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after
お客様からのご相談
八王子市のG様によれば、この窓辺は「困りごと」の象徴でした。
雨が降ればどこからともなく水が伝い、冬になれば激しい結露でサッシが涙を流す。そんな日々が重なり、気づけば壁の内部はボロボロに傷み、断熱材は湿気を吸ってその役目を終えていました。
せっかくのお気に入りのレトロなタイル床も、湿気の影に隠れてどこか寂しげ。G様が抱えていたのは、「どこまで直せばいいのか」という不安と、暗く冷え込む足元の悩みでした。
リフォームの第一歩は、表面を飾ることではなく、まずは原因を断つこと。
壁を剥がし、傷んだ下地を丁寧に補修。そして何より、二度と水を入れないための雨仕舞を徹底しました。外壁からの水の侵入経路を特定し、防湿・防水処理を施す。地味で目立たない工程ですが、これが住まいの寿命を決める最も大切な「骨組み」の治療です。
ピンク色の新しい断熱材を隙間なく詰め込み、サッシ周りも一新。目に見える変化の前に、まずは「安心」という土台を築いていきます。
工事が進み、ようやく仕上げの段階。
あえて選んだのは、これまでの冷たさを払拭するようなウッド調のクッションフロアです。かつてのタイル柄の面影を残しつつも、足裏に伝わる柔らかな質感と木の温もりが、空間に落ち着きをもたらしました。
そして、壁も新しく塗り替えられ、窓枠の白木が美しく映えるように。
完成したその日の夕方。
窓の外には、空を優しく染める夕焼けが広がっていました。
断熱性が高まったことで、もう冬の結露に怯える必要はありません。漏水の心配もなく、夕陽のオレンジ色が新しい木の床に長く伸びる様子を、ただ静かに眺めることができる。
「直す」という作業が、単なる修理を超えて、「日々の景色を愛でる余裕」を取り戻すこと。そんなことを再確認させてくれる、大切なリフォームの記録となりました。
お客様の声











