世田谷区で高断熱住宅の雨漏り

施工後の写真
ご住所
東京都世田谷区
ご依頼内容
雨漏り修理
使用材料

スタッフより

世田谷区のT様は築2年の省エネ基準を
大きく満たした断熱性能と気密性能を保持した木造住宅にお住まいです。
2階の天井部分のまわり縁から雨漏りがあるとのことで相談をうけました。
2階の天井の石こうボードを剥がすと、石こうボードの天井裏側に水跡と
カビの発生が確認できました。現場の状況から垂れたのは結露水と判断されました。
この住宅は小屋裏と1階の床下をエアコン室として1台ずつ壁掛けエアコンが
設置されており、これで家中の冷房と暖房を賄っているようです。
小屋裏のエアコン室は結露水が垂れた天井の上に位置しており冷房時は
小屋裏と2回の「階間」に配管したアルミダクトで冷気を2階に分配し、自然に1階へ降下させるシステムでした。
小屋裏のエアコン室に入ってみると、壁紙が濡れて膨らんでいました。
さらに階間に潜り込んで見回しますと、ダクトや野縁、壁、エアコン室の床下地などにカビと結露水を多数確認できました。
一般的に夏の露点温度は23度前後なのですが、エアコン室のエアコン吹き出し口付近の温度を測ると13.7度、壁などの部材の表面温度は17.5度と極端に低いのが分かりました。
この住宅ではエアコン室や階間の部材の表面温度が露点温度を下回っていたので、空気中の水蒸気が部材にぶつかり表面結露を起こしたと考えられます。
壁内や階間で生じているので、内部結露と思われがちですが、そうではありません。
ガラスのコップの冷水を入れると空気中の水蒸気がぶつかり表面が結露するのと同じ現象です。
この結露の原因はT様がエアコンを冷房設定温度を最低にしていたことにあります。
小屋裏エアコン一台で家中を快適な温度に冷房することは大変難しかったのでしょう。
エアコンの除湿機能も効きにくくなっており、結露を助長させていました。
結露対策の1つは、露点温度を下回らないようエアコンの冷房設定温度を下げ過ぎないことです。
これですと、各室の冷房が効きにくくなるので、T様は我慢を強いられます。
2つ目は、エアコン室内の壁と床を断熱して表面温度の低下を防ぐことです。
3つめはエアコンの冷気を既存のダクトからではなく、エアコン室に新たに設けた開口部から階下に
回すことです。自然の力だけでは冷気を隅々まで行きわたらせることが難しいので、送風ファンを組み合わせるのがおススメです。
ダクトが冷気で冷えている間に送風を一時的に止めたところ、ダクト内に空気が入って結露してしまうので、既存のダクトを使い続けるのはおススメできません。4つ目は、ダクトと使い続ける場合は断熱を講じることです。

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