歪んだ雨樋からあふれた雨水・集水器にゴミがたまる?

「雨樋から雨水があふれて困っている」とご相談をいただきました。

実際に現場を確認すると、原因は軒樋だけではなく、縦樋へ雨水を送る役割の集水器(じょうご部分)への落ち葉とゴミの詰まりでした。

落ち葉の掃除はしていても、集水器の内部までしっかり確認できている方は多くありません。

さらに、経年劣化で雨樋が歪んでしまっている状態でした。

そこに大量の雨水が集水器へ流れ込むことで排水が追いつかず、行き場のなくなった雨水が樋の歪んだ箇所から溢れ出してしまう仕組みです。

雨樋の詰まりを放置すると起きるトラブル

雨樋は建物に設置されていて当たり前の存在ですが、機能が損なわれると次のような被害に発展する可能性があります。

  • 外壁に雨水が直接当たり、塗膜の劣化を早める
  • 雨水が落ちる位置が変わり、基礎部分が水で削られる
  • 庭土やアプローチタイルがえぐれてしまう
  • 隣家方向へ雨水が飛散し、トラブルの原因になる
  • 湿気が溜まり、カビや腐食に繋がる

実際には、雨樋の内部に鳥の巣やビニール紐、小枝などが詰まって出てきたケースもあります。

特に都市部でも鳥が樋を巣作り場所として利用することがあるため、油断できません。

雨樋の点検・修理はプロに依頼すべき理由

雨樋は地上からでは見えづらい部分が多く、高い場所での作業を伴います。

掃除だけならできそうに見えても、実際には次のようなリスクがあります。

  • 脚立作業中の転倒や落下事故
  • 樋の固定金具が緩んでいるのに気付かない
  • 樋が歪んだままで根本改善にならない
  • 集水器内部の詰まりを完全に除去できない

雨樋は雨水を適切に排水し、建物の寿命を守るための大切な設備です。

「壊れて初めて存在に気付く部分」ですが、外壁や屋根と同じく定期点検が必要な部材と言えます。

もし雨樋から雨水があふれる、垂れる、異音がするなどの症状があれば、
早めに専門業者へ点検を依頼することをおすすめします。

この記事の監修者

株式会社 LOVE STYLE
代表取締役 阿部 泰三

雨漏り修理・雨桶工事・屋根工事業者として工事に携わり30年以上。工事監督などの実績を持つ「株式会社 LOVE STYLE」の代表取締役。

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