庇の構造と役割を理解して雨漏りを防ぐメンテナンス法

庇の構造と役割を理解して雨漏りを防ぐメンテナンス法

今回は忘れがちな庇について少しご紹介致します◆庇の役割・日よけ直接外壁や窓に紫外線が当たることを防ぎます。・ 防雨雨漏りしやすいところへの水の侵入や、窓に水が直接触れるのを防いだりする役割も果たしています。水は、小さな隙 …

RC造マンションで発生する雨漏り原因と構造的特徴①

RC造マンションで発生する雨漏り原因と構造的特徴①

築25年となる鉄筋コンクリート造5階建ての賃貸マンションを所有されてるお客様。この建物は以前に一度、大規模修繕工事を実施しており、当時の工事内容は外壁タイルの浮き補修、サッシ周りおよび打継目地のシーリング打ち替え、タイル …

屋根葺き替えで実現する新素材選定と断熱防水効果

屋根葺き替えで実現する新素材選定と断熱防水効果

今回のお問い合わせは、栄区のU様から。屋根修理をするにあたり、屋根の葺き替えで屋根材の素材を変えようと思うのですが。ということでした。 今後の年数や特徴も含めてご参考にしていただける内容をみなさまにもご紹介したいと思いま …

バルコニー兼用屋根の防水劣化と再施工による修繕事例

バルコニー兼用屋根の防水劣化と再施工による修繕事例

H様より玄関に雨漏りがあるとご相談いただきました。バルコニーが玄関屋根を兼ねている構造になっており、ベランダ床のトップコートが剥がれ防水層にひび割れがある事でベランダ下の軒天に雨水が侵入していました。今までバルコニーの修 …

天井の雨染みを放置すると危険!雨漏り進行の仕組み

天井の雨染みを放置すると危険!雨漏り進行の仕組み

雨漏りは知らない間に着々と進行し、ある日突然目に見えるところまでやってきます・・・室内で確認される場合がありまうす。それは、かなり屋根裏まで進行している証拠なのです!!雨漏りを見つけるのは突然ですが、何度も言います。雨漏 …

窓まわりの気密不良が招く雨漏りと適切な修繕方法

窓まわりの気密不良が招く雨漏りと適切な修繕方法

A様より、「雨漏れが気になったので、一度見に来て」とご依頼をいただきました。A様のご自宅は木造住宅で、外壁はモルタル下地に磁器タイル張りという仕上げになっており、一応湿式工法が採用されています。 この工法では、壁の内部に …

梅雨前点検で早期対応!工務店依頼前に知るべき注意点

梅雨前点検で早期対応!工務店依頼前に知るべき注意点

心配な事があったので、家を建ててくれた工務店に見てもらったのに結局原因がわからないんです。というご心配なお電話をいただいたのは港南区のY様からでした。住宅建築のプロフェッショナルである工務店でも雨漏りの原因を特定すること …

屋根沈下を発見した際に行う緊急点検と補修対応

屋根沈下を発見した際に行う緊急点検と補修対応

W様邸でリビングの天井に雨漏りがあるとの事でした。屋根調査の時に沈む所があり、今回は既存の屋根を撤去してみると屋根材の下の防水紙はボロボロで野地板も腐食していました。 W様邸では1年ほど前に屋根塗装をしたそうですが、その …

外壁リフォーム後の雨漏り再発防止に必要な施工精度②

外壁リフォーム後の雨漏り再発防止に必要な施工精度②

昨日の続きになります。 ALCパネルの外壁に石材調合仕上げ塗材を施工することには、大きな問題があります。最大の問題は、塗材の塗膜が非常に厚くなるため、ALCパネルの目地が完全に隠されてしまうことです。 ALCパネルの目地 …

庇の錆とシーリング劣化が引き起こす雨漏りと補修対策

庇の錆とシーリング劣化が引き起こす雨漏りと補修対策

庇屋根の錆や溝が気になるとのご依頼を受け先日調査して参りました。庇とは窓上に設置されている雨除け、日差し除けの小さな屋根のことです。その多くの庇は、金属屋根材出来ています。調査の結果、庇の錆が広がり、外壁との取り合い部の …

ドローン点検による屋根修理の安全性と診断精度の向上

ドローン点検による屋根修理の安全性と診断精度の向上

先日、金沢区のY様からお問い合わせがありました。屋根を見上げるとなんとなく屋根材に色味の差を感じるのですが、ただの汚れ?それとも何か問題あるのでしょうか?お聞きすると築25年。まずは現地調査は無料とのご説明をしたあと、早 …

梅雨前点検で防ぐ雨漏りと屋根リフォームの効果

梅雨前点検で防ぐ雨漏りと屋根リフォームの効果

雨量が増える梅雨どきは雨漏りを心配される方が増えて雨漏り点検や屋根リフォームのお問い合わせをたくさんいただきます。中央区Y様邸でも雨漏りが発生したという事で調査にうかがいました。雨水侵入の原因はベランダにありました。雨漏 …

梅雨前に実施したい住宅メンテナンスと雨漏り対策法

梅雨前に実施したい住宅メンテナンスと雨漏り対策法

お客様より梅雨前にメンテナンスをしておきたいとご連絡を受け行って参りました実は、雨漏りって気づかないことが多いのをご存知でしょうか?例えば、梅雨や台風などの時期に突入すると雨量が多くなり当然屋根の上を流れる雨の量も多くな …

外壁リフォーム後に発生する雨漏りリスクと施工管理①

外壁リフォーム後に発生する雨漏りリスクと施工管理①

G様から雨漏りのご相談がありました。雨漏りは外壁からということでした。G様のお住まいは、外壁がALCパネルです。先日外観の劣化が気になってある塗装業者に塗装を依頼したそうです。その塗装業者は石材調仕上げ塗材による塗装工事 …

強風で発覚した屋根異音の原因と安全点検の必要性

強風で発覚した屋根異音の原因と安全点検の必要性

T様から、ご相談の電話がありました。「先日の強風の日に、屋根の方でカタカタっと音がしたのですが、、心配で。何か屋根に問題があるのでしょうか?」実はこのような、屋根の異音 というケースもよく見られます。早速お宅へ伺い、ご了 …

猛暑による建物への影響と屋根遮熱対策の基本知識

猛暑による建物への影響と屋根遮熱対策の基本知識

今年の夏も猛暑が心配されますが、高温は建物にも大きく影響をおよぼします。台東区F様邸で雨漏りにお困りとの事でした。2階のサッシ付近に雨漏り跡が見られたのですが、原因は屋上のトップコートの不具合でした。気温が高温になったた …

カバー工法後に起きた防水不良と再施工による改善②

カバー工法後に起きた防水不良と再施工による改善②

昨日のブログの続きになります。カバー工法にはもう一つ最大の欠点があります。サイディングボード張り仕上げの外壁では、下屋根の雨押え板金の上部に隙間があります。この隙間はサイディングボードと構造合板との間の通気層であり、雨水 …

コロニアル屋根の苔除去で防ぐ梅雨時期の滑水性能低下

コロニアル屋根の苔除去で防ぐ梅雨時期の滑水性能低下

コロニアル屋根の苔取りに行って参りました屋根の上を確認したところ定期メンテナンスをキチンと行っているお宅でしたので、目立った外傷や雨漏りは発生しておりませんでしたが、苔が目立ちましたので、今回は苔をしっかり落とし綺麗に致 …

気候変動が屋根劣化に与える影響とメンテナンスの重要性

気候変動が屋根劣化に与える影響とメンテナンスの重要性

今年、早くも半年が過ぎようとしています。そこで振り返ってみると相変わらず象徴的なのが、、、天候による大きな被害や建物への影響。しかもそれは、年々増えてきている感もありますよね。。。皆様も様々な認識の見直しをされているので …

梅雨入り前に行う雨漏り点検と早期補修のメリット

梅雨入り前に行う雨漏り点検と早期補修のメリット

I様邸では1階室内の窓枠に雨漏りしたという事でした。雨漏りは雨と風が強い時に限っているという事で、さっそく調査を行います。今後の梅雨入りを心配されてお客様ご自身がDIYで外壁とサッシ周辺のコーキングをしたという事でしたが …

屋根シーリング劣化による浸水を防ぐ再充填メンテナンス

屋根シーリング劣化による浸水を防ぐ再充填メンテナンス

先日、中区にお住まいのお客様邸へ屋根の定期メンテナンスに伺った際屋根のシーリングの劣化の為雨が侵入をし始めている箇所を見つけましたので、ご依頼主様に報告の上早速修理いたしました。早期対応でしたので未然に雨漏りを食い止める …

カバー工法後に発生した雨漏り原因と施工手順の見直し①

カバー工法後に発生した雨漏り原因と施工手順の見直し①

U様から雨漏りのご相談がありました。実はもともと雨漏りは起きていなかったのですが、屋根の老朽化が気になり昨年ある業者にカバー工法で屋根を葺き替えてもらった以降、雨漏りをするようになったといいます。おそらく施工した職人の知 …

目に見えない箇所に潜む雨漏りの原因と防止の基本

目に見えない箇所に潜む雨漏りの原因と防止の基本

以前屋根修繕でお伺いした国立市のS様より、その時の雨漏りは完全に止まっているのですが、ボロボロになってしまったシャッターが気になっていたものの、どこに頼めばいいか分からず連絡をいただきました。普段は巻き取っているので気付 …

漆喰の定期詰め直しで屋根を長持ちさせるメンテナンス法

漆喰の定期詰め直しで屋根を長持ちさせるメンテナンス法

定期的に瓦屋根のお宅は漆喰のお手入れをしなくてはいけません。経年劣化によりスカスカになっていることがあります。日本瓦は基本的にはメンテナンスフリーと言われていますが、漆喰に関しては約10年ほどで粘着力が弱まってしまうこと …

塗装前に確認すべき外壁下地の状態と施工品質の基準

塗装前に確認すべき外壁下地の状態と施工品質の基準

J様から外壁や屋根の塗装について相談がありました。塗装を選ぶポイントしては以下の点があります。1.塗り替えサイクルとコストを考えて選ぶ2.耐久性を考えて選ぶ3.仕上がりのイメージを考えて選ぶ4.外壁・屋根の材質を考えて選 …