猛暑もおさまり、これからの季節は建物のセルフチェックをする良いチャンスです。
普段は目が届かない所もこの機械に点検する事をおすすめします。
屋根からクギが飛び出しているのを、普段はほとんど開閉しない小さな窓から見え、雨漏りが心配なので点検してほしいと足立区M様よりご連絡いただきました。
時間が経過すると雨漏りが心配なので早めの調査に行ってきました。
現場を見てみると、窓の屋根の破風板がボロボロになっており、手で触ると塗装がボロボロ落ちてきます。
目視だけでもクギが2~3本飛び出して見えるので、これ以上放置しておけない状態だった事が分かります。
「破風板」とは風が屋根内部に入り込むのを防ぐ役割があります。
同時に台風などの強風の時に、上からではなく横や下から吹きつける雨を防いでいるのです。
そしてもう一つ破風板は垂木などを隠す役割もしています。
破風板に使われるのは主に金属系、木質系、窯業系があります。
中でも金属系のガルバリウム板金は多く使用されています。
修理には大まかに塗装し直しだけで済む場合、既存の破風板に板金を巻く場合、破風板を交換する場合と3通りあります。
こちらの建物の場合、劣化がひどく、台風などの強風の時にクギが抜け落ちてしまう危険もある事をご相談のうえ破風板自体を交換する事になりました。
屋根からクギが飛び出しているのを発見した場合は早めの対処が必要になります。
天災での雨漏りは、火災保険が適用されるケースがあります。
ただし経年劣化が原因の雨漏りには適応されません。
この判断は難しいものですので一度ご相談ください。
LOVE STYLEでは7m以上の高さまで屋根調査が可能です。
屋根のプロによる無料診断を是非ご活用ください。