今年は例年になく気候変動が大きく、台風・豪雨・強風といった自然災害が重なりました。
さらに寒さの到来が早かったことで、これからの時期は積雪による屋根や雨樋への負担も懸念されます。
今まで問題なかった住まいでも、近年の気象条件では想定外のダメージが発生することがあります。
屋根や外壁は常に屋外環境の影響を受けています。
特に強風の後は、砂、落ち葉、鳥の巣の材料、飛来物などが建物周辺に引っかかりやすく、雨樋や集水器に詰まるケースが増えています。
実際にあった相談事例
先日、Y様より「外壁にひび割れを見つけたが、どこへ相談すればいいか分からない」とお問い合わせをいただきました。
まずは無料点検をご案内し、後日現地調査を実施しました。
外壁には確かにひびが発生していましたが、そのすぐ近くに雨樋と集水器がありました。
確認すると、内部には落ち葉・土・飛来物がぎっしり詰まり、水が正常に流れない状態。
雨水は排水されずに樋から溢れ、同じ場所に集中的に落下していたため、その衝撃と水の浸食で外壁のひび割れが進行していたのです。
つまり、ひびが原因ではなく、雨樋の詰まりが外壁劣化を引き起こしていたという事例でした。
雨樋が重要な理由
日本では統計的に4日に1度雨が降ると言われています。
そのうえ近年は暴風雨やゲリラ豪雨が増え、雨樋には以前より強い負荷がかかっています。
- 雨樋が詰まると排水ができない
- 溢れた雨水が外壁・基礎・屋根材を濡らす
- ひび割れ・腐食・雨漏り・カビの原因になる
- 重みで樋が変形し、破損や落下リスクにつながる
雨樋は「雨水を処理するだけの部材」と思われがちですが、実際には家全体を守る重要な設備です。
冬本番前に点検を
寒さが本格化するこれからの季節は、 ice(氷)による樋の重量増加や排水不良が起きやすくなります。
年末は忙しくなる時期ですが、トラブルが起きる前の点検が最も効果的な対策です。
「今は問題なさそう」と感じていても、見えない部分でダメージが進行している可能性があります。
雨漏りや外壁劣化を防ぐためにも、ぜひ定期的な雨樋チェックを忘れずに行いましょう。
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