気づかぬうちに進行する防水層劣化の兆候と診断手法

気づかぬうちに進行する防水層劣化の兆候と診断手法

最近の気候は寒暖差による防水層の収縮が原因でクラックが入ったり、屋根材がダメージをおこす事もあるので注意が必要です。雨降りが少ないから雨漏りしないだろう…というのは誤解で、見えない所で雨漏り被害は進行していると思った方が …

梅雨台風期前に行う住まいの防災耐風対策計画

梅雨台風期前に行う住まいの防災耐風対策計画

いよいよ、線状降水帯が発生し、梅雨に入り間近となって参りました梅雨に屋根の調査をしたいけど、なかなか時間もないし早く済ませたい!と言う方にお勧めなのが屋根調査でも主流になったドローン調査になります。梅雨に入ると晴れ間も少 …

床下結露と通気不良が招く雨漏り被害の実例

床下結露と通気不良が招く雨漏り被害の実例

昨日の続きになります。結露は壁内だけに発生するわけではありません。通気を確保できている床下でも起こることが多いです。1階の床面積が広い住宅の中央部付近では、特に空気が滞留しやすいのです。真夏に水分が床下に入ると、こうした …

サッシからの雨漏りをDIYで修理する際の注意事項

サッシからの雨漏りをDIYで修理する際の注意事項

サッシからの雨漏りは、多くの家庭で遭遇する問題ですが、専門家に頼る前に自分で応急処置ができるかどうかは気になるところでしょう。ぜひ最後までご覧ください。 □サッシからの雨漏り!自分でできる応急処置とは?   サ …

高湿度環境下で進行する壁内結露と防止対策

高湿度環境下で進行する壁内結露と防止対策

昨日の続きになります。U様のお宅でカビが繁殖したのは、夏季の温度や相対湿度の上昇が原因と思われます。例えば、気象庁によれば、東京の場合、相対湿度は、ここ10年ほど上昇傾向にあります。湿度が上昇すると、エアコンを入れる頻度 …

初期雨漏りを放置しないための早期発見と対応ガイド

初期雨漏りを放置しないための早期発見と対応ガイド

一度雨漏りしても次回の雨降りには雨漏りしないかもしれないと思う方が多く、雨漏りに気づいても修理を依頼するまでに時間がかかる傾向があります。雨漏りを認めたくないという気持ちはよく分かります。また雨漏りしている確信がないのに …

屋根修理費用の適正相場と信頼できる業者選びの基準

屋根修理費用の適正相場と信頼できる業者選びの基準

屋根修理を検討している方にとって、費用や業者選びは重要なポイントです。まず、屋根の修理の費用は屋根の状態や修理の範囲によって異なります。家の大きさによりますが10万円~20万円程度と考えておくと良いでしょう。業者選びでは …

ドローンを用いた梅雨前屋根点検と劣化診断の実例

ドローンを用いた梅雨前屋根点検と劣化診断の実例

お客様より「雨樋の歪みや劣化が気になる」とご依頼を受け早速調査して参りました確認してみると雨樋は明らかに大きく歪んでしまい、雨を上手く受けられ無い状態でした雨樋の金具部分にもサビが発生しており、この状態では台風のような強 …

スレート屋根の耐用年数を延ばすメンテナンス要点

スレート屋根の耐用年数を延ばすメンテナンス要点

K様からスレート屋根のメンテナンス方法について、お問い合わせがありました。まず、スレート屋根のメンテナンスは塗装によるものが必要となります。長くきれいに安心していただくためには、塗装やその時期、そして注意点などもお知らせ …

室内カビ発生から見抜く隠れ雨漏りの構造診断

室内カビ発生から見抜く隠れ雨漏りの構造診断

U様から大量の黒カビが発生しているので、雨漏りしているような感じがするので調べて欲しい、との連絡がありました。U様のお宅は、築12年の木造住宅です。黒カビは2階の壁が特に酷かったです。そこで、原因は小屋裏にあるだろうと推 …

主要雨仕舞部位の点検リストと修繕優先順位の策定

主要雨仕舞部位の点検リストと修繕優先順位の策定

「雨漏り修理」と聞いて一般的に思い浮かべるのは屋根ですが、屋根の中でも雨漏り修理の多い場所があります。I様邸でもスレート屋根からの雨漏り調査を行ったのですが、屋根の一番上に位置する「棟板金」の不具合が確認できました。固定 …

外壁塗装が建物保護に不可欠な理由と最適施工時期

外壁塗装が建物保護に不可欠な理由と最適施工時期

意外と後回しにされがちな外壁塗装ですが、目に見えない被害が無くても必要なのをご存知でしょうか?専門業者の間では、目に見える被害や塗装のサインなどが現れなかったとしても約10年程で外壁塗装を行うようお伝えさせて頂いておりま …

トップライト雨漏りを防ぐシーリングと納まり設計

トップライト雨漏りを防ぐシーリングと納まり設計

梅雨入りの声が沖縄で聞こえて、関東地方の梅雨も気になるところですが、足立区でトップライト付き住宅にお住いのA様が雨漏りの心配をされていました。トップライトがある建物や陸屋根も、毎年梅雨入り前にはメンテナンスが増え、雨漏り …

スレートクラック修理と補修時の防水処理要点

スレートクラック修理と補修時の防水処理要点

築15年にもなると、屋根の劣化は目立ち始めたり、不具合を起こしやすくなります。今回お伺いしたお客様邸はコロニアル屋根のお宅です。コロニアル屋根を調査したところ、割れていたのは1枚だけでありこういう割れは接着による補修で大 …

屋根塗装の適期判定と下地調整塗膜仕様の要点

屋根塗装の適期判定と下地調整塗膜仕様の要点

G様から屋根の塗装をしたいということで連絡がありました。G様は現時点では雨漏りなどないため、塗装は見栄えを良くするためにするとの認識でした。実は塗装の役割は見栄えをよくするためだけではありません。建物の屋根は日光や雨、排 …

軽量瓦リフォームで耐震性と意匠性を両立する設計法

軽量瓦リフォームで耐震性と意匠性を両立する設計法

K様からご相談をいただきました。昔ながらの瓦屋根なのですが、軽量タイプの瓦にしてリフォームしたいと考えているのですが、可能かどうか見ていただくことはできるのでしょうか。とのことでした。確かに、今のままの状態に復活させても …

再塗装では解決しない屋根劣化の深部補修手法

再塗装では解決しない屋根劣化の深部補修手法

雨漏りしているようだと心配になったO様邸の屋根を見てみると、再塗装して特に問題ないように見えますが心木部分を見てみると心木がスカスカになり心木を留めるクギが錆びて、そこから雨水の侵入跡が確認できました。このままにすると近 …

軒天劣化を放置しないための点検交換スケジュール

軒天劣化を放置しないための点検交換スケジュール

先日、江東区にて軒天の板が結構劣化してきたので取り換えてほしいとご依頼を受け行って参りました外壁や屋根は近年塗装等をし終えておりましたが、軒天だけ経年劣化が確認されました。本来ならば外壁塗装と一緒に塗る方が相場も抑えられ …

雨漏り補修に使用するパテの選定と施工上の注意点

雨漏り補修に使用するパテの選定と施工上の注意点

家の雨漏りは何気ない日常の問題だけでなく、建物の構造的な破損といった大きな問題につながることもあります。今回は、自宅で簡単に対応できるパテを使った修理方法と注意点について解説します。もし雨漏りが発生した際には、どのように …

外壁からの雨水浸入を防ぐ施工点検の基本指針

外壁からの雨水浸入を防ぐ施工点検の基本指針

T様は雨漏りしていないか気になっていました。以前に屋根点検した時は異常なかったという事ですが、なぜか室内で湿気を感じてカビ臭い時もあるそうで雨漏り修理の専門家に調べてもらいたいとの事です。確かに屋根は雨水が侵入するような …

釘やビス固定不良による屋根損傷リスクと改善方法

釘やビス固定不良による屋根損傷リスクと改善方法

屋根はビスや釘で「固定されています。その、ビスや釘が浮いてしまったり、抜けてしまうと少しずつ雨水が侵入し雨漏りの原因に繋がることをご存じでしょうか?屋根のビスや釘浮きなどは、7-8年程でメンテンナンスをする必要があります …

築年数を踏まえた天窓雨漏り診断と改修手順

築年数を踏まえた天窓雨漏り診断と改修手順

U様のお宅は、築27年程度の木造住宅です。最近天窓から雨漏りがあることに気づいたそうで、伺って原因を調べてみました。水切り部に土、埃が詰まり、雨水が水切りからあふれ、水が屋根材の表面に流れ出し、釘穴まで水が伝わっていまし …

排水不良による下屋根雨漏りの原因と修理プロセス

排水不良による下屋根雨漏りの原因と修理プロセス

S様邸では窓付近が湿っているが雨漏りかどうか分からないので調査して欲しいとの事でした。場所は1階の窓付近で湿気もあり結露していました。出窓上の屋根を調査したところ折板と折板のつなぎ目部分が剥がれる経年劣化が見られ雨水の侵 …

トタン屋根塗装で梅雨台風に備える耐久対策

トタン屋根塗装で梅雨台風に備える耐久対策

先日、所沢市にてトタン屋根のメンテナンスに行って参りましたお客様は長年トタン屋根をご愛用しているお宅になります。到着し確認していくと大きな破損は有りませんでしたが、塗膜の劣化が見受けられました。トタン屋根は塗膜が必須であ …