外壁リフォームで得られる防水性と耐久性の改善

H様邸では外壁が雨だれで汚れが目立つようになってきたので、 外壁塗装を検討しているそうです。 見た目を綺麗にするのはもちろんですが、 外壁塗装には雨漏りを防止する重要な役割があるのです。 木造住宅はそのままにすると水分を …

コロニアル屋根メンテナンスで冬季対策を強化

現在コロニアル屋根は、低価格で施工でき、最も普及している屋根材になります。 メンテナンスをする業者も多く、ノウハウもたくさんありますので、安心して任せられる屋根材です。 ◆コロニアル屋根の耐用年数は? 約20年-30年と …

早めに取り組むべき雪止め設置と屋根保護の効果

今年は猛暑になり、冬は寒くなるといわれています。 まだ秋ですが、早めの雪対策をメンテナンス時に同時にしておくと安心です 例年、積雪により起こる屋根からの雪の落下事故多発しております。安心してお家で過ごすためにも重要になっ …

トップライト周辺で起こる雨漏りの原因分析と補修技術

W様の住居は築23年の木造住宅です。トップライトから雨漏り がするということで伺いました。調べてみると、雨漏りの原因はトップライトの 立ち上がりコーナーの下葺材の施工不良、捨て水切りの施工不良でした。 雨漏り箇所の修繕だ …

棟板金の釘浮きが示す施工不良リスクと対処方法

今年は棟板金を固定しているクギが抜ける事例が多発しています。 N様も、クギが飛び出して見えるので施工不良ではないかと心配になり、ご相談いただきました。 「棟板金」とは屋根の頂点に位置する板金のことで、屋根材をまとめてフタ …

雨漏り修理トラブルを避けるための施工チェック

雨漏り修理に関して、トラブルになったという例をよく耳にします。そこでトラブルを回避する例を挙げてみようと思います。 以前あったご相談で、ご自宅の雨漏りを大手の有名なリフォーム会社に依頼したところ 屋上に問題がある、との判 …

雨漏り定期点検が今後ますます重要とされる理由

建物は新築で建てたままキープできれば一番いいのですが、そう言うわけにはいきません。 天候や気温や立地に影響されて日々経年劣化して行くものです。 また厄介なことに全ての部分、素材が同時に傷んでくるのなら、○年ごとに全てを交 …

苔繁殖が塗膜性能を低下させる科学的理由と改善策

先日、所沢市にて屋根のメンテナンスに行って参りました 到着し確認してみるとメンテナンスを行っておらず、屋根はコケや劣化が目立ちました・・・ 外壁や屋根が緑色のコケで覆われてしまうと新築であっても、見栄えも悪くなります。ま …

屋根点検で見落としやすい構造上のリスクとチェックの要点

先日はK様宅で屋根点検を行いました。 今回異常はみつかりませんでした。K様のように屋根に注意を 払ってくださる方は稀です。 一般的に、屋根の材料と工事価格が住宅の他の部位に比べて安い ので、関心をもたれていない部位とも言 …

部分補修で対応可能な雨漏り修理と施工判断基準

雨漏りしてしまうと屋根全部を葺き替えしなければいけないと考えてしまう方も多いと思いますが、実は屋根も部分的な修繕で対応できる場合も多いのです。 雨漏りが発生したC様も、屋根の葺き替えまではできないけど、部分修繕でなんとか …

外壁のもらい錆現象と防錆処置再塗装の技術的留意点

錆ているものを建物の近くに長い間置いてはいけないと言う事を知っていますか?? 発生した錆が雨や風の影響によって、別の物に移ってしまう可能性が有るのです!!それを『貰い錆』と言います。 キッチンや洗面台のシンクに茶色くなっ …

湿気や雨水浸入を未然に防ぐための計画的な雨漏り修理の重要性

I様から天井面が湿ってきて、室内に ポタポタ雨漏りがするとの連絡をうけました。 雨漏りとは、主に野地板の上に屋根材と防水材を施工した際、 雨仕舞の施工の瑕疵によって、屋根材、防水材で雨水を防止 できずに野地板の上に溢れ、 …

猛暑がベランダ防水層に与える影響と修繕事例

K様邸のベランダの雨漏りで困っているとの事です。 床との取合い部分にヒビが入っていたのを発見したのがきっかけでした。 ベランダを調査してみたところ笠木に紫外線や経年による防水層の劣化が確認できました。 この笠木は床より高 …

谷樋の詰まりや劣化が雨漏りを引き起こす仕組みと修理法

先日、厚木市にて屋根のメンテナンスに行った際、谷問から雨漏りしていることが分かり部分修理して参りました 谷樋が原因の雨漏りは毎年多く発生しています。 原因としては経年劣化によって穴が開いてしまったり、形状が歪んでしまった …

太陽光発電設置屋根で発生した雨漏りと施工改善の実例

K様から半年前に太陽光発電を設置したところ、雨漏りがするとの 相談を受けました。調べてみますと、屋根材を緊結する釘や、野地板を垂気木にとめる釘頭が さびており、野地板に結露と思われる跡があることも確認できました。 しかし …

トップライトを取り入れる際の防水ディテールと施工管理

まもなく10月というのに猛暑がぶり返しています。 足立区のS様邸では、どこからか分からない雨漏りが発生し、調査の結果トップライトからの雨水侵入と分かりました。 最近の強風や豪雨、また猛暑による高温の影響もあり、トップライ …

破風板が受ける風雨劣化と補修計画の立て方

破風板の劣化が気になりご連絡を受けることが良くあります。 ◆簡単に破風板とは? 屋根と外壁の間にある部材で、雨の吹込みを防ぐ役割をしています。よく破風板と鼻隠しを混同してしまいがちですが、妻面(三角になっている面)にある …

防水シート劣化が招いた雨漏り事例と補修技術の要点

A様より雨漏りの連絡がありました。伺うと、 「小雨では雨漏りしないが、大雨が降ると雨漏りする」とのことでした。 A様の屋根は瓦屋根です。外観を 点検したところ、防水シートが露出して劣化してある部分を 見つけました。 屋根 …

防水工事の設計段階で考慮すべき施工ポイントと相談事例

U様からお問い合わせのあった、防水工事 に関して ご説明したいと思います。 一般住宅で防水工事をする場合には 1、ウレタン防水  ウレタン防水は、全箇所に対応できる防水方法です。 防水を塗る箇所が複雑な形状でも対応できま …

屋根葺き替え検討で重視すべき耐久性と費用の比較

F様より、屋根の劣化が目立ってきたのでそろそろ 屋根点検と場合によっては葺き替えを検討するとの連絡が入りました。 F様の家は築50年超だそうです。 それまで、一度もメンテナンスしたことが無いそうですから、 いい頃合いでは …

セルフ雨漏りチェック方法と専門点検との精度比較

雨漏り防止にセルフチェックが効果的ですが、 O様は雨漏りチェックで小屋裏を確かめるという話は聞いた事があるけれど、どんなタイミングで点検すればいいか迷っていたそうです。 発見が早ければ早いほど、修繕にかかるコストも抑える …

秋季が屋根メンテナンス適期とされる科学的根拠

秋になかなか屋根のメンテナンスが出来ないが冬に塗装は不向きなのでは?とご意見をいただくことが有ります。 関東であれば、時期が冬でも外壁塗装、屋根塗装の施工をすることには問題はありません あまりおすすめが出来ないのが、雪が …

漆喰劣化に応じた応急処置の技術的な進め方

瓦屋根の漆喰の劣化を修理しにて、漆喰の応急処置に行って参りました 漆喰は経年劣化すると剥がれ落ちてしまいます。 そうなってしまうと、瓦を固定するものがなくなり瓦自体や漆喰の欠片が落下する危険があります。 また、危険なのは …

漆喰崩れを原因とする雨漏り修理と施工工程の解説

E様から雨漏りがあり来て欲しい、との連絡がありました。 E様のお宅の屋根は伝統的な日本の瓦屋根でした。調べてみたところ、 どうやら漆喰の崩れによる雨漏りのようでした。 漆喰とは、日本瓦の目地の重点や、接着に用いられる 水 …

築25年住宅における雨樋劣化調査と修繕工程の詳細

築25年の新宿区N様邸では点検も兼ねて雨漏り調査のご依頼をいただきました。 今まで雨樋の事は気にして点検した事がなかったそうですが、強風のあと雨樋が破損していたそうです。 25年修繕した事がないと雨樋も劣化や破損が出てく …