風雨が入り込むのを防ぐパーツの修繕を後回しにしないで！

屋根は様々なパーツで構成されていますが、外観を美しく見せるとともに屋根内部に風雨が入り込むのを防ぐ役割を担っている部分に破風板（はふいた）があります。
日野市N様邸では数年前から破風板がボロボロ剥がれてきていたのを気づいてはいたが、そのうち塗装し直せばいいかと気軽に考えていたそうです。
メインの屋根材以外のパーツの修繕は後回しに考えがちですが、小さいパーツからでも雨漏りに繋がる可能性は十分にあります。
破風板は台風などの強風の時に上からではなく横や下から吹きつける雨も防いでいるので、ここに不具合があると雨水が侵入してしまいます。

破風板に使われるのは、主に金属系、木質系、窯業系があります。
中でも金属系のガルバリウム板金は耐久性に優れており、防水や耐火性も期待できるため、近年では多く使用されています。
表面がボロボロして見え、腐食や反りが発生しやすい場合は木質系です。
窯業系は外壁と同じ素材で耐久性に優れており、耐火性も期待できます。
修理は塗装し直しだけで済む場合、既存の破風板に板金を巻く場合、破風板を交換する場合、と3通りあります。
N様邸では屋根材のリフォームと共に破風板も修繕できました。