雨漏り調査後に行う補修工事の流れと施工管理の注意点

Y様からお問い合わせのメールをいただきました。 「雨漏り調査、に関してお聞きしたいのですが、もし調査後に雨漏りが見つかったら、 どこか別の工事会社を紹介してくれるということなのでしょうか?」 このようなご不安、疑問が多い …

屋根リフォーム詐欺の手口と信頼できる業者選定の方法

屋根の再塗装をした日野市Y様邸にも近所で工事をしていると名乗る悪質業者が来たとご相談いただきました。 上から見た所、Y様邸の屋根材が割れているので点検をさせて欲しいと言って来たようで、昨年に再塗装したばかりなので躊躇して …

ベランダ防水の劣化サインと早期改修の見極めポイント

ベランダはどんなに完ぺきな防水加工を施したとしても、いずれは経年により劣化していきます。他の箇所同様、定期的にベランダ防水工事を施す必要があります。 ◆ベランダ防水工事は劣化の兆候・症状 ・ベランダが白くなる 白っぽく変 …

梁の貫通部からの雨漏り原因と防水構造補強の施工方法

M様からバルコニーに梁を片持ちで張り出している部分から 雨漏りがあるとの連絡を受けました。 梁の貫通部の雨漏りは、躯体から屋外側に持ち出した化粧梁などの 貫通部から雨水が浸入するもので、頻度は少なくありません。 雨漏りが …

葺き替え時に検討すべき屋根材変更と耐久性向上の基準

K様からお問い合わせをいただきました。 屋根修理をするにあたり、屋根の葺き替えで屋根材の素材を変えようと思っているのですが。 とのことでした。 そこで今後の年数や特徴も含めて ご参考にしていただける内容をご紹介したいと思 …

防水シート劣化による雨漏りを防ぐ点検と交換の必要性

K様邸で瓦屋根から雨漏りが発生したと言うことです。 一般的に屋根材の耐久性は瓦が約50年以上、ガルバリウムが30年、スレートが20年と言われています。 どの屋根材も共通に言える事ですが、メンテナンスをした場合としなかった …

シャッターボックス周辺の雨漏りを防ぐ防水シーリング技術

U様からシャッターボックス周りから雨水が浸入しているようだと ご相談がありました。 戸建て住宅の窓シャッターの設置率は個数ベースで6~7割程度です。 窓シャッターは雨漏りを招く雨水浸入箇所になりがちです。 シャッターボッ …

釘ビス浮きを放置した際に起こる雨漏りリスクと対策法

釘・ビス浮きを長年放置し続けると雨漏りに繋がる可能性が高まります。 実は、屋根の釘浮きは以外と多く、雨漏り被害もあり得るのです しかし、すぐに雨漏りするわけではないので、口がうまい悪徳業者はすぐ雨漏りすると迫ってくるので …

定期メンテナンスで住宅性能を維持するための基本項目

ここのところ、すこーしだけ日が長くなってきたような 昼間、日差しがあるとホッとする冬の日々です。 でも、冬本番の寒さはこれからかもしれません。。。 特に都心では雪の心配もまだまだ気が抜けません。 自然から被る被害は予測が …

雪の季節に備える屋根点検と積雪対策のメンテナンス法

異常気象のニュースを耳にすると防災意識が高まる事によって雨漏り調査のご依頼も多くなります。 冬の寒さも本番になり降雪の予報も出ているので、その前に雨漏り調査をお願いしたいと中野区のC様よりご連絡いただきました。 C様邸で …

漆喰詰め直しで維持する瓦屋根の安全性と耐震性能の改善

先日、厚木市にて瓦屋根のメンテナンス及び本棟の漆喰び詰め直しに行って参りました。 屋根面の一番高い箇所に水平に瓦が詰まれているのが本棟になります。 写真の通り、経年劣化によりスカスカになっている状態でした 日本瓦は基本的 …

通気性改善で外壁からの雨漏りを防ぐ施工と診断方法

2階建て住宅の新宿区M様より雨漏りに困っているというご相談を受けました。 調査の結果、雨漏り場所は1階のサッシ付近で、外壁のサイディング目地のコーキング劣化とサッシと外壁の取り合いの雨水の吸い上げによるものと判明しました …

軒天劣化を放置する危険性と美観耐久性回復の補修法

先日、江東区にて軒天の板が結構劣化してきたので取り換えてほしいとご依頼を受け行って参りました。早速確認したところ、外壁・屋根は近年塗装等をし終えておりましたが、軒天だけ劣化が確認されている状態でした 本来ならば外壁塗装と …

生活を一変させる雨漏り被害と早期対応の重要性

雨漏りは、その住宅に住んでいる方の生活を変えてしまいます。 困っているお客様の立場になって一緒に考えてご相談しながら、それぞれのライフスタイルに合った方法を探しています。 心配で眠れない、いつ雨が降ってくるかストレスだと …

外壁塗装のイラスト

塗膜防水再施工で実現する長寿命屋根と防水性能の強化

「塗装」というと、多くの人が見た目をきれいにする為(美観を保つ)と思いがちですが本来の目的は美観を保つことではなく、大切なお住まいを建物を保護することになります 建物は塗料塗膜によって防水し、寿命を伸ばすことが出来ます。 …

太陽光発電設置前に確認すべき屋根状態とメンテナンスの重要性

Y様は家が老朽化したので、建て替えかフルリフォームで迷っておられます。 そこで、今年4月から始まる太陽光パネル設置義務について質問をうけました。 初期費用がかかるのでY様は設置したくないそうです。 都は4月から年間の供給 …

屋根修理のタイミングで検討すべき断熱省エネリフォーム

E様より屋根修繕と一緒にエコリフォームも検討中だとご相談いただきました。 ここ数年は自然災害の影響もあり、エコリフォームの関心が高まっています。 エコリフォームとは太陽光発電や再生可能エネルギーを使い、省エネで生活を維持 …

防水加工の再施工で春先の気候変化に対応する屋上管理法

先日、調布市にて屋上ベランダの防水加工をしに行って参りました。 どんなに完ぺきな防水加工を施したとしても、いずれは経年により劣化します。 他の箇所同様、定期的にベランダ防水工事を施す必要があります ◆ベランダ防水工事は劣 …

複雑な原因が絡む雨漏り修理の調査手順と施工上の注意点

昨日の続きになります。 S様のお宅で雨漏り調査をした結果、雨漏りが 多かったのは東側壁面で5か所でした。また、 浸入箇所も5か所と判明しました。ただし、浸入箇所と 漏水箇所は必ずしも一対一の対応ではなかったので、苦労しま …

屋根リフォーム相談で押さえるべき構造と耐久性の要点

K様からのご相談です。 昔ながらの瓦屋根なのですが、自然災害も多く、今後のことを考え検討した結果、 軽量タイプの瓦にしてリフォームしたいのですが 可能かどうか見ていただきたい。 とのことでした。 確かに、今のままの状態に …

DIY修理で悪化する雨漏りトラブルと正しい施工判断の基準

豪雨や強風の影響でダメージを受けた屋根や外壁からの雨漏りには注意が必要です。 瓦屋根の住宅でも下に落ちるはずの雨水が暴風雨によって逆流し、瓦の重ね部分から雨水が侵入する可能性があり、おもわぬ場所から雨漏りする場合がありま …

見えない内部腐食の進行を早期発見する点検と対策法

今日は錆びてしまった箇所からの被害を少しご説明します。 錆は金属の表面が酸素や水と酸化を起こし、金属自体が腐食してしまうことが原因で発生します。金属に錆がどんどん広がって行くと徐々に金属自身が持つ機能が失われてい行ってし …

複数箇所に及ぶ雨漏り修理で必要な施工管理と再発防止法

S様から雨漏りしているのですぐ来て欲しい、との連絡が入りました。 S様のお宅は、新築の木造3階建ての戸建て住宅です。 調べてみると、雨漏り箇所は東側壁面に集中していました。 発生した箇所は5か所で、そのうちの4か所がサッ …

居住中でも安全に行える屋根外壁リフォームの注意点

普段目につきやすい外装の劣化や変色で塗り替えを考えるお客様が多いのですが、屋根も同じように雨や風、紫外線にさらされ劣化が進んでいます。 雨漏りを防止するためにも目に見えない場所だからこそケアが必要です。 外装と同時に屋根 …

雨樋の重要性を再確認したメンテナンス調査と補修事例

◆雨樋の役割とは? 雨樋は雨水の侵入を避けるという重要な役割を担っています。 雨樋がなかったら雨水が外壁に直接伝わってしまい外壁及び内部までもを腐食させます また、屋根から雨水が直接地面に落ちてしまい地面に穴を作ったりし …