屋根塗装相談で確認すべき施工内容と選定の視点

1年を通した天候の中で、突風、梅雨、台風、熱波、そして雪などの自然災害を考えると 短いながらもこの今の季節が1番安定している、過ごしやすい時期と言えます。 よって、屋根の点検や、ちょっと気になる箇所を今のうちに という依 …

洗浄機を活用した瓦屋根メンテナンスの効果と注意点

瓦屋根は経年劣化により、コケなどで部分的に周囲とは全く違った様相になってしまうことが有ります。 汚れを洗い落とす事も重要です。 しかし、通常の雨であれば問題なく流れるべき雨水が天候状態によっては全く違った方向から降り注ぎ …

賃貸物件で続発した雨漏りと居住環境への影響

昨日のブログの続きになります。 散水による雨漏り調査を実施して、雨水侵入位置を特定することに なりました。RC造の建物における散水調査では、疑わしい箇所1か所あたりに 2時間程度の散水をします。大変手間と時間がかかります …

雨漏り放置が住まい全体に及ぼす深刻なデメリット

天井からの雨染みを見て雨漏りが酷い!! と、気づきご依頼を受け調査に伺うことがあります。 部屋の雨漏りは進行しているのが目に見えてハッキリ確認出来るとなると屋根の上は確実に雨漏りしているケースがほとんどです・・・ そのほ …

賃貸マンションで起きた雨漏り事例と修繕課題

E様は、タイル外壁の築25年鉄筋コンクリート造5階建ての賃貸マンション を所有されています。 このマンションは過去に大規模修繕工事を1回実施していました。 その内容は、外壁タイルの浮き補修、サッシまわりや打継目地シーリン …

雨漏りと結露を区別するための調査視点と診断法

K様より雨漏りかもしれないと心配されていました。 K様によると結露なのかと思っていたそうですが、 壁紙にも雨染みが広がってきたので、 初めて雨漏りを疑ったそうです。 屋根を調査したところ雨漏りの原因となる 防水シートの劣 …

瓦屋根リフォームで検討すべき耐久性と施工計画

K様からご相談をいただきました。 内容は 昔ながらの瓦屋根なのですが、自然災害も多く、今後のことを考え検討した結果、 軽量タイプの瓦にしてリフォームしたいのですが 可能かどうか見ていただきたい。 とのことでした。 確かに …

春のうちに実施すべきベランダ雨漏り対策と効果

春は1年の中でも、お住まいの修理や塗装に適した時期と言われています また、人気の時期でもあります。 理由の1つとして、梅雨前に皆さん雨漏り対策をしているからです。 梅雨や台風の時期は大変込み合いますので・・・ その中でも …

壁紙に現れる雨染みが示す雨漏りサインの見分け方

T様邸で壁紙に雨染みが発生したとの事でした。 外壁にクラックができて雨水の侵入が確認でき、 壁紙は湿気を含んで内側がカビていました。 一般的に雨漏りと言えば屋根の不具合からと思ってしまいますが、 外壁からの雨漏りは防水層 …

サッシ上枠を塞いだことで悪化した雨漏り事例

H様から雨漏りが酷くなったので見て欲しい、との連絡がありました。 H様のお宅は、外壁がモルタル下地で磁器タイル張り仕上げの木造住宅です。 湿式工法で通気層はありません。 雨漏りになったいきさつは、施工業者が雨漏りを止める …

雨樋修理依頼で明らかになった排水不良と改善策

K様からお電話をいただきました。 K様のご質問は、 特に今まで気にすることもなかったのですが そろそろ暖かくなってきたので 家周りを点検してみたんです。 間違っているかもしれないのですが、 なんだか雨どいの集水器周りの外 …

点検で発覚した屋根の汚れと劣化を防ぐ維持管理法

N様邸では築20年になるキリがよい築年数に、 雨漏り調査の実施をさせていただいております。 今は雨漏りなど実際に困っている事はないが、 外壁の汚れと見えない屋根の劣化が心配との事でした。 普段は見えずに気になっていた屋根 …

隣家からの水害リスクに備えるための注意点

ここ数年各地で、大気圧の影響で突然の大雨や超大型台風により沿岸部や山間に限らず、大雨警報に注意が呼びかけられています 人が密集している都心部は、災害時はパニックになる方も少なく数年前の超大型台風は大規模な被害をあたえまし …

見えない場所に潜む雨漏りのリスクと予防策の必要性

雨漏り聞いて何を思い浮かべますか? 天井からバケツに水滴が垂れてくるのを想像する方も多いかもしれませんが、 雨漏りが全てそうなるわけではありません。 連日晴天が続いたり湿度が低いなどの条件が揃い、 雨水侵入の場所や水の量 …

漆喰が劣化する原因と瓦屋根での適切な修繕方法

先日、R様邸へ屋根のメンテナンスに行って参りました 確認してみると、R様邸は瓦屋根のお宅で漆喰が剥がれ落ちている状態でした。 実は、屋根に実際登り確認してみると多くのお宅でこのような現象は発生しているのです!! ◆漆喰が …

気が付かないだけで雨漏りしている?点検で気が付いた事例

S様からお電話をいただきました。 聞くと、弊社で定期的にメンテナンスを請けたわっているご近所の方と同時期の30数年前に新築されたらしく、 ご近所で話していたところ、うちも見てもらった方が良いのでは?と 心配になり、紹介し …

サッシ隙間の劣化が雨漏りにつながる原因と補修法

経年劣化により外壁部分が浮いて来たりサッシとの間に隙間が出来てしまうことは多くある劣化症状の1つです。 このサッシの隙間は放置し続けると、家の中の壁にシミが出来てしまったり内部うを腐食さえてしまいます。 「ちょっと位大丈 …

屋根に軒を設けることで得られる実用的な効果とは

M様より屋根の軒下が剥がれているという事で 雨漏り調査を希望されました。 屋根の軒下とは軒天といい、外壁から外に出ている屋根の裏側の事で、 風雨が外壁に直接当たるのを防いだり、 建物を紫外線から守る役割をしています。 軒 …

屋根修理後に再発した雨漏りと構造上の盲点

昨日のブログの続きになります。 さらにカバー工法には最大の欠点があります。サイディングボード張り仕上げの外壁では、 下屋根の雨押え板金の上部に隙間があります。この隙間はサイディングボードと 構造合板との間の通気層であり、 …

軒の出が住宅性能に与える影響と設計上の注意点

外壁から飛び出ている屋根の事を【軒の出】と言います。 この軒の出ですが、有るのと無いのとでは雨漏り等の被害率も多きく変わってくるのをしっていますか? 近頃は、見た目重視の方も多く、デザイナーハウス(軒ゼロ住宅・箱型住宅) …

異常気象を考慮したベランダ防水リフォームの提案

H様邸では気づいた時には天井に雨染みが広がっていたそうです。 現場を調査すると天井の一部が雨水を含んで色が変わっています。 ベランダの防水層劣化も確認でき、 中が見えない雨樋に異物が入り込んで雨水がうまく流れません。 異 …

修理直後に発生した屋根雨漏りの原因を検証

R様から雨漏りの連絡がありました。今まで雨漏りは起きていなかったのですが、 屋根の老朽化が気になり昨年ある業者にカバー工法で屋根を葺き替えて もらった後から、雨漏りをするようになったといいます。 この原因は、おそらく施工 …

生活空間に直結するベランダ劣化の危険性と対処法

3月の後半になり、いよいよ都心部でも桜の時期になりました 新年度が始まる時期でもあります。 衣替えをしているお宅も多く有るかと思います。 さて、お住まいのケアもきちんとしていますか? 先日、江東区にてベランダの防水加工の …