割れたセメント瓦の補修で防ぐ浸水と耐久性低下①

割れたセメント瓦の補修で防ぐ浸水と耐久性低下①

K様から雨漏りの連絡がありました。雨漏り箇所は2階の居室だそうです。K様のお住まいは、外壁をALC板(※1)で覆われた築22年の鉄骨造2階建です。原因を調べるため、外壁を調査してみましたが、塗装やシーリング材に問題はあり …

強風被害後に行う屋根外壁の総合点検と補修の重要性

強風被害後に行う屋根外壁の総合点検と補修の重要性

今年の春は本当に!強風・突風に見舞われる天気が多いですね。昨年からそう思っていた、というお話しも多いのですがそんな大きな風の後は、屋根に被害を受けた方が多い!のが気がかりでもあるのです。そしてそれをきっかけにビックリ!! …

ベランダ上屋根の劣化を伴う住宅の修繕事例と施工法

ベランダ上屋根の劣化を伴う住宅の修繕事例と施工法

M様はベランダ下の屋根の劣化が気になるとの事です。M様邸は数年前に屋根の塗装をしたそうですが、ベランダの下は手つかずのままだったようです。調査の結果、劣化や腐食もあり屋根の葺き替えを決められました。 1.ベランダが乗って …

屋根裏カビが引き起こすアレルギー被害と防湿対策

屋根裏カビが引き起こすアレルギー被害と防湿対策

お客様より、家に入ると咳が最近止まらないが原因が分からないとの事でお困りになっていた為調査に行って参りました。もともと、ハウスダストのアレルギーをお持ちになっていたお客様でしたが、家の中を調査しても特に原因になる箇所は見 …

アパート雨漏りの再発を防ぐための防水強化施工③

アパート雨漏りの再発を防ぐための防水強化施工③

昨日の続きになります。パラペットの形状と円弧状の押さえ金物は全く同じに施工することは困難なためどうしてもそこに隙間が発生します。その隙間をシーリングで埋めていました。そのため自ずと、この場所のシーリングが劣化すると雨漏り …

突風で飛ばされた瓦が原因の雨漏りと応急処置法

突風で飛ばされた瓦が原因の雨漏りと応急処置法

屋根の吹き替えを検討しているというH様よりお問い合わせをいただきました。聞くと、2Fの押入れ脇部分の天井から雨漏りが発生したので、はしごに登ってその部分の屋根を見てみたら、なんと瓦が飛ばされていたらしいのです。むき出しの …

隣家との距離が狭い住宅で起こる雨漏り修繕の工夫

隣家との距離が狭い住宅で起こる雨漏り修繕の工夫

雨漏りがあり屋根の修繕と一緒に外壁塗装もお願いしたいとの事で調査に伺いました。K様邸が雨漏りがするのは1階洗面所の天井部分です。洗面所の上の出窓屋根を見てみると下地板に雨漏りの跡がありました。野地板を新たに貼り直し防水シ …

築20年アパートで発生した雨漏りの原因と修繕手順

築20年アパートで発生した雨漏りの原因と修繕手順

I様から雨漏りの相談を受けました。I様は築20年の賃貸アパートのオーナーで、そのアパートは外壁にALCパネル、ファサードはタイル張りの鉄骨造で、屋根はシート防水の陸屋根です。雨漏りはあることを他社に相談したところ、外壁塗 …

外壁劣化を放置した結果起こる雨漏りと修繕対策

外壁劣化を放置した結果起こる雨漏りと修繕対策

外壁の雨漏りがどんな状態の場合に雨漏りが起こる原因は、主にヒビ割れがある場合になります。危険度が軽度のヘアークラックや乾燥クラックであったとしても、雨漏りの原因になる目安であるヒビの大きさがあります。幅が1mm以上ある場 …

小さな雨染みが示す雨漏り前兆と早期対処の重要性

小さな雨染みが示す雨漏り前兆と早期対処の重要性

以前弊屋根の修繕工事をさせていただいたT様のご紹介で目黒区H様より、お問い合わせをいただきました。お聞きすると1度雨が降ると、その後ベランダ床面の乾きが遅い様な感じがしているのです。それもここ半年ずっとです。とのこと。特 …

カーポートからの雨漏り原因と適切なメンテナンス法

カーポートからの雨漏り原因と適切なメンテナンス法

カーポートも日頃のお手入れが必要です。ホースの水で汚れを落とし、落ち葉やゴミを取り除いて点検しておく事が雨漏り防止になります。先日大田区で雨漏り修理を行ったお客様のご近所のK様に、工事を見て声をかけていただきました。カー …

軒天修理を含む住宅全体のメンテナンスで防ぐ劣化

軒天修理を含む住宅全体のメンテナンスで防ぐ劣化

今回はお住まい全体のメンテナンスを含め軒天の屋根修理をして参りました。確かに雨漏りはしていませんが、経年劣化を放置すると雨漏りにいずれは繋がる可能性が強くなるから放置は危険なのですメンテナンスやリフォームの際、屋根や外壁 …

サッシ枠施工ミスによる雨漏り再発防止と再施工法②

サッシ枠施工ミスによる雨漏り再発防止と再施工法②

昨日のブログの続きになります。サッシ枠が防水施工を施す前に取り付けられている場合、なぜ雨漏りが発生しやすいのかを先日のブログで説明しました。とはいえ、そのようなケースが少なくないのが現状ですので、そういう場合どう対処して …

メンテナンス不足で見逃された雨漏りの再発防止策

メンテナンス不足で見逃された雨漏りの再発防止策

実は1年前から雨漏りらしきものが起きていて、大したことがなかったので、、、見ぬふりを続けていたのです。。。そんなことで今に至ったのですが、というお問い合わせは、S様からでした。 聞けば1階の脱衣所の窓周りから水が漏れ出し …

棟板金の浮きによる雨漏りの危険性と補強工事の必要性

棟板金の浮きによる雨漏りの危険性と補強工事の必要性

O様から天井の雨染みが気になると調査依頼を受けました。屋根に上ってみると棟板金の浮きと釘浮きがあります。棟板金の下の笠木が腐食して釘が浮いてきたのが原因で雨水が入り室内の天井に染みを作っていたのです。棟板金が強風で飛んで …

屋根塗装で住まいの印象と防水性を高めるポイント

屋根塗装で住まいの印象と防水性を高めるポイント

先日、厚木市のお客様より、お住まいの印象を変えたいとご相談を頂きましたもともとは赤でしたが、ご相談の結果、今回はシックなグレーのお色に塗装し直しました屋根の塗装がなぜ必要なのか?1番の役割をご存知でしょうか?「屋根をキレ …

サッシ枠からの雨漏り原因とコーキング補修による改善①

サッシ枠からの雨漏り原因とコーキング補修による改善①

O様から雨漏りの相談がありました。冬は晴天が続いていたので気にならなかったものの、春になって雨天の際に、サッシ枠下部より雨水の浸入が生じ気になったとのことでした。O様のお住まいは、木造住宅で、ベランダには、FRP防水を施 …

天井のシミが示すベランダ下防水劣化と修繕の必要性

天井のシミが示すベランダ下防水劣化と修繕の必要性

O様から、ベランダすぐ下の部屋の天井にシミがあるのですが、とご相談をいただきました。そして、その部屋だけ、なぜか結露がひどいみたい。。。との事。結露は、雨水が徐々に染み込むなど劣化が起きているという重大な場合の他にも部屋 …

換気フードカバーが原因となる雨漏りと再発防止施工法

換気フードカバーが原因となる雨漏りと再発防止施工法

S様邸では雨漏りで困っているとの事でした。雨漏りの場所は1階サッシ付近で、台風などの激しい風雨の時に雨漏りするそうです。調査すると2階の換気フードから雨水が侵入し、壁内部の配管を伝って1階のサッシに雨漏りが確認できました …

梅雨や台風前に行う屋根外壁メンテナンスの重要性

梅雨や台風前に行う屋根外壁メンテナンスの重要性

お住まいの形状によっては「谷樋」と呼ばれる部位が有ります。「谷樋」とはは、雨水の通り道ともいわれております。屋根と屋根がぶつかる部分にある溝が谷樋です。素材は、ステンレス、トタン、銅板、ガルバリウム鋼板など使用されており …

屋上防水層劣化が引き起こす雨漏りと再防水施工の要点

屋上防水層劣化が引き起こす雨漏りと再防水施工の要点

G様から天井からの雨漏りの相談を受けました。G様は、築17年の鉄筋コンクリート造のマンションの最上階に住んでおられます。屋上へのぼってみると、銅板葺き屋根の雨水がアスファルト防水面に流れ込む設計になっていました。それでア …

急な豪雨で発生した雨漏りと早期対応による被害軽減策

急な豪雨で発生した雨漏りと早期対応による被害軽減策

先々週の関東地方での急な雨は、夜間だったこともあり、雨と風による音で眠りが浅かった方も多いのではないでしょうか。W様から、今秋になってお電話をいただきました。夜、雨が叩きつけるコンコンとする音がびっくりするほど大きく、よ …

外壁目地の劣化が引き起こす雨水侵入とシーリング補修法

外壁目地の劣化が引き起こす雨水侵入とシーリング補修法

T様から洗面所の壁が湿っているとの事で雨漏り調査のご依頼を受けました。調査してみるとサイディング外壁のシーリングの劣化部分から雨水が侵入した痕跡が見られます。 窯業系サイディングは施工やメンテナンスがしやすく工期を短縮で …

外壁クラックを放置する危険性と適切な補修タイミング

外壁クラックを放置する危険性と適切な補修タイミング

今回は、放置しがちな外壁クラックの放置の危険性について少しご説明させていただきます。屋根よりも所々に発生していた外壁のクラックを放置し続けるお宅は少なくなりません。皆様のお宅でも、髪の毛位細かいひび割れをお見掛けしたがあ …

アパート外壁からの雨漏りに対する調査と補修の流れ

アパート外壁からの雨漏りに対する調査と補修の流れ

あるアパートのオーナー様から外壁から漏水している、という連絡を受けました。そこで、屋上の点検をしました。今のところ、居室への雨漏りは確認できないけれども、パラペット周りにふくらみが見られました。このアパートは築9年でした …