屋根断熱と天井断熱の違いを理解するための基本考察①

施工後の写真
ご住所
東京都八王子市
ご依頼内容
屋根修理
使用材料

スタッフより

本日は、八王子市の数か所で屋根断熱と天井断熱の
施工を行ったので、その考察をいたします。
小屋裏の断熱方法は大きく「屋根断熱」と「天井断熱」に分けられます。
2つの違いは、断熱材の施工位置、小屋裏の熱的環境、屋内の水蒸気を
外部へ排出する仕組みにあります。
屋根断熱は、屋根の勾配に沿って断熱材を施工します。
このメリットとしては小屋裏が熱的環境の
内部になるので、広ければ屋内の収納スペースに利用できます。
デメリットとしては、冷暖房負荷が増します。
屋内の水蒸気は通気層で外部へ排出します。通気層は空気を細かく
区切る必要があり、通気部材や給排気口を設けて通気経路を
形成します。これらの設計・施工は大変難しく、手間と費用の掛かる点が
天井断熱と比べた場合の一番の欠点になります。

一方、天井断熱では、小屋裏に断熱材を水平に施工します。小屋裏は熱的環境の
外部になるので、屋根断熱よりも冷暖房負荷を抑えることができます。
屋内への水蒸気は小屋裏換気で外部へ排出します。
屋根断熱の通気層のように空間を細かく区切る必要がないので、
設計・施工は比較的容易です。最近は意匠的に緩勾配の屋根が好まれる
傾向にあり、小屋裏が狭くて活用しにくいことから、天井断熱が増えて
います。
明日に続きます。

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