カビ発生で気づく雨漏り修理 -3-(世田谷区)

カビ発生で気づく雨漏り修理 -3-(世田谷区)
ご住所
東京都世田谷区
ご依頼内容
雨漏り修理
使用材料

スタッフより

昨日の続きになります。
壁内だけではなく、通気を確保できている床下でも、19年に
結露の調査件数が急増しました。1階の床面積が広い住宅の
中央部付近では、特に空気が滞留しやすいのです。8月ごろに
床下に入ると、こうした住宅ではかなり高い確率で結露が発生
していました。床下では、結露の水分によって大引きなどの
木部にカビが発生しやすくなります。カビの胞子が床の隙間
から1階の室内へ入る恐れもあります。
人が普段使わない床下だから問題ないと主張する施工者が
いるかもしれませんが、それは明らかに誤りです。住宅に
カビが発生すると、健康被害を引き起こすこともあります。
そして修理は避けられません。
被害が軽微であっても、石膏ボードの張替え、柱などの木部の
カビの除去、換気扇ダクトの交換など、大掛かりな補修となる
場合が多いです。住民の健康被害の症状がひどく、内部仕上げの
全撤去、さらには建て替えになったケースさえあります。
結露やカビの被害で裁判になるケースも増えてきています。
そうした場合、たいていは、施工者は、住まい手に原因があると
主張します。しかし、弊社が見てきた例では、何らかの施工不備
が原因であることがほとんどでした。
19年のようなカビが発生しやすい気象となる傾向は、今後も
続くと予想されます。結露やカビの対策について、設計・施工者
にとっては、自社の設計仕様や施工マニュアルを見直すことが
必要でしょう。小屋裏や床下、壁内などが水蒸気をため込まない
構造になっているか確認をお願いしたいです。
結露は、カビを発生させて健康被害をもたらし、その程度によっては
躯体を腐朽させる現象にもなりえます。工務店、設計事務所などは、
そういった対策を怠らないで欲しいと、切に願います。

カビ3

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