突然の雨漏り発見時に行う応急対応と専門業者への相談法

雨が何度かあった後、とうとう雨漏りを発見したのです。 そのあとに、雨漏り工事をしてもらったにもかかわらず 実は直ってなかったんです。 というご相談をいただきました。 工事をしたのになぜ雨漏りが直らないのか。。。その原因は …

屋根修理を装う悪質業者被害と信頼できる業者選定の方法

2024年も今日で終わりですが、今年は夏の猛暑に悩まされた印象です。 豪雨などの異常気象にも引き続き注意が必要です。 大田区U様より屋根調査のご連絡をいただいた時は、見えない屋根の調査依頼をする事はとても不安だったそうで …

トタン屋根の葺き替えによる断熱防音防水性能の向上

O様より、雨漏りがするので調べて欲しいとの連絡がありました。 O様のお宅の屋根はトタン屋根です。 日本では降雨量の少ない冬の時期でも雨漏りすることは珍しくありません。 むしろ結露に悩まされる季節になるので、雨漏り案件は増 …

シーリング劣化による窓枠雨漏りを防ぐ補修と再施工手順

お客様より「窓枠から雨漏りしているかも!!」とご連絡を受け行って参りました。 早速確認してみると、シーリングがボロボロになり長年放置したこともあり外壁の中まで雨水が進行して窓枠はずれており、野地板も手で触っただけでさらに …

季節ごとの気候変化に対応する屋根点検の年間スケジュール

この秋は暑い日が多く、暖冬ではと思われていたのもつかの間。 一気に気温の低い日が続いて 寒い冬となっています。 その分、家電量販店では加湿器や温風ヒーターなどの売れ行きが 好調で、多くの省エネやエコ製品が見られます。 毎 …

屋根塗装点検で見つけた釘浮きと補修の実例紹介

先日、江東区にてそろそろ屋根の色褪せや劣化が気になるとの事で調査して参りました。調査の結果、色褪せと経年劣化で屋根全体が傷んでおりました。 また、その他目立ったのは棟板金の釘が浮いている箇所が数か所あったことです。 お客 …

スレート屋根の劣化診断と再塗装で防ぐ防水性能の低下

K様から、屋根が劣化して雨漏りするので調べて欲しい、 との依頼がありました。K様のお宅の屋根はスレート屋根で早速調べてみますと まず、「棟包み板」が緩んでいることが分かりました。 ここが雨漏りの要因の一つでしょう。それか …

家族で話し合いたい屋根リフォーム時期と費用見直しの基準

家族が集まる年末に屋根リフォームについて話し合いたいとの事で質問いただきました。 屋根リフォームの方法は主に3種類あります。 □塗り替え 屋根材によって必要になります。粘土瓦は色落ちしないので塗り替えの必要はありません。 …

小屋裏換気が住宅寿命に与える影響と設計改善のポイント

住屋根部分で屋根から出ている「軒」の屋根部分の下面が軒天と呼びます。 軒がある住宅と、ない住宅では耐久性に大きな差が出るとも言われているのです。また、住宅を長く保つには小屋裏の換気が大きく関係しているのです ◆軒 ・軒が …

原因特定が難航した雨漏りから学ぶ再発防止と施工改善法

E様は4階建ての重量鉄骨造のマンションの1階にお住まいです。 E様はダイニングキッチンに雨漏りがあるとのことで連絡をくださいました。 その上階の2階、3階では雨漏りが無いということを伺っています。 調査の結果、雨漏りは屋 …

異素材の取り合いで発生する雨漏り原因と構造的補修方法

調査に伺うとこんな場所から雨漏りがあるのかと驚かれる事が多々ありますが、中野区K様が驚いた場所はバルコニーの手すりの上部にあたる笠木でした。 笠木は袖壁に板金のフタをしているようなもので異素材同士をくっつけているため、防 …

積雪期に備える雨樋掃除と排水経路確保のメンテナンス法

積雪の時期雨樋は、古いゴミが結構溜まっている状態のままですと雨樋は雨水をスムーズに排水するために欠かせずオーバーフローする可能性があります。 雨水は軒先の雨樋で受け止められ、集水器まで流れていきます。 そして、最後に竪樋 …

瓦の踏み割れから発生した雨漏り修理の実態と施工対策

昨日のブログの続きになります。 中央部に生じた踏み割れについてですが、その踏み割れはヘアクラックで、 目視で確認しづらく、裏面に油性液を塗布して何とか確認できる程度 でした。屋根工事の最中にこうした踏み割れが生じた発見は …

屋根材変更で実現する断熱性耐久性向上の葺き替え相談

K様から葺き替えのお問い合わせをいただきました。 屋根修理をするにあたり、葺き替えで屋根材の素材を変えようと思っているのですが。 とのことでした。 そこで、今後の年数や特徴も含めて ご参考にしていただける内容をご紹介した …

大掃除で発見された隠れ雨漏りの初期症状と点検の重要性

雨漏りと聞いて天井から雨水が垂れてくると思う方も多いのですが、雨漏りが全てそうなるわけではありません。 目の届かない場所で雨漏りしていても毎日晴れた日が続いたり湿度が低いなどの条件が揃い、雨水侵入の場所や水の量によっては …

屋根防水層劣化の進行サインと早期補修の実践的手順

先日、厚木市にて屋根の調査に行って参りました。お客様邸は築25年以上のトタン屋根のお宅です。 雨漏りはしておりませんでしたがなんと屋根の上は穴が複数あいてしまっている状態で雨漏が進行しておりました 残念ながら進行は進んで …

再工事に至った雨漏り修理の原因分析と再発防止策

今回は、「残念ながら、再工事」となってしまった という事例をご紹介いたします。 それは、多くの業者のある中、お客様には正しい選択をしていただきたいと同時に、正しい修理方法も知っていただきたいと思うからです。 雨漏り工事を …

屋上防水を更新して安心して屋上活用を行うための施工法

庭を設けられない立地条件でも、限られた居住スペースで屋上を利用し、ガーデニングや家庭菜園また子どものプールやバーベキュー、ガーデンキャンプなど屋上を楽しむ一般住宅も人気があります。 マンションや商業施設のビルの屋上を緑化 …

瓦棒屋根の早期部分補修で費用を抑える修繕戦略

先日、江東区にてメンテンナンス及び屋根の修理に行って参りました お客様邸の屋根は、「瓦棒屋根」の作りになります。 約30年以上前ですと、素材がトタン板でガルバリウム鋼板に比べると、錆やすい素材と言われています。 早速瓦棒 …

踏み割れが原因で発生した雨漏りの補修と再発防止策

A様から、2階の天井が湿気てのクロスが剥がれているので 雨漏りが原因かどうか調べて欲しい。」との連絡がありました。 A様の住宅は大手住宅メーカーの建てた築25年の寄棟屋根です。 現場を調査したところ、確かにクロスの一部が …

屋根に生えた苔の原因と美観防水を両立する清掃方法

最近の予報では、気温や雨の場合の雨量 時間ごとの予想状況まで調べられる状況です。 そんな中、現在は症状はないが 屋根のメンテナンスに関して今のうちから確認しておきたい、といったお問い合わせが増えている状況です。 今期の被 …

年末の点検で発見する雨漏り予兆と早期修理の重要性

2024年も残りわずかですが、猛暑日が続いた年になりました。 猛暑の数日後には肌寒くなり、人間も建物も寒暖差がこたえた印象です。 寒暖差は雨漏りも誘発するものですが、セルフチェックで雨漏りを予防できます。 一部の例ですが …

破風板の役割と構造的保護機能を理解する基礎知識

破風板とは、部材の先端部分を隠すための板(破風板)、部位のことを言います。 ◆破風板の主な役割 ・防風、防水 ・防火 ・雨樋の下地 破風板は塗装をすることによって長持ちすることが出来ます。破風板の塗装の剥がれや傷みをその …

基本施工不足が招く雨漏りの仕組みと修繕による改善方法

昨日のブログの続きになります。 通気層の効果は大きく分けて2つあり、ひとつは外壁側から浸入した 雨水を止水面で受け止め、排出する効果。もう一つは、室内側から 生じた水蒸気を外へ排出し、壁内結露を防ぐ効果です。 外部からの …

屋根材ごとの特性を理解して最適な修繕方法を選ぶ基準

M様邸では屋根の葺き替えをご検討中です。 屋根材はよく見かけるスレートが候補になっているようです。 近頃は外壁にスレートを使用する住宅も増えて、屋根以外にも様々な用途で使われています。 屋根材を選ぶ時は長所はもちろん、短 …