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お客様からのご相談
八王子市のH様の最初のお悩みは、切実なものでした。 「昔からある物置。今はただの荷物置き場になっているけれど、本当はここを有効活用したい。でも、壁もまともにないような状態で、本当に住めるようになるんでしょうか……」
そこにあったのは、柱が剥き出しになり、雨風をしのぐのはブルーシート一枚という状態の小屋。 外には簡易的な流し台や脚立が置かれ、生活の拠点というよりは、資材置き場の延長のような佇まいでした。冬は容赦なく冷気が入り込み、夏は熱がこもる。住まいとして再生するには、あまりに高いハードルがあるように見えました。
改修が始まると、現場は「解体」から「創造」へとフェーズを変えていきます。 まずは不安定だった骨組みを補強。しっかりとした屋根のフレームを組み直し、建物の「背骨」を真っ直ぐに整えていきました。
ブルーシートに頼り切りだった空間に、少しずつ「部屋」としての輪郭が生まれていく過程は、まるで古い彫刻を修復するような、繊細で力強い作業の連続でした。
やがて、建物全体が白い透湿防水シートで包まれました。 これまでの「隙間だらけ」だった小屋が、ついに外気の影響を遮断する「機能」を手に入れた瞬間です。
そして、H様が最も驚かれたのが、新しく設置された大きなサッシ。 物置時代には想像もできなかった、光をたっぷりと取り込む窓です。暮らしのイメージが、ようやく現実味を帯びてきました。
仕上げに選んだのは、シックな黒の波板ガルバリウム外壁。 ボロボロだった物置の面影はもうありません。そこにあるのは、周囲の緑に馴染みつつも、凛とした存在感を放つ「小さな一軒家」です。
エアコンの室外機もしっかりと設置され、気密性・断熱性ともに、現代の住宅として十分なスペックを備えました。
「物置だから」と諦めず、手を入れ、想いを込める。 八王子の庭先で、新しい暮らしの物語が、今ここから始まろうとしています。
お客様の声











