ベランダからの雨漏り統計と防水構造の改善ポイント

ベランダからの雨漏り統計と防水構造の改善ポイント

お住まいのひび割れや苔を放置していませんか?放置しておくと雨漏りや家の耐久性に影響することをご存知でしょうか?雨漏りは、屋根からとお考えのお客様が良くいらっしゃいますが、実はベランダやバルコニーからの雨漏りは約13%とも …

片持ち梁バルコニーの構造雨漏り対策と補修技術

片持ち梁バルコニーの構造雨漏り対策と補修技術

U様は築9年の木造軸組み工法2階建ての家にお住まいです。2階に木造のバルコニーが設けてあり、バルコニーの直下にある1階居室内の壁と柱、梁に雨染みが発生したとのことでした。バルコニーは壁を貫通して木部が見えている状態で、6 …

鉄筋住宅における雨漏り原因と構造的補修設計の実例

鉄筋住宅における雨漏り原因と構造的補修設計の実例

ここのところの事例です。激しい雨が何度かあった後、とうとう雨漏りを発見。そしてそのあと、雨漏り工事をしてもらったにもかかわらず実は直ってなかった。という事例も出てきています! 工事をしたのになぜ雨漏りが直らないのでしょう …

台風後に発生する雨漏りの特徴と調査補修対応の流れ

台風後に発生する雨漏りの特徴と調査補修対応の流れ

雨漏り修理をお願いしていいか迷っているとご相談いただく事があるのですが、時間が経つとさらに悪化したりコストもかかって来るので、雨漏り修繕は早ければ早いほど良いとされています。新宿区のY様は雨漏りするのは豪雨か雨降りが続い …

台風被害後の住宅点検と早期修理で防ぐ二次被害対策

台風被害後の住宅点検と早期修理で防ぐ二次被害対策

台風が去った後は一気に気温も上昇しベランダの掃除やお家の確認するのが大変ですよねしかし、台風が去った後の点検はとても重要なのです。大気の状況は、まだまだ不安定で突然ゲリラ豪雨などが起こります。!◆チャックポイント・屋根台 …

FRP防水立ち上がり不足による漏水事例と補修設計法

FRP防水立ち上がり不足による漏水事例と補修設計法

Y様は、築9年の外壁が窯業系サイディング張りの木造軸組み工法2階建てにお住まいです。FRP防水で床を仕上げたルーフバルコニーが2階にあり、その真下の居室に雨漏りが生じたとのことでした。居室の天井に雨水がたまり、クロスが膨 …

防水工法選定のポイントと適用環境別の施工判断基準

防水工法選定のポイントと適用環境別の施工判断基準

この数日間、日本中が毎日のように台風の状況に右往左往していました。暑さの後は気圧の変化と、体調を崩された方も多いのではないでしょうか。誰もが自身の体調に気の抜けない中、同時に気になるのが、過酷な状況での家屋への影響ではな …

瓦屋根メンテナンスのタイミングと防災強化の実践法

瓦屋根メンテナンスのタイミングと防災強化の実践法

今回の台風で瓦屋根が破損した住宅も多かったと思います。これをきっかけに瓦屋根をしばらくメンテナンスしていなかった事に気づいた方も多いと思います。確かに他の屋根材に比べれば丈夫で、塗装が不要など耐久性にも優れているのですが …

錆劣化トタン屋根の塗装再施工と防錆性能の回復事例

錆劣化トタン屋根の塗装再施工と防錆性能の回復事例

先日、調布市にて建物の錆が酷くてそろそろ穴あきが心配なので塗装し直してほしいとご連絡を受け早速行って参りました到着し、早速確認していくと赤錆が多く発生しているのがわかりました。一般的に、外壁の表面に現れる赤い錆は、大気中 …

ルーフバルコニー雨漏りの原因特定と防水層再施工の手順

ルーフバルコニー雨漏りの原因特定と防水層再施工の手順

M様から雨漏りの連絡がありました。M様は大きなルーフバルコニーのある築10年の木造軸組み工法2階建てにお住まいです。そのルーフバルコニーの真下にある1階居室の天井と壁に雨漏りがあったそうです。ルーフバルコニーの床はFRP …

時間差で発生する雨漏り事例と原因追跡の技術解説

時間差で発生する雨漏り事例と原因追跡の技術解説

台風などの暴風雨の後は横殴りの雨が外壁から侵入するなど、いつもと違う場所で雨漏りが発生する事があるので、室内を注意深く点検することが大切です。K様邸で雨漏りを発見したという事です。以前に屋根点検した時は異常なかったのです …

オーバーフローした雨樋のメンテナンスと再勾配調整法

オーバーフローした雨樋のメンテナンスと再勾配調整法

毎年この時期になると雨樋の心配をするお声をよく聞きます。そうです!!原因は台風です!!台風は思わぬ事態を引き起こす厄介な豪雨や強風でおうちにダメージを容赦なく与えてくるのです。特にオーバーフローしたら最悪です。最悪雨樋の …

手摺壁からの雨漏り原因分析とバルコニー防水の再施工法

手摺壁からの雨漏り原因分析とバルコニー防水の再施工法

I様は、築10年の木造軸組工法2階建てにお住まいです。2階にルーフバルコニーがあり、そのましたにある居室のサッシ上枠から雨漏りがあるとのことでした。ルーフバルコニーの手摺壁の笠木は板金加工品で、上面をくぎで留める施工方法 …

暴風雨後の台風被害確認と早期修繕の実践的プロセス

暴風雨後の台風被害確認と早期修繕の実践的プロセス

今回の台風10号は速度が遅く、各地で屋根が飛んだり外壁に飛散物が当たり雨水が入るなどの被害が出ています。関東でも今後の台風の動きに注意が必要です。 足立区のH様より屋根の裏に雨染みがあるので見て欲しいとご相談いただきまし …

天窓からの雨漏り原因と気密防水性能の再施工対策

天窓からの雨漏り原因と気密防水性能の再施工対策

お客様より、先日の台風時に天窓から雨漏りしていることに気が付いたとお問い合わせを受け早速調査して参りました。到着し確認してみるとかなり、ゴムパッキンと防水シートが劣化しているのが分かりました。お客様にお伝えしたうえ、早急 …

パラペット笠木周辺の雨漏り修理における実践的施工要領

パラペット笠木周辺の雨漏り修理における実践的施工要領

H様から雨漏りの連絡がありました。H様のお宅は、屋根の一部をパラペット付きの屋上にしている2階建て住宅で、パラペットの真下にある居室の天井と内壁に雨漏りが生じました。その居室のサッシの下枠にも雨水が回り込み、床のフローリ …

建物のほとんどが雨漏りしやすい場所になっていることをご存知でしょうか

建物のほとんどが雨漏りしやすい場所になっていることをご存知でしょうか

台風10号の動きが気になり、雨漏りのお問い合わせも多くいただいてます。中野区のW様邸でもベランダメンテナンスを行う事になりました。ベランダは屋根と同様に酷使されている場所でもあります。床は平らで勾配がほとんど無いため建物 …

棟頂部からの雨漏り事例と防水納まりの改善策

棟頂部からの雨漏り事例と防水納まりの改善策

K様から雨漏りの連絡がありました。K様のお宅は、塔屋付き木造2階建て住宅で、雨漏りが発生したのは塔屋の直下に当たる2階の天井と壁のコンセントまわりです。天井に四角い穴を開けて調べますと、石こうボードがかなりの湿気を含んで …

屋根点検におけるドローン活用と精密調査の実施メリット

屋根点検におけるドローン活用と精密調査の実施メリット

S様からお電話をいただきました。屋根のことが心配になり、ご近所から紹介していただき電話したのです、とのことでした。具体的な内容をお聞きすると、実はS様は調査らしきものは今まで1度もやったことがなく他の家の不具合などを聞い …

横殴り雨に弱い外壁構造とシーリング補修の最適化手法

横殴り雨に弱い外壁構造とシーリング補修の最適化手法

雨漏りは屋根からだけではありません。特に暴風雨などの横殴りの雨降りの時は外壁の小さい亀裂からでも雨水が侵入してきます。外壁からの雨漏りは屋根からの雨漏りに比べて気づくまでに時間がかかります。防水紙や断熱材を経て、さらに雨 …

トタン屋根塗装による防錆耐候性向上と長寿命化の実例

トタン屋根塗装による防錆耐候性向上と長寿命化の実例

屋根の塗装が色あせてきたので調査してほしいとご連絡を受け早速行って参りました到着し確認してみると、お客様はトタン屋根の造りでそろそろ塗装をしなければいけないサインがいくつか確認されました。トタン屋根の劣化サインは以下のこ …

太陽光設置屋根の雨漏り発生原因と防水補修の最適解

太陽光設置屋根の雨漏り発生原因と防水補修の最適解

Y様から雨漏りの連絡がありました。Y様は築9年の木造軸組工法工法平屋建てにお住まいで、勾配屋根と壁のクロスに雨染みを見付けたとのことです。勾配天井と壁の仕上げ材を剥がして断熱材の状況を確認すると、雨水が湿潤していました。 …

猛暑環境下における屋根材劣化と断熱対策の施工要点

猛暑環境下における屋根材劣化と断熱対策の施工要点

今年の夏の猛暑は屋根にも影響を与えています。強風だけで釘が浮き、棟板金にズレが生じるわけではありません。直射日光が照りつける屋根の上は高温状態が続き、板金が膨張と収縮を繰り返すうちに釘が徐々に浮いてきてしまいます。そこに …

台風被害を防ぐための住宅事前対策とリフォーム提案

台風被害を防ぐための住宅事前対策とリフォーム提案

毎年、この時期にやってくる台風・・嫌ですよね近年は豪雨と共に大型台風が多くやってきています。その為、お住いの被害も多くお問い合わせがあり集中してしまい対応がすぐに出来ないケースもあるのです。対策するなら台風が来る前なので …

パラペット防水納まり不良による雨漏りの修繕実例

パラペット防水納まり不良による雨漏りの修繕実例

昨日の続きになります。2つ目は雨押さえの防水納まりのミスです。パラペット側に張り上げたルーフィングの高さが250mm未満で外壁の透湿防水シートを雨押さえに張りさげていあに状態でした。そのため、ルーフィングと透湿防水シート …