[雨漏りを誘発した空気層の隙間を埋めた塗装]>中野区

これから寒い季節になり内側と外側の温度差により窓に結露が発生します。
屋根は普段見えないのでイメージがわかないかもしれませんが、雨漏りと同様の形で結露が現れる事があります。
中野区A様から雨漏りのご相談を受けてお話を伺いました。
前に雨漏りした時に別の業者さんに屋根塗装をしてもらったそうですが、しばらくしてまた雨漏りが発生しセカンドオピニオン的にLOVE STYLEにご相談いただきました。
現場に伺うと2階の天井に雨染みが見られ触ると湿り気があります。

調査の結果、雨漏りではなく屋根の結露によるものでした。
屋根塗装の際にスレート屋根の重なりに作るはずの、空気層の隙間が塗料で埋められていました。
気密性や断熱性を重要視すると屋根裏に溜まった湿気を外に出せず空気の逃げ場を失って結露します。
屋根塗装の際に縁切りやタスペーサーをしなかった事で、屋根裏に溜まった湿気を外に出せず空気の逃げ場を失って結露し天井に水染みとなって現れました。
雨漏りを止めるために施した塗装が、雨漏りを誘発する結果になるとは皮肉な話です。
ただ必ずしもタスペーサーが必要かと言えばそうではなく現場を見てから判断し、最善の対策をさせていただきます。

天災での雨漏りは、火災保険が適用されるケースがあります。
ただし経年劣化が原因の雨漏りには適応されません。
この判断は難しいものですので一度ご相談ください。
LOVE STYLEでは7m以上の高さまで屋根調査が可能です。
屋根のプロによる無料診断を是非ご活用ください。

この記事の監修者

株式会社 LOVE STYLE
代表取締役 阿部 泰三

雨漏り修理・雨桶工事・屋根工事業者として工事に携わり30年以上。工事監督などの実績を持つ「株式会社 LOVE STYLE」の代表取締役。

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