将来の雨漏りを懸念して依頼された点検内容

将来の雨漏りを懸念して依頼された点検内容

集合住宅では陸屋根のヒビが広がって、これから先の雨漏りを心配されていました。屋根のない屋上の事を「陸屋根(りくやね)」といいます。鉄筋コンクリートのビルやマンションのような四角い建物は陸屋根になります。木造住宅での陸屋根 …

春先に屋根外壁を梅雨対策するメリットと要点

春先に屋根外壁を梅雨対策するメリットと要点

桜の季節も関東は終わりに近づいてきましたこのまま季節も変わり、あと2,3か月で梅雨に入ります。春のうちに早めに対策することをお勧め致します!! なぜならば・・・連日雨の日が続く梅雨時期は、突然の雨漏りで困ってしまうという …

入居直後に起きた雨漏りの検証と改善のプロセス

入居直後に起きた雨漏りの検証と改善のプロセス

昨日の続きになります。K様から弊社に相談が来ましたので、さっそくK様邸を調査してみると、使用している骨組の寸法などは図面通りでした。しかし、床下の骨組や床材料の取り付け方など、実際にみることができない部分に不整合がありま …

築年数をきっかけに始める建物メンテナンスの必要性

築年数をきっかけに始める建物メンテナンスの必要性

築年数10年、15年、20年などに建物メンテナンスを考えるものです。いま雨漏りがあるわけでなくても定期的にメンテナンスする事で、部分的な修繕で食い止める事ができます。 中野区C様邸の屋根調査にて、普段は見えなくて気になっ …

トタン住宅の維持に必要な定期メンテナンス

トタン住宅の維持に必要な定期メンテナンス

今も多くのトタン造りのお住いが有ります。先日、厚木市にてトタン造りの家のメンテンテナンスに行って参りました トタンは、塗膜が命と言われており、確認してみるとチョーキング現象が発生していました。チョーキング現象とは、外壁を …

新築住宅で早期に雨漏りが発生する原因と対策

新築住宅で早期に雨漏りが発生する原因と対策

K様はコロナ禍をきっかけに完全なテレワークになったので、駅から離れた広い土地を購入し戸建てを新築することに決めたそうです。K様が自邸の工事を依頼したのは大手建設会社系の会社です。その会社ではツーバイフォー工法を手掛けてい …

DIY施工が招いた雨漏り悪化と費用増加の実態

DIY施工が招いた雨漏り悪化と費用増加の実態

新N様は以前から雨漏りしていたのでご自身でコーキングを塗ったところさらに雨漏りがひどくなったとの事でした。近頃は修理に必要な道具がすぐ手に入るため、ご自身で雨漏りを修理しようと試みる方が増えていますが、むやみに水の流れを …

結露?雨漏り?判断に迷ってしまった例をご紹介!

結露?雨漏り?判断に迷ってしまった例をご紹介!

W様から、天井仕上げ材が湿気、水分によりはがれて雨漏りではないかという相談がありました。現地へ行きますと、すでに天井材ははがれていました。天井材がはがれているのは部屋の一部で、真上は屋上でした。W様によれば、天井回りで湿 …

ベランダ軒天裏で発生した雨漏りを調査した事例

ベランダ軒天裏で発生した雨漏りを調査した事例

ベランダやバルコニーの防水加工を気にする方は多いかと思います。その中で、ベランダやバルコニーの裏側の軒天井を確認したことはありますか? 先日、S様邸より軒天井から雨漏りがするとの事でご連絡を頂きました。早速調査に伺ってみ …

雨漏り対策を目的に行った定期点検と改善工程

雨漏り対策を目的に行った定期点検と改善工程

雨漏りというと。台風や大雨の時、室内の天井からポタポタと水滴が、または壁をつたってジワーッと、湿り気が徐々に部屋の内部に落ちてくる。 室内なのに、ではいったいこの雨水はどこから来ているのでしょうか? まず水の侵入口として …

梅雨前に進めた複雑屋根の雨漏り修繕と施工計画

梅雨前に進めた複雑屋根の雨漏り修繕と施工計画

梅雨時期は雨漏り修理が増えますが、K様は梅雨に入る前に屋根のメンテナンスを希望されました。こちらは旗竿地のため屋根もL字型をしており、このつなぎ目は雨漏りしやすい場所になります。 屋根の形は色々あります。三角屋根の「切妻 …

雨漏りと結露の違いを見極める診断ポイント

雨漏りと結露の違いを見極める診断ポイント

昨日のブログの続きになります。A様のお宅の散水検査の追跡調査として、サッシまわりの木枠を解体すると、水受け周辺の木枠にカビが著しく付着していました。これは水抜き穴をふさいでいたため、水受けからあふれた結露水が水受けと木枠 …

雨漏り第一位とされる谷樋の特徴と点検の重要性

雨漏り第一位とされる谷樋の特徴と点検の重要性

定期的メンテンナンスの場合、谷樋から雨漏りしていることが良くあります。瓦屋根は瓦同士はきちっとくっつきませんので、谷樋とか谷板金と呼ばれるもので施工してありますその板金のつなぎ目などが経年劣化により穴が開いてしまったり、 …

下から見えない棟瓦の歪みが招く雨漏りリスク

下から見えない棟瓦の歪みが招く雨漏りリスク

お住まいの点検の際、ご自身でまず建物全体を見える範囲でチェックする方も多いかと思いますが、下から確認が出来ないのが屋根の上です。瓦屋根の場合その中で屋根の一番高い所にある棟瓦は全く見えませんよね・・・ その為、調査を依頼 …

壁紙の染みが示す外壁浸水の原因と改善方法

壁紙の染みが示す外壁浸水の原因と改善方法

O様邸で雨漏り発生です。調べてみるとリビングに面した壁が湿っているのがわかります。調査の結果サイディング外壁のシーリングの劣化部分から雨水が侵入した痕跡が見られます。 窯業系サイディングは施工やメンテナンスがしやすく工期 …

雨漏りに似た現象を追跡調査して原因を特定

雨漏りに似た現象を追跡調査して原因を特定

A様から、雨漏りではないかと相談がありました。床のフローリングが変色しているということです。現地で行ってみたところ、変色したフローリングのある部屋が開放廊下側にあり、直貼りの床であり、漏水していると思しき箇所は外壁のサッ …

依頼を受けて実施した屋根調査と診断工程

依頼を受けて実施した屋根調査と診断工程

Y様からお電話をいただきました。 ご近所で話していたところ、同時期に新築したご近所さんと屋根の話しになり、屋根メンテナンスの件をお話ししたそうです。うちは何もしていなかったので急に心配になり、紹介していただき電話したので …

けらば部での雨漏り再調査と修理工程の分析

けらば部での雨漏り再調査と修理工程の分析

昨日の続きになります。さらに詳しく調べるため、中庭の入り隅を解体しました。中庭に面したけらば部の捨て水切りと、そこから軒先へ排水するための通し部ぼ捨て水切りがここで連結されていました。この箇所で雨漏りの原因をつきとめまし …

外壁破損を放置し爆裂に発展した劣化現象

外壁破損を放置し爆裂に発展した劣化現象

外壁の破損を放置していることはありませんか?初期の状態ならばまだ塗装や部分修理で済みますが、コンクリートがむき出しになり爆発したような状態になっていると少し厄介になります。この状況を「爆裂」と言います。◆爆裂とは?鉄筋コ …

外壁ひび割れから浸入する雨水と補修の必要性

外壁ひび割れから浸入する雨水と補修の必要性

H様邸で雨漏りが発生しました。H様邸の雨漏りは1階洗面台の壁に染みとなって現れました。調査の結果、外壁のひび割れと屋根の取合い部分の板金処理の納まりが不十分と判明しました。外壁の防水処理と板金処理を施し、この機会にI様の …

けらば付近で発生する雨漏りと修理手順の詳細

けらば付近で発生する雨漏りと修理手順の詳細

U様から雨漏りの連絡がありました。U様は、築13年の3階建て鉄骨造の店舗併用住宅にお住まいです。2階に玄関やリビングや中庭がありそのリビングの天井付近の収納スペースが降雨時に雨漏りするとのことでした。リビングは傾斜天井に …

苔の繁殖が防水機能を失わせる危険性と対策

苔の繁殖が防水機能を失わせる危険性と対策

お住まいのひび割れは定期的にメンテンナンスをしなくてはいけないことをご存じかと思いますが、ベランダや外壁の苔を放置していませんか?この苔ですが放置しておくと雨漏りや家の耐久性に影響することが有ります。 雨漏り=屋根からと …

雨水の集中が建物に与える破壊力と防止策の重要性

雨水の集中が建物に与える破壊力と防止策の重要性

雨漏りで困っているU様邸で屋根調査です。いまだに屋根修理業者が不足するなか、信用できない業者からの電話がくるなど、昨年相次いでやってきた台風の影響がまだ残っています。1階の天井に雨漏り跡が見られ、屋根に上ってみると谷樋に …

屋根外壁を同時施工した塗装リフォームの効果

屋根外壁を同時施工した塗装リフォームの効果

W様から、2階建て住宅の屋根塗装のご相談のお電話をいただきました。早速伺い、まずは無料調査をさせていただきました結果、屋根の塗り替えと一緒に外壁塗装、雨樋塗装なども同時に修繕した方がよいと判断し、ご説明させていただきまし …

修理を後回しにすると進行する雨漏り被害の実態

修理を後回しにすると進行する雨漏り被害の実態

屋根メンテナンスをしておけば良かった…と後悔してる間にも雨漏りが進行しているケースが増えています。突風の後から雨漏りが始まった気がすると新宿区K様よりご連絡です。天井に水が染み出しているのがひと目で分かります。屋根に上が …