スタッフより
雨漏りというと、屋根の破損を思い浮かべる方が多いと思いますが、実は雨どいの修理のご依頼もよくいただきます。今回は、あまり知られていない雨どいの破損とその原因についてご案内いたします。お住まいにお心当たりのことがないか、ぜひチェックしてみてください! 
【雨樋の役割】 まず、雨樋はどんな役割を果たしているかご存知でしょうか? 雨樋は、雨水が建物の内部に入り込んで腐食させることを防ぐという大切な役割を担っています。雨どいがないと、屋根から地面に水がしっかり流れず、屋根や壁から雨水が浸透してしまうのです。 屋内で腐食が進むと、雨漏りだけでなくカビやダニが発生したり、シックハウス症候群の要因などになってしまうことがあります。特に、アレルギーがある方やお子さん、高齢の方がご家族にいる場合は、体調に大きな影響を与える場合があります。 また、屋根から雨水が直に地面に水が溜まることにより、水たまりが建物の基礎を不安定にさせる可能性があります。そうなった場合、ご自宅の老朽化が早まってしまいます。 雨どいが壊れているのにそのままにしておくと、最悪のケースでは基礎から修復するような大規模改修工事をすることになってしまうのです。金額もかなりかかる可能性が大きいです。 小さな不調の段階でメンテナンスすることで大きなダメージを防ぐのは、人間の体調も雨漏り・屋根修理も同じことです。 【雨樋が壊れる原因】 雨樋が壊れる原因は、主に下記の5つです。

- 風で飛んできたゴミ(落ち葉など)が大量に詰まった
- 雨樋がその家に対して適切な傾斜ではない
- 築年数による経年劣化
- 雨樋の継ぎ手に隙間があいてしまっている(経年劣化・職人の技術不足など)
- 風や雪など天候による破損