コロニアル屋根に生じるコケ対策と定期清掃の重要性

コロニアル屋根に生じるコケ対策と定期清掃の重要性

人気の高い残念ながら、コロニアル屋根はコケが発生しやすいのです。理由は、コロニアル屋根の表面には凹凸が有るため水が溜まるとカビやコケが発生して汚れやすいのです。コケが生えることで、その部分の水捌けが悪くなり、更にその周り …

歪んだ雨樋修理で防ぐ排水不良と外壁被害拡大の防止策

歪んだ雨樋修理で防ぐ排水不良と外壁被害拡大の防止策

先日、厚木市にて雨樋の修理に行って参りました。雨樋は意外と見落としされる箇所でもあり、毎年破損してからお問い合わせ頂くことが多くあります。雨樋は放置して経年劣化により破損・歪みが起こると本来の機能を果たせなくなり、お住ま …

積雪荷重による屋根損傷のリスクと冬季対策のポイント

積雪荷重による屋根損傷のリスクと冬季対策のポイント

これから暖かい季節がやってきますが、このまま春が来るのか、それとも都心部でも雪が降るのか気になっている方も多いのではないでしょうか。雪が積もった時期には大田区T様からも雨漏りの相談をただきました。雪にあまり慣れていない地 …

エアコン背面で発生する雨漏りの原因と正しい施工方法

エアコン背面で発生する雨漏りの原因と正しい施工方法

昨日の続きになります。エアコンを設置するときには、内壁や透湿防水シート、外壁などに穴をあけなくてはなりません。室内機と室外機の冷媒管やドレーン管(排水管)でつなぐ必要があるためです。当然これは雨仕舞上の欠点になります。穴 …

夏型結露対策に効果的な換気設計と断熱補強の実例

夏型結露対策に効果的な換気設計と断熱補強の実例

昨日の続きになります。修繕工事として以下を提案しました。1.カビ被害が発生した建材は交換するかカビ除去処理を行う。2.換気計画については、1時間3回程度にして外気の換気量を減らす。3.外皮については改修を実施して隙間を少 …

トタン屋根塗装の剥離原因と再塗装で防ぐ劣化進行法

トタン屋根塗装の剥離原因と再塗装で防ぐ劣化進行法

トタン屋根の再塗装を致しましたトタン屋根造りのお宅で多いのは全体的にチョーキングや錆が発生していることです。今回は調布市にて再塗装をし次回葺き替えを検討したいとのご要望でした。トタンは薄くて軽く、施工性も良い建材です。し …

防音塗装で実現する外壁の防水性と快適性向上の実例

防音塗装で実現する外壁の防水性と快適性向上の実例

K様邸では日頃から騒音に悩んでいたところネットで外壁塗装の際に防音効果が期待できると知ったそうです。ちょうどタイミングよく雨漏り防止に外壁塗装を考えていた時期という事でご相談いただきました。車や電車、飛行機などの騒音、ま …

梅雨前に行う屋根メンテナンスで防ぐ浸水と劣化リスク

梅雨前に行う屋根メンテナンスで防ぐ浸水と劣化リスク

梅雨に入る前に屋根のメンテナンスをして欲しいとご連絡を受け早速行って参りました久々のメンテナンスとの事でしたので、しっかり調査致しましたところ、棟の釘浮きが目立ちました。棟とは、最上部にある部分のことを示します。間に隙間 …

苔の発生が示す屋根劣化の進行と清掃塗装のタイミング

苔の発生が示す屋根劣化の進行と清掃塗装のタイミング

苔が生えるとその部分の水捌けが悪くなっている証拠です。その周りにも水分が供給されるので、より苔が生えやすくなってしまい、どんどん拡がりやすい環境になってしまうのです更に苔が生えた部分には風で飛んできた砂などが溜まりやすく …

ヨガスタジオで発生した夏型結露の原因と湿度管理法

ヨガスタジオで発生した夏型結露の原因と湿度管理法

そのヨガスタジオは2021年に開業したのですが、当初から多少カビ被害はありました。しかし、年々酷くなり壁や天井の黒ずみやカビ臭が2023年ごろには誰もが気づくレベルになっていたとのことでした。そこで管理会社は施工会社に対 …

築10年点検で判明した雨樋劣化と早期補修の重要性

築10年点検で判明した雨樋劣化と早期補修の重要性

雨漏りは屋根材や防水シートが経年により傷む事が原因になりますが、他にも雨樋がズレたり金具が緩み雨漏りにつながるケースもあります。この場合は比較的簡単な修繕で済む事も多く、樋の位置を正しく収めて、金具を締める事で不具合がな …

雨漏りが住宅寿命に与える影響と長期維持の対策法

雨漏りが住宅寿命に与える影響と長期維持の対策法

O様から雨漏りの相談がありました。LDKの天井から水滴が垂れるということでした。雨水の浸入は、「雨漏り」と「浸水」に大きく2分されます。雨漏りとは、主に野地板の上に屋根材と防水材を施工した際、雨仕舞の施工の瑕疵によって、 …

庇劣化が引き起こす外壁損傷と放置による構造被害の危険性

庇劣化が引き起こす外壁損傷と放置による構造被害の危険性

先日、調布市にて庇自体の経年劣化が進行しており、雨漏りしていることが分かりましたこのままでは、雨漏り進行は避けられませんので、早速修理させて頂きました。多くの庇からの雨漏りの原因は、庇と外壁との取り合い部から漏れることな …

強風や豪雨に備えるための住宅防水対策と点検の重要性

強風や豪雨に備えるための住宅防水対策と点検の重要性

突然の雨風に見舞われる日も珍しく無くなってきている昨今。人々ももちろん大変ですが実は建物も、見えない箇所では大きな被害になっている場合もあります。予想もしていないのにある日突然、天井から雨漏りがなんてこともあり得ることな …

太陽光パネル設置屋根に多い雨漏り原因と施工上の注意点

太陽光パネル設置屋根に多い雨漏り原因と施工上の注意点

T様から雨漏りがあるとの連絡を受けました。T様のお住まいは太陽光設置屋根です。調べてみますと、野地板を垂木にとめる釘頭や太陽光パネルの緊結する釘がさびておりました。野地板に結露と思われる跡があることも確認できました。しか …

屋根材防水シート野地板交換を含む葺き替え費用の実態

屋根材防水シート野地板交換を含む葺き替え費用の実態

防水シートが有るから屋根から雨漏りしないと思っておられる方も多くいらっしゃいます。しかし、経年劣化や突発的なことが原因で防水シートが機能していない場合があります。そのために、定期的なメンテナンスは必要不可欠なことなのです …

突風被害後に起こる屋根の雨漏り診断と補修の流れ

突風被害後に起こる屋根の雨漏り診断と補修の流れ

先日の突風では、通勤をはじめ、日常生活に困難だった実例を様々なニュースで報道していましたね。そして、住環境で現実には、屋根に被害を受けた方も多かったのではないでしょうか。。。または、これをきっかけにビックリ!! 発見!! …

築浅住宅でも起こる雨漏り原因と保証期間内修繕の対応法

築浅住宅でも起こる雨漏り原因と保証期間内修繕の対応法

Y様から雨漏りの相談がありました。Y様のお住まいは築6年の木造住宅です。雨漏りは築年数が経っている物件がメインの現象ではありません。築浅物件の雨漏りも多く、理由は、最近の物件はデザインが凝っていたり、職人不足で施行が甘か …

軒天からの雨漏りに気づくための点検と補修の重要性

軒天からの雨漏りに気づくための点検と補修の重要性

現在の不安定な天候や近年の異常気象もあり、屋根リフォームのご相談が多く寄せられています。大田区S様より雨漏り調査のご依頼で伺うと、サッシの上からの雨漏り跡が見られます。軒天から雨水侵入でサッシから雨漏りが発生したのです。 …

漆喰劣化で発生した雨漏りを防ぐ葺き替えと再施工法

漆喰劣化で発生した雨漏りを防ぐ葺き替えと再施工法

雨水が侵入してしまい漆喰が劣化してしまった屋根の葺き替え作業に行って参りました瓦屋根は、古くから日本に適した屋根材と言われておりますので人気です。四季がある日本に対し、瓦屋根を固定している漆喰は屋根裏の湿気防止の役割を果 …

築古住宅のサッシ周辺防水劣化と再施工による改善事例

築古住宅のサッシ周辺防水劣化と再施工による改善事例

次に築40年の木造住宅にお住まいの八王子市のU様のケースをご紹介します。こちらも次の毛細血管現象による雨漏り事例になります。U様のご自宅の屋根は瓦屋根で棟部の冠瓦を銅線で巻いて固定し、葺き土の粘着力で、相互の瓦を一体化し …

斜壁構造に多い雨漏りリスクと防水処理の施工要点

斜壁構造に多い雨漏りリスクと防水処理の施工要点

店舗と居住を兼ねた日野市O様邸ですが、3階の外壁は斜めになった斜壁になっています。3階建て以上になると境界線の距離によって斜線制限があるので、このような斜壁の建物を見かけます。こちらでは3階サッシと壁からの雨漏りでお困り …

毛細管現象による雨漏りを防ぐ外装シーリング設計の基礎

毛細管現象による雨漏りを防ぐ外装シーリング設計の基礎

昨日のブログのつづきになります。隙間をつくらないことが毛細管張力による雨漏りを防ぐ方法の1つになります。なぜなら隙間がなければ張力は発生しないからです。透湿防水シートを防水テープに貼る際にローラーで圧着するのも、隙間をつ …

サッシ周りからの雨漏り原因と透湿防水シート補修法

サッシ周りからの雨漏り原因と透湿防水シート補修法

I様から、サッシ周りから雨漏りがあるとの相談をうけました。調べてみますと、透湿防水シートの端部から雨水が浸入した形跡がありました。これは、しばしば雨漏りトラブルで見かける現象です。いわゆる毛細管現象の一つです。サッシとの …

築年数別に見る笠木補修の必要時期と施工上の注意点

築年数別に見る笠木補修の必要時期と施工上の注意点

昨日のブログの続きになります。笠木回りの補修工事は、主に築20年から30数年の古い戸建てが多いのですが、新築や築浅物件のケースも少なくありません。なぜなら、笠木回りの納まりは、昔も今もさほど変わっていないからです。今も、 …