瓦屋根修理における漆喰補修とズレ防止の施工要点

M様から雨漏りの連絡があり、さっそく伺ってまいりました。 M様の屋根は瓦屋根です。調べてみますと、 原因は漆喰の崩れによる雨漏りと判明されました。 漆喰とは、日本瓦の目地の充填や、接着に用いられる 水酸化カルシウム(消石 …

天窓の構造的弱点を理解した上で行う雨漏り対策の施工法

最近は秋が短く急に冷え込む日がある度に冬が近づいて来たと感じますね皆様、屋根のメンテナンスはお済でしょうか? 今回は、厚木市にて天窓と屋根の定期メンテナンスに行って参りました。 ◆天窓の代表的なデメリットは2つ ・雨漏り …

瓦屋根の葺き替え判断基準と費用施工工程の実践ガイド

築年数が経ち、家のメンテナンスに真剣に取り組んでいるあなた。 大切な住まいを守るため、瓦屋根の葺き替え時期や費用について悩んでいませんか。 「いつ葺き替えたらいいのかわからない…」 「費用はどれくらいかかるんだろう…」 …

再発する雨漏りの再調査で判明した防水層劣化の修繕事例

皆様のご自宅で家の不具合はないでしょうか。 雨が何度かあった後、とうとう雨漏りを発見。 そのあとに、雨漏り工事をしてもらったにもかかわらず 実は直ってなかった。という事例も出てきています。 工事をしたのになぜ雨漏りが直ら …

屋根材サビを放置したことで拡大する劣化事例と防止策

放置していなければ被害も防げていた屋根劣化沢山あります。 先日、江東区にて屋根調査を行ったところ到着しすぐにサビの進行が酷く修理が必要なことが目視で確認出来ました。 お客様はトタン屋根のお宅で、数十年間いお住まいのメンテ …

屋根塗装で実現する防水性強化と耐久寿命延長の実践技術

U様から屋根点検を依頼されました。 今のところ雨漏りは無いとのことですが、築30年で一度もメンテナンスをしたことがないそうなので、 屋根の塗装を提案しました。屋根は消耗するものではないという認識のお客様が多いです。 屋根 …

棟板金や屋根接合部など雨漏りを招く要注意箇所の徹底解説

H様邸でスレート屋根からの雨漏り調査を行ったのですが、屋根の一番上に位置する「棟板金」の不具合が確認できました。 固定しているクギが浮き出してくるのは経年すると仕方のない事ですが、その穴から雨水が侵入した跡が確認できまし …

破損した屋根材放置による雨漏り拡大リスクと早期修繕の重要性

屋根に破損が確認されても雨漏りしていないから未だ大丈夫と、勝手な判断で剥がれた屋根材を放置したりしていませんか? それは、費用も危険性もどんどん跳ね上がるので絶対にいけません✖ 剝がれ落ちた屋根材を放置すると、今は雨漏り …

換気システム起因のカビ発生と住宅環境改善の技術的対策

高断熱、高気密で床下から壁内を通って天井裏へ空気を送ることで断熱効果を狙い、床下にエアコンを設置することで、床下の空気を床のガラリから居室へ送り出す全館空調を果たすことになっていたはずだったのに、それは全く機能していませ …

寒暖差による屋根材へのダメージを防ぐ断熱防水施工法

寒暖差による防水層の収縮が原因でクラックが入ったり、寒さにより屋根材がダメージをおこす凍害もあるので注意が必要です。 雨降りが少ないから雨漏りしないだろう…というのは誤解で、冬でも見えない所で雨漏り被害は進行していると思 …

新空調システムが招くカビ発生の原因と建築的改善策

M様から家中のカビが酷いと相談をうけました。 M様の家は築9年で、カビの専門会社に調査してもらったところ、 カビの汚染度が高いと判定されたのですが、カビを一時的に消去しても 根本の原因を絶たないと再発は免れないといわれた …

積雪対策

冬季の積雪被害を防ぐ屋根補強と落雪防止設計の最適化

いよいよ、関東も冷え込み始めました 積雪が関東でも増えてくる時期になります。関東でも屋根の積雪対策の準備が必要です。 例年、多発する被害は雨どいの破損です。雪の重みに耐えきれなくなってしまった雨どいは変形や、脱落してしま …

屋根点検依頼時に確認すべき劣化症状と修繕計画の立て方

以前弊社をご利用された方からのご紹介 ということで S様からお問い合わせを頂きました。 やっと気候の良い日が続いてたので いろいろ家周りを見ていたら気になることが見えてきた。ということなのです。 具体的には?とお聞きする …

年末前に完了させるべき屋根修理と冬季施工の注意事項

E様より雨漏り修理をお願いしていいか迷っているとご相談いただきました。 雨漏りするのは台風のあとだけなので、すぐに修理しなくてもいいと後回しにしてきたそうですが年末になる前に修理をしたいと思い立ったそうです。 こちらの瓦 …

雨樋の錆がもたらす排水不良と建物全体への影響防止策

雨樋は穴が開いてしまうような劣化、変形、破損、金具の錆といった外傷に関しては交換が必要になるケースも有ります。 雨樋の塗装をする一番の目的は「美観」です。 しかし、雨樋を塗装することでのメリット主に2点あります。 一つ目 …

トップライト防水不良を補修する再シーリング工法の実際

昨日は、コーキングの話をご紹介したのですが、窓まわりなど手の届く場所で 応急処置としてDIYしたい方のためにいくつかご紹介します。 1)屋根の「ズレ」や「ウキ」を補修するコーキング おすすめシーリング材は「シリコンシーラ …

外壁ひび割れをDIYで補修し耐久寿命を延ばす実践的手順

マイホームを長く大切に住み続けたいあなたへ。 外壁のひび割れ、放置するとどうなるか不安に思っていませんか。 専門業者に依頼する費用も気になりますよね。 この記事では、外壁のひび割れの原因や種類、DIYで補修できる範囲を解 …

的確な雨漏り調査で特定する浸水経路と原因別の補修手法

今年は暖冬なのか、寒いのか、、、? そもそも秋の初まりも不安定、そして毎日の寒暖差など ここのところ体調を崩す方も多いと聞いています。 実は!家だってそうなんです。 というのも 家に関するトラブルも多いのです。 トラブル …

外壁から浸水する雨漏りを防ぐ構造解析と改修設計の基本

屋根が原因の雨漏りは天井のシミや水滴で気付く事ができますが、外壁が原因の雨漏りは雨水が下に落ちるため、外壁の内部に吸収されて目では見えにくく発見が遅れる場合があります。 雨漏りは屋根が原因だと思い込んでいる方は多いと思い …

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで得られる耐久性と防錆効果

人気の銅板屋根は、トタン屋根以外にもガルバニウム銅板があります。 このガルバニウム銅板はトタン屋根を現在使用していて葺き替えを考えている方が良くご検討して葺き替えを行う屋根材の一つです。 屋根の葺き替え工事は屋根の劣化状 …

トップライトのコーキング劣化による雨漏り再発防止策

N様より、トップライトから雨漏りがする、との連絡を受けました。 雨漏りの原因はコーキングが劣化によるものでした。 コーキングは基本的に消耗品です。ですから、一度コーキングを すると永久に持つわけではないので、およそ10年 …

外壁塗装と屋根塗装を同時に行うことで得られる施工効率と費用効果

Y様からのお問い合わせは 築20年ほど経っているお住まいに、経年劣化と思われる破損が 見られたので、外壁の塗装と屋根の塗装を考えている という事でした。 早速伺い、調査した結果は、、、 外壁の下地塗装には、上塗り塗料と密 …

シーリング材の寿命が短い理由と耐候性を高める施工対策

天候がコロコロ変わる時はご自宅の屋根を心配して雨漏り調査のご依頼が増えます。 新宿のN様からも屋根の破損を心配してご連絡いただきました。 調査したところ屋根に目立った破損はなかったのですが、破損が無いと安心するのは少し早 …

棟板金の浮き外れを防ぐ固定補強と部分修理の実践法

先日、所沢市にて定期メンテナンスの周期と言うことも有りお住まい全体の確認になります。特に雨漏りなど大きな破損は見受けられませんでしたが、経年劣化により部分的に修理をすることになりました。 今回は棟板金の歪みと釘浮きなど細 …

スレート屋根に最適な耐候性塗料選定と劣化防止の実践策

R様から屋根点検の依頼がありました。 R様の住宅は購入当時は、耐久性が高いような印象をうけたのですが、住んでみると 違っていたようです。先日部屋の一部をリフォームしたそうですが、壁紙を 剥がしてみると、カビが多く、湿気が …