渋谷区で屋上防水についてのご相談 -2-

ご住所
東京都渋谷区
ご依頼内容
屋根修理
使用材料

スタッフより

昨日の続きになります。
【塩化ビニル樹脂系シート防水】
接着工法と機械的固工法があります。接着工法とは下地に接着剤を塗布し、防水シートを張り付ける工法です。機械的固定工法は、下地に専用アンカーで固定ディスクを設置し、その固定ディスクと防水シートを接着させることで張っていく工法のことです。
接着工法と違い全面接着しないため、下地の影響を受けにくいことが特徴です。
屋上防水の改修工事では機械的固定工法を採用する場合がほとんどです。
防水層としての強度や耐久性は高いのですが、シームレスな塗膜防水と異なり、
シート同士の張り合わせ部分が経年劣化し、剥がれるリスクがあります。また突起物などのちったいに対する施工が難しいというデメリットもあります。
【ウレタン塗膜防水】
ウレタン塗膜防水は屋上防水の改修で採用されることが多いです。密着工法と
通気緩衝工法があります。前者は下地にウレタン塗膜を直接塗り付けて密着させる工法です。後者はウレタン塗膜と下地の間に通気層を作る工法です。
屋上防水のような広い面には通気緩衝工法を、ベランダのような小さい面には密着工法を採用するのが一般的です。屋上のような広い面に密着工法を採用すると、湿気や水分の影響により防水層が膨れるなどのトラブルが発生しやすくなります。
ウレタン塗膜防水の施工で最も大事なのは、塗膜の厚みを確保することです。
塗膜が不足すると亀裂や剥がれの原因になります。また天気や気温に対しても
注意が必要です。ウレタン塗膜の表面が硬化する前に雨が降ると表面がクレーター状に荒れてしまうので、またやり直す必要があります。冬場の気温が低すぎる場合は硬化不良が発生し、適切な塗膜が形成できなくなります。

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