
スタッフより
神奈川県泉区のM様から雨漏りのご相談がありました。M様のお住まいは木造3階建てです。
じつは木造3階建ては2階建てにくらべ雨漏りしやすいという実感があります。
近年は、解体された住宅の跡地を分割した狭小な敷地に、容積率ギリギリに
建てられた新築住宅が立ち並ぶ光景をよく目にします。雨漏り事故を起こす
住宅はこのような状況下で建設されたものが多いです。なぜ狭小な敷地に建つ住宅は雨漏りリスク
が高いのかというと、理由として大きく4つ挙げられます。
まず第一は建築面積を確保するために軒の出が小さい
ことです。
第二は庭が十分にとれないために必然的にバルコニーが設置されることです。
第三は斜線制限の規制内で容積率を確保し、かつ全体の高さを抑えるため、腰折れ屋根のような変形屋根や、陸屋根など雨漏りのしやすい屋根の採用が多くなるからです。
第四はこれらの建設が可能な地域では延べ面積を増やすため、3階建ても多いです。建物の平面形状も敷地の形状に併せるため、出入りが激しいもの、壁面が複雑な形状になりがちです。これらの住宅形状は、雨漏りリスクが高いといえます。
さらに、狭小地に建てられる住宅は敷地形状に合わせて平面が複雑になりがちで、壁の耐えが激しいため、雨仕舞いの設計・施工において起こりにくい度が高くなります。 また、高さがある3階建て住宅は、風の影響を受けやすく、外力による変位も大きいため、防水部分への負荷も大きくなります。
しかし、3階建てが建てられるのは、狭小な敷地条件の場合が多く、高さ以外に、前述したような狭小敷地に建てられる住宅特有の要因が反映しているようです。
出入りの激しい平面、隅が直角でない異形平面は、複雑な納まり箇所を多数生じさせ、間接的に雨漏りリスクの増大につながります。個々の建物形状の他にも、
狭小住宅では隣接する建物との距離が非常に近いため、風が吹きやすく、軒裏の換気口や屋根の隙間などから雨水が侵入するケースも報告されています。
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