
before

after
お客様からのご相談
横浜市青葉区のI様から屋根塗装の依頼がありました。
1.既存状況と課題
屋根材(化粧スレート)の既存塗膜が広範囲にわたり剥離し、素地が露出している状態が確認された。これにより、屋根材の吸水性が高まり、ひび割れや反りのリスクが増大していた。棟板金部を含め、全体的な防水機能の低下が喫緊の課題であった。
2.施工プロセス詳細
(1) 下地処理(高圧洗浄・補修・縁切り)
屋根面全体に対し、専用の高圧洗浄機を用いて、劣化した旧塗膜、苔、カビ、埃などの付着物を徹底的に除去した。洗浄後、乾燥期間を設けるとともに、写真2枚目に見られるように、スレート材のひび割れ部分のコーキング補修および、タスペーサーを用いた縁切り作業を全箇所で実施した。縁切りは、塗料の目詰まりによる雨漏りを防ぐために欠かせない重要工程である。
(2) 下塗り(シーラー塗布)
下地が完全に乾燥したことを確認後、高浸透型のエポキシシーラーを塗布した。この工程は、劣化した素地に塗料を深く浸透させ、屋根材を強化するとともに、後続の中・上塗り塗料を強固に密着させる役割を果たす。吸い込みの激しい箇所には、塗布量を増やし、塗りムラなく均一に仕上げることを徹底した。
(3) 中塗り・上塗り(仕上げ)
下塗り材の乾燥を確認後、選定された高耐久シリコン樹脂塗料を用いた中塗り及び上塗り(合計2回)を実施した。中塗りを行うことで、塗膜に厚みを持たせ、防水性・耐久性の向上を図る。写真1枚目は上塗り直後の状態を捉えており、鮮やかなマルーン色が高光沢で均一に仕上がっている。棟板金部も同様に専用の下地処理と上塗りを行い、屋根全体としての美観と防水性を確保した。
3.まとめと工事後の評価
本工事は、劣化が進行していた屋根材に対し、適切な下地処理と高耐久性のシリコン塗料を用いることで、屋根材本来の保護機能と防水性を完全に回復させることができた。写真1枚目に見られる鮮やかな仕上がりは、十分な塗布量と丁寧な作業によって達成されたものである。これにより、美観が大幅に向上するとともに、長期にわたり建物を保護する耐久性の高い屋根へと生まれ変わった。
お客様の声












