸屋根改修工事では、屋根に紫外線や経年による防水層の劣化や屋根の立ち上がり部分や床との取合い部分亀裂が見られます。金属の笠木を調査すると簡単に外れてしまい、その下の木材部分が雨水によって変色しています。吹き抜け部 …

人気のガルバリウム鋼板屋根でも注意が必要な瓦棒劣化の実態

人気のガルバリウム鋼板屋根でも注意が必要な瓦棒劣化の実態

ガルバリウム鋼板は多くのお宅で人気があり使用されていますが見た所目立った外傷も無く一見綺麗に見えますが、実は瓦棒の中が違う場合があります。カバーを外してみると、木材に雨水が浸透して劣化していることがあるのです。しかし、こ …

軒ゼロ住宅に多い雨漏りトラブルと設計上の注意点①

軒ゼロ住宅に多い雨漏りトラブルと設計上の注意点①

J様より、雨漏りに関するご相談をいただきました。 J様のお宅は築浅の戸建て住宅で、屋根はガルバリウム鋼板(溶融アルミ亜鉛メッキ鋼板)を使用した片流れの形状を採用しています。 J様のお話によると、昨年の台風の時期に、室内の …

床下雨漏りがもたらす構造腐食と健康被害のリスクを徹底解説

床下雨漏りがもたらす構造腐食と健康被害のリスクを徹底解説

定期的メンテンナスをした際外観、屋根等には全く問題なく、修理や補修等も必要のないお住まいの場合でも床下で雨漏りしているのが確認されることがありますお問い合わせで床下における漏水関連の相談を受けることが度々ありが、入居して …

新築住宅で起きた雨漏りと保証対応の詳細解説②

新築住宅で起きた雨漏りと保証対応の詳細解説②

昨日の続きになります。 様から弊社にご相談をいただいたのは、度重なる不具合と建設会社の対応に不信感を覚えられたことがきっかけでした。 早速U様邸の現地調査にあったところ、図面に記載されている骨組みの寸法や配置については、 …

屋上をベランダ利用する際に注意すべき防水劣化と再施工の重要性

屋上をベランダ利用する際に注意すべき防水劣化と再施工の重要性

お宅によっては、屋上をベランダやバルコニーとして使用している場合が近年増えて来ています。屋上防水層の漏水原因や不良は専門知識が無いと把握が困なため、いつの間にか防水層の劣化が進行してしまっていることは少なくありません。実 …

新築直後に発生した雨漏り事例と施工不良の原因分析①

新築直後に発生した雨漏り事例と施工不良の原因分析①

U様は、新型コロナウイルスの流行を機に勤務形態が完全なテレワークへ移行しました。 これにより、通勤の利便性を重視する必要がなくなって、駅から少し離れた場所に広々とした土地を購入し、念願だった一戸建ての新施工を依頼したのは …

見えないうちに進行する雨漏り被害と早期発見の重要ポイント

見えないうちに進行する雨漏り被害と早期発見の重要ポイント

昨年、一昨年と屋根が被害となった災害が多かったせいもありお問い合わせ等のお電話やメールを多くいただいております。しかし、そんな電話のやり取りの中で、いつ頃から雨漏りに気がついていたのでしょうか?と確認すると「実は5年前か …

天井湿気の原因を見極める雨漏り結露診断ポイント

天井湿気の原因を見極める雨漏り結露診断ポイント

N様より、「天井の仕上げ材が湿気や湿気の影響で枯れてきており、もしかしたら雨漏りではないか」とご相談をいただきました。 現地に行って状況を確認したところ、一応天井材の一部がはれており、問題の箇所の真上には屋上があることが …

ベランダ防水の定期点検で防ぐ梅雨台風期のトラブル

ベランダ防水の定期点検で防ぐ梅雨台風期のトラブル

今の梅雨の季節から秋までの台風の季節にかけて雨漏りのお問い合わせが増えるシーズンです。新宿区T様よりベランダの雨漏りについてご相談いただきました。ベランダは雨漏り原因のトップ3に入るとも言われるほど雨水侵入に注意が必要な …

屋根からの雨漏りが引き起こす漏電被害と防止策

屋根からの雨漏りが引き起こす漏電被害と防止策

屋根の劣化した箇所から電気コードが剥き出しになってしまったり接触している箇所が悪いと危険なのをご存じでしょうか?漏電のリスクを考えたことがある人は、意外に少ないと思います。雨漏りや屋根修理は目に見えたり、ご自身でも確認出 …

結露と雨漏りを誤認しやすい事例と正しい判断基準②

結露と雨漏りを誤認しやすい事例と正しい判断基準②

昨日のブログの続きになります。T様邸にて実施した散水検査の追跡調査において、サッシ周辺の木枠を解体したところ、水受け付近の木材部分にかなりカビの発生が確認されました。 調査を進めた結果、解体時に確認された内装材の状態から …

雨漏りの兆候を見逃さないための点検対応マニュアル

雨漏りの兆候を見逃さないための点検対応マニュアル

もしも雨漏りを発見したら、または、もしかして雨漏りかも と思ったら絶対に放って置かないでください!「雨の時期は大抵雨漏りがするのでいつも憂鬱なんです」というお問合せをいただいたのは金沢区のT様からでした。 「いつも?!  …

トタン外壁に起こる雨漏りの仕組みと補修メンテナンス

トタン外壁に起こる雨漏りの仕組みと補修メンテナンス

普段雨漏りは屋根からと思いがちですが外壁からも雨漏りすることがあります!!トタン造りの場合外壁に錆が発生してしまい塗膜も剥がれくると穴が開いてしまうのです。外壁からの雨漏りは危険なのです。中の木材まで雨水が侵入してしまう …

雨漏りと見間違えやすい湿気結露の識別ポイント①

雨漏りと見間違えやすい湿気結露の識別ポイント①

T様より、「室内の床が変色しています、雨漏りではないか」とご相談をいただきました。お話によると、特に床の一部変色していることが気になるとのことでした。 また、T様からは室内に結露が発生しやすいともお聞きしました。 外部の …

雨漏りと併発する住宅劣化問題と同時解決のリフォーム法

雨漏りと併発する住宅劣化問題と同時解決のリフォーム法

H様邸では気がつかない間に天井に雨染みが広がっていたという事です。現場を見てみると水を含んだ天井の一部が変色しています。ベランダ防水層の劣化の他に雨樋に落ち葉や砂が入り込んで詰まっていました。雨樋の中は見えない場合もあり …

ベランダ防水劣化を放置した際のリスクと改修の必要性

ベランダ防水劣化を放置した際のリスクと改修の必要性

先日横浜市緑区のお客様邸へお住まいのメンテンナスに行って参りましたお客様邸は築30年ですが、定期的にメンテナンスをしている事もあり、酷い雨漏りなどは発生していませんでしたがベランダの経年劣化が目立ちました。ベランダは日常 …

けらば部からの雨漏り原因特定と再施工による改善②

けらば部からの雨漏り原因特定と再施工による改善②

昨日の続きになります。詳細な調査を行うために、中庭の入隅部分の構造を解体して確認を行いました。 第一の原因は、横葺き鋼板が捨て水切りの流れをふさいで、残念な雨が正しく排水されなかった点です。これにより、オーバーフローが発 …