杉並区で鉄骨造の外壁塗装 -1-　

杉並区のJ様から外壁が汚れているので塗装して欲しいとの依頼がありました。
J様のお宅は鉄筋コンクリート造２階建てです。
鉄骨造や鉄筋コンクリート造においては、外壁塗装の劣化が躯体に悪い影響を
及ぼすことがあります。劣化した部分から雨水が浸入することで雨漏りにつながったり浸入した雨水によりコンクリート内部の鉄筋がさびて爆裂が発生するなど
建物の劣化につながります。鉄骨造や鉄筋コンクリート造は、木造と違い
二次防水が無く、外壁表面の一次防水のみで雨を防いでいるからです。
特にALCパネル外壁の場合、ひび割れが生じるとダイレクトに雨水が浸入します。
また、鉄筋コンクリート造の外壁もひび割れから雨水が浸入し、雨漏りが発生したり爆裂を誘発する場合があります。
鉄筋コンクリート造のひび割れの補修方法は、「Uカットシール材充填工法」が
一般的に採用されます。これは、専用刃をつけた電動カッターで
ひび割れをU字型に拡幅し、広げたひび割れ部分にシーリング材や可とう性エポキシ樹脂などの伸縮性がある補修材を充填することによりひび割れ簿動きに追従することが可能になる工法です。
周辺の湿気が多く、風通しが悪い、日が当たらない立地によって
カビやコケが生じやすくなります。その外壁に発生するカビやコケが原因で、
外壁材の劣化が進行することがあるので注意が必要です。
必ずしも外壁塗装が必要というわけではないですが、カビ、コケが生じている
ということは外壁塗装が劣化していることであるため、塗り替えの目安には
なります。
明日に続きます。

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