高断熱住宅の玄関結露対策と湿度コントロール法

施工前の写真

before

施工後の写真

after

ご住所
神奈川県横須賀市
ご依頼内容
雨漏り修理
使用材料
断熱材

お客様からのご相談

Y様から玄関タイルが勝手に濡れている、という相談をうけました。
調べてみますと、タイル仕上げの玄関土間の壁際に結露水が確認されました。
室内の温湿度が高めだったので尋ねてみると、生まれたbかりの赤ちゃんが
居るために、加湿器で高めの湿度に保つようにしていました。
玄関部分の断面詳細を確認して結露の原因が解明されました。
基礎の立ち上がりのタイルと壁のクロスを堂免にするため、立ち上がりの断熱材を土間コンクリートの上端で止めていたのです。土間床の上端から土台までの基礎立ち上がりが無断熱なのでヒートブリッジになって結露が生じていたのです。
玄関土間の結露は少量でも見逃せません。結露が続くと、カビやダニによる健康被害や土台の腐朽だけでなく、蟻害の恐れもあります。玄関周りは地盤とつながり、シロアリが侵入しやすい箇所です。シロアリは湿気のある木部を好むので、結露水があると蟻害リスクが高まります。
Y様邸では基礎内断熱を採用していましたが、スラブや基礎の立ち上がりに断熱欠損がありました。このような事例は基礎の立ち上がりに段差ができるため、意匠性が損なわれる、空間が狭くなることを嫌うこだわりのある住宅で見受けられます。
改修工事では、まず玄関土間のスラブと木の立ち上がりを断熱材ですべて覆い、土台までの壁の断熱ラインと連続させることにしました。
断熱材によって段差はできるものの、その段差を積極的に生かし、意匠性と断熱の連続性を両立させる方法はあります。今回は、壁を内側に付加して基礎の立ち上がりと同面にしました。

 

お客様の声

新築早々トラブルがあって、困っていましたが無事解消されて良かったです。
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