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お客様からのご相談
この古き良きアパートの一室にある台所は、長年の暮らしの歴史を深く刻んでいました。シンク周りは、水アカや油汚れが蓄積し、全体的にくたびれた印象です。特に目につくのは、流し台の扉と引き出しの表面。色褪せや歪みが見られ、機能面だけでなく、見た目の老朽化も進んでいるのが明らかでした。
作業初日。まずはその年季の入ったキッチンセットが撤去され、リフォームの準備が始まります。周囲の壁には、新しいボードが貼り、継ぎ目にパテ処理を施します。これは、新しい壁材を貼るための下地づくり。剥き出しになった木材と新しい下地材のコントラストが、まさに「生まれ変わる途中」の活気を感じさせます。床も古材から新しい合板に張り替えられます。
そして迎えた施工完了後の台所。まず目に飛び込んでくるのは、劇的に明るくなった空間です。床は温かみのある木目調のフローリングに一新され、LDK全体に統一感とモダンな雰囲気を与えています。
中央に据えられた新しいキッチンセットは、シンプルで清潔感のある白いキャビネットタイプ。以前の使い込まれたシンクとは違い、ピカピカに磨かれたシンクと調理スペースが広がり、使い勝手が格段に向上したことが見て取れます。壁のガス給湯器周りの配管もすっきりと整理され、全体的にすっきりとした印象です。
壁は木目だった箇所と、新しい白い壁が調和し、以前の暗い印象は完全に払拭されました。リフォーム前に雑多に置かれていた調理器具や家電も、新しい空間に再配置され、広々としたフロアスペースが確保されています。古い家具やテレビも、新しい床と壁を背景にすることで、どこかレトロモダンなインテリアのように見えてくるから不思議です。
このリフォームは、単に古い設備を入れ替えただけでなく、住む人の日々の暮らしを明るく、快適にするための「ヒント」を呼び込んだと言えるでしょう。長年の汚れと老朽化に耐えてきた台所は、再び活気と清潔感を取り戻し、これからの生活を支える大切な空間として蘇りました。













