
スタッフより
神奈川県川崎市のA様から所有のするアパートの雨漏りについてご相談をうけました。
早速調べようと屋上へのぼってみると、銅板葺き屋根の雨水がアスファルト防水面
に流れ込む設計になっていました。それでアスファルト防水面の下の
居室に雨漏りが生じたようです。
アスファルト防水層が劣化し、ひび割れやふくれを生じたことが原因でしょう。
アスファルト防水の劣化による雨漏りを防止するためには、
以下のような方法があります。
1. 定期的な点検と早期発見・早期対応
最も重要なのは、雨漏りが発生する前に劣化の兆候を見つけ、早期に対応することです。
専門業者による定期点検: 少なくとも年に1回は、専門の防水業者に屋根の点検を依頼しましょう。ひび割れ、浮き、剥がれ、水たまりの有無などをプロの目で確認してもらうことが重要です。
オーナー自身による目視確認: 定期的に屋根に上がれる場合は、ご自身でも目視で異常がないか確認しましょう。特に排水溝周りや立ち上がり部分などは劣化しやすい箇所です。
室内の兆候に注意: 天井や壁のシミ、カビ、塗膜の膨れなど、室内で雨漏りの兆候が見られたら、すぐに原因を特定し対処が必要です。
2. 適切なメンテナンスと補修
劣化が見つかった場合は、その状態に応じた適切なメンテナンスや補修を行うことが雨漏り防止につながります。
部分補修: 小さなひび割れや浮きであれば、専用の補修材で部分的に補修が可能です。DIYで行うことも可能ですが、専門業者に依頼する方が確実です。
トップコートの再塗布: アスファルト防水の表面には、紫外線劣化を防ぐためのトップコートが塗られています。これが劣化すると防水層本体が傷みやすくなるため、定期的に再塗布することで防水層の寿命を延ばすことができます。
ドレン周りの清掃と補修: 屋根のドレン(排水口)が詰まると水が溜まり、防水層に負担がかかります。定期的な清掃と、ドレン周りの防水層の劣化があれば補修が必要です。
適切な清掃: 屋根の上に落ち葉やゴミが堆積すると、水の流れを妨げたり、防水層を傷つけたりする原因になります。定期的に清掃を行いましょう。
3. 大規模な改修(改修工事・防水層の全面的なやり直し)
劣化が広範囲に及んでいる場合や、築年数が経過している場合は、部分補修では間に合わず、大規模な改修が必要になります。
既存防水層の撤去・新規防水層の設置: 既存の防水層を撤去し、新しいアスファルト防水層を設置する方法です。最も確実な方法ですが、費用と工期がかかります。
既存防水層の上からの増し貼り: 既存の防水層の上に、新しい防水層を重ねて貼る方法です。撤去費用がかからない分、費用を抑えることができますが、下地の状態によっては適用できない場合があります。
他の防水工法への変更: アスファルト防水以外の工法(シート防水、FRP防水など)に切り替えることも検討できます。それぞれの工法に特徴があるため、専門業者と相談して最適なものを選択しましょう。
雨漏りは建物の構造に深刻なダメージを与えるだけでなく、カビの発生など居住環境にも悪影響を及ぼします。早期の対策と適切なメンテナンスで、アパートの資産価値を守り、入居者の安心・安全な生活を確保しましょう。
ご相談だけでもお気軽にどうぞ!
ドローンによる屋根点検も好評です!
メールアドレス https://www.lovestyle-tokyo.com/
フリーダイヤル 0120ー494ー978
ご連絡お待ちしてます。
パラペット周りの雨漏り(杉並区)3/17 20210416 20230512 20250705
港区でアパートの雨漏り修理
渋谷区で屋上パラペットの雨漏り
文京区で屋上パラペットまわりの点検
文京区のアパートのオーナー様から屋上が劣化しているので雨漏りの可能性が
ないか調べて欲しい、と依頼がありました。
現時点では室内への雨漏りはないものの、調べてみますとパラペット周り
にふくらみが見られ、パラペット外壁に雨水がしみ出していることが
分かりました。
パラペットの雨漏りに注意することは非常に重要です。
以下に、注意すべき点をいくつか挙げます。
笠木の劣化・不具合: 笠木(パラペットの頂部に被せられた板金など)のサビ、変形、浮き、外れ、ひび割れ、継ぎ目のコーキングの劣化などが見られる場合、そこから雨水が浸入している可能性があります。特に強風雨の際に、笠木の下から雨漏りすることもあります。
立ち上がり部分の壁のひび割れ・劣化: パラペットの立ち上がり部分(垂直な壁の部分)に、外壁と同様にひび割れ(クラック)やサイディングの割れ、目地のシーリングの劣化(痩せ、ひび割れ、剥がれなど)が発生すると、そこから雨水が浸入します。
防水層の膨れ・剥がれ・亀裂: 屋上の防水層に膨れ、剥がれ、亀裂などが見られる場合、防水機能が低下し、雨水がパラペットの内部や屋上から建物に浸入しやすくなります。特にシート防水の場合、シートの端部(ラップ部分、排水ドレン周り、パラペットの立ち上がり部分)は剥がれによるリスクが高いです。
排水溝(ドレン)・箱樋の詰まり: 落ち葉、土、砂などのゴミが排水溝や箱樋に詰まると、雨水がスムーズに流れず、屋上に水たまりができてしまいます。これにより防水層の劣化が早まり、水が溢れてパラペット内部や建物に浸入し、雨漏りを引き起こすことがあります。コケや植物が繁殖している場合も注意が必要です。
チョーキング現象: パラペットの塗装が劣化し、表面が粉状になるチョーキング現象が見られる場合、塗膜の防水性が低下しているサインです。
これらの兆候が見られた場合は、早めに専門業者に点検・修理を依頼することが重要です。早期発見・早期修理が、被害の拡大や修理費用の高騰を防ぐことに繋がります。
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