軒先で起こる雨漏りトラブルの対応方法

昨日のブログの続きです。セメント瓦は、セメントと砂利を主成分とする屋根瓦で、陶器瓦より価格が安いので、高度経済成長期に広く普及しましたが、現在はほとんど使われなくなりました。築30年から築15年の住宅に採用されたセメント …

目に見えにくい隠れ雨漏りを修理した事例

雨漏りと言えばすぐに天井から水滴が垂れてくるイメージを持っている方も多いと思いますが、そうとは限りません。晴天が続いていたなど条件が揃い、雨水侵入の場所や水の量によっては自然に乾いてしまう事もあるのです。雨降りが続いて乾 …

軒先で雨漏りトラブルを修理した施工事例

昨日のブログの続きです。軒先のセメント瓦を剥がすと、防水紙や鼻桟に濡れた跡が残り、軒とけらばが交わる化粧破風板を剥がすと、黒ずんだ破風板が出てきたという状況が起こった原因は、以下のようです。劣化した破風板を交換するために …

結露と誤解されやすい雨漏り修理の事例

寒さが増して室内と外の寒暖差も感じるようになると、室内の結露が気になってきます。お客様は毎年冬になると窓付近が結露するので、窓付近が湿っている事に慣れてしまったという事でした。そのため窓の上についている小屋根からの雨漏り …

新技術を活用した屋根長寿命化の実例紹介

透湿ルーフィングにも新技術で、長寿屋根を可能にしたものがあります。通常、屋根の葺き材はタッカーで野地板に留めつけられます。桟木もくぎで野地板に固定されますが、この際のくぎ穴にリスクがあることが以前から指摘されていました。 …

定期的な雨漏り修繕依頼で安心を得た実例

H様から屋根点検の依頼があり、小屋裏を確認したところ、雨漏りの兆候が見られました。小屋裏は屋根の裏側のことで、屋根の下地材になる野地板は垂木に止められ、梁や柱で支えられています。押入れの天井に点検口があるので、板をずらし …

雨樋不具合が原因だった雨漏り修理の実例

今回 改めて緊急事態宣言が発令された状況。そして朝晩は特に寒波が強いので、この時期は家にこもっている方も多いのではないでしょうか。昼間、暖かくなってから外に出て、深呼吸しながら「わが家を見上げる機会」を大事にしているんで …

複雑な形状屋根での雨漏り修理事例紹介

お客様から窓枠付近に湿り気があるという事で、結露の可能性もふまえて屋根のつなぎ目と同時に、建物本体と下屋根の取り合い部分調査。こちらの下屋根は複雑に重なり合っており、つなぎ目が必然的に多く劣化や剥がれがみられます。立地の …

屋根を長持ちさせるための具体的な実践方法

屋根材の会社ケイミューから2020年化粧スレート屋根の通気工法が発表されました。野地板と下ふき材を80年長持ちさせることで、メンテナンス費用を抑えられるそうです。この新工法は、井桁重ねに組んだ桟木に化粧スレートを緊結しま …

屋上メンテナンスで解決した雨漏りの事例

近年では商業施設のビルやマンションの屋上を活用し、緑化して休憩できる庭園にする事も増えてきました。屋上がある構造の一般住宅も人気があります。庭を設けられない都心でも限られた居住スペースで屋上を利用し、ガーデニングや家庭菜 …

屋根点検から始める住まい長寿命化の提案

屋根の定期点検で戸塚区S様宅に伺いました。屋根点検は単発での依頼は多いものの、S様のように定期点検をされる方はほとんどいません。屋根自体は住宅としての役割が大きいのに、施工の段階からかけるコストや関心が低い傾向にあり、材 …

サッシ枠からの雨漏りを修理した施工事例②

昨日のブログの続きになります。昨日は、サッシ枠が防水施工前に取り付けられている場合、どうして漏水が起こるのかを説明いたしました。本日は、そういう場合どう対処していくかをお話ししたいと思います。サッシ枠が防水施工前に取り付 …

サッシ枠からの雨漏りを修理した施工事例①

N様から雨漏りの連絡がありました。通常は気にならないのだけど、雨が降った時は、サッシ枠下部より漏水があるとのことでした。N様のお宅は、木造住宅で、ベランダには、FRP防水を施してあります。推測すると、サッシ枠を先に取り付 …