断熱工事不十分による室内結露と雨漏り被害の関連性

断熱工事不十分による室内結露と雨漏り被害の関連性

R様から、雨漏りの連絡がありました。天井にカビが発生しているということでした。R様は、マンション住まいです。斜線制限でカットされた外壁付近の天井面が特に酷いということでした。実は、数か月前に他の業者によりウレタンの吹き込 …

サッシ取り合いからの漏水原因と再シーリング施工法

サッシ取り合いからの漏水原因と再シーリング施工法

この冬は暖冬、との情報もある中やはり真冬の寒さは厳しいものです。 次は雪か そのうち春の突風が。。。と家の被害に対する対策を今 と考える皆様からお問合せを頂いた本日でした。 自然から被る被害は予測ができないのが現状ですが …

陸屋根メンテナンス不良が引き起こす防水層劣化事例

陸屋根メンテナンス不良が引き起こす防水層劣化事例

今回は新宿区のN様より雨漏りのご相談で現場調査に行ってまいりました。N様邸の陸屋根は直射日光や強風、経年による床面防水層のヒビが見られます。豪雨などで大量の雨が水たまりになって屋上にしばらく残っていたため、防水層のヒビ部 …

パラペットの雨仕舞には念を!メリットと施工手順

パラペットの雨仕舞には念を!メリットと施工手順

昨日のブログの続きになります。知り合いの建築施工会社では、発売以来、5棟の戸建て住宅でAHPCⅡをパラペットの天端に導入しました。 最近は異常気象で暴風雨の頻度が増えているので、パラペットの雨仕舞には念をいれているそうで …

外壁目地からの雨水浸入メカニズムと再発防止施工

外壁目地からの雨水浸入メカニズムと再発防止施工

Y様邸では雨漏りするのは2度目という事で、数年前に外壁の改修工事をして雨漏りは止まった後にまた雨漏りがするようになったという事でした。外壁はタイル仕上げでしたが、その亀裂や目地から雨水が侵入していた所に外壁の改修工事がさ …

笠木のビス穴から浸水する典型的な雨漏り症状

笠木のビス穴から浸水する典型的な雨漏り症状

E様からバルコニーの手摺から雨漏りがするとの連絡がありました。調べてみますと、バルコニーの笠木から雨水が浸入し、下地木材が腐朽していました。浸入箇所は多分笠木を固定する金具を留める際に開けたビス穴であることが推定されまし …

庇シーリング劣化を修復して雨漏りを防ぐ施工法

庇シーリング劣化を修復して雨漏りを防ぐ施工法

先日、厚木市にて庇のメンテナンスに行って参りました屋根全体や外壁、ベランダ、地盤など隅々まで調査させて頂いた結果、幸いにも雨漏りは発生していませんでしたが、所々シーリングの劣化が目立ってきており、目立ったのは庇の取り合い …

笠木部の防水処理が建物寿命に与える影響と補修法

笠木部の防水処理が建物寿命に与える影響と補修法

ベランダはたいてい日当たりが良い場所に位置する事が多く、直射日光にさらされているため、建物内部より劣化が早まります。その中でもベランダの上部を覆うように施工され、防水や防腐には欠かせない大切な部分を笠木と言い、鳥居や門に …

耐火被覆不足が原因となったマンション雨漏り事例

耐火被覆不足が原因となったマンション雨漏り事例

U様から連絡がありました。所有するマンションの最上階が雨漏りするとのことでした。調べてみますと、雨がしばらく降っていないのにかかわらず雨漏りがおさまらない模様です。たぶん天井裏部分で結露しているのではないかと思われました …

地震による本棟劣化と被害拡大を防ぐ補修計画

地震による本棟劣化と被害拡大を防ぐ補修計画

地震時に瓦屋根の劣化は大きく左右されます。今回ご説明させていただくのは、本棟になります。屋根面の一番高い箇所に水平に瓦が詰まれているのが本棟と呼ばれます。他の漆喰同様、本棟も経年劣化によりスカスカになってしまうことがあり …

換気口コーキング不具合からの浸水修理実例

換気口コーキング不具合からの浸水修理実例

F様から雨漏りで困っているという事です。雨漏りの場所は1階サッシ付近で、台風などの激しい風雨の時に雨漏りするという事でした。調査の結果、2階の換気口から雨水が侵入している事が確認できました。壁内部の配管を伝ってサッシ周辺 …

断熱不足の玄関まわりで発生する雨漏りへの対応

断熱不足の玄関まわりで発生する雨漏りへの対応

S様から、冬になると玄関が水浸しになるということで連絡がありました。これは最近の話でなく、新築間もないころにも玄関わきの結露が発生しているのには気付いたそうです。そして冬場になるとそれが酷くなり、水滴が流れ、結露水が廊下 …

結露と混同しやすい雨漏り症状と正しい見分け方

結露と混同しやすい雨漏り症状と正しい見分け方

結露が鬱陶しい季節になりました。それに伴い結露にかかわる雨漏りの相談が増えてきます。結露は冬に多いものですが、実は夏も結露はあるのです。違いを申し上げますと、冬型結露は、暖房時の窓ガラスの結露のように、温度の高い空気中に …

初めての屋根メンテナンスで知るべき基礎知識

初めての屋根メンテナンスで知るべき基礎知識

メンテナンスをご検討中の大田区O様から屋根修理をするうえで知っていた方がいい事は何ですかと質問を受けました。その建物や立地によってそれぞれ異なってくるのですが、一般的に共通している事項をあげてみます。 ○屋根修理は天候に …

野地板腐食と防水紙劣化による浸水事例の検証

野地板腐食と防水紙劣化による浸水事例の検証

A様より雨漏りがあるとの事で調査を行ってきました。屋根を調べた時に沈む所があったため今回は既存の屋根を撤去してみると、屋根材の下の防水紙はボロボロで野地板も腐食していました。屋根材が乗っているとその下の状態は想像する事に …

谷樋交換で改善した雨漏り原因部位の修繕事例

谷樋交換で改善した雨漏り原因部位の修繕事例

谷樋には、雨水や雪が集中するため雨漏りの発生頻度が高い部位と言われています。その為、雨漏りの原因部位では第一位にランクインすると言われている箇所でもあり、屋根から雨漏りが発生した場合まず疑う箇所になります。先日、調布市に …

冬前に行う雨漏りチェックで被害を未然防止

冬前に行う雨漏りチェックで被害を未然防止

昨年は豪雨や土砂崩れなどの異常気象が多く、屋根の不具合や雨漏り修理のお問い合わせを多くいただき屋根の不具合でお困りのお客様のもとで数々の雨漏りのケースを見てきました。 この冬も厳しい寒さが予想され関東でも雪の情報に注意し …

築年数が進んだ瓦屋根に必要なメンテナンス法

築年数が進んだ瓦屋根に必要なメンテナンス法

R様から、雨漏りの連絡をいただきました。R様のお宅は、築48年で木造の在来工法でよく使われるJ型粘土瓦屋根です。引掛け桟工法で屋根を葺いた木造住宅で、瓦から下葺材に雨水の侵入した形跡が確認できました。瓦を剥がしてみると、 …

家族会議で決めた屋根外装リフォームの施工例

家族会議で決めた屋根外装リフォームの施工例

T様は年末年始に家族が集まった時に住宅リフォームを検討されたそうで、屋根や外壁のリフォームは何年ごとにすればいいのですか?と質問がありました。新築で建てた時のまま劣化しなければいいのですが、何もメンテナンスしなければ必ず …

外壁爆裂の危険性とその発生メカニズムの詳細

外壁爆裂の危険性とその発生メカニズムの詳細

皆さん、外壁も内側から爆破することを知っていますか?この現象は爆裂と言い、耐震やお住いの劣化スピードを速めるので注意が必要です。先日調布市のお客様宅へメンテンテナンスに伺った際、外壁に大きな亀裂が走っており爆裂現象が起き …

築古住宅で多い窓枠上部からの雨漏り修理例

築古住宅で多い窓枠上部からの雨漏り修理例

A様から雨漏りの連絡がありました。サッシの上部や窓付近の天井から室内への漏水があるのではないかということでした。調べたところ、原因は、金属の笠木の劣化や、取り付けネジの穴のシーリング切れなどで、バルコニーから雨水が侵入し …

なぜ、どこから雨漏りが怒るのか!水の侵入口として考えられるのは…

なぜ、どこから雨漏りが怒るのか!水の侵入口として考えられるのは…

雨漏り、というと具体的にはどのような症状なのでしょう。台風や大雨の時、室内の天井からポタポタと水滴が、または壁をつたってジワーッと、湿り気が徐々に部屋の内部に落ちてくる。では、いったいこの雨水はどこから来ているのでしょう …

繰り返し発生するサッシまわり雨漏りの原因分析

繰り返し発生するサッシまわり雨漏りの原因分析

昨日のブログと同様のケースは他でもしばしば見られます。N様のお宅ではバルコニー床の外壁立ち上がり部から雨水が侵入し、2階の床が湿るという現象がありました。調べてみますと、バルコニー床から外壁の立ち上がり部までFRP防水が …

小規模屋根にも潜む雨漏りリスクと点検の重要性

小規模屋根にも潜む雨漏りリスクと点検の重要性

大屋根に比べて目立たない下屋ですが、こちらも雨漏りのリスクがあります。「下屋」とはメインの大屋根の下にある小さい屋根のことを言い、無駄を省いたスッキリした建物が人気ではありますが、下屋がある事によって屋外に雨水があたらな …