軒ゼロ住宅特有の雨仕舞不良と改善ディテール設計

軒ゼロ住宅特有の雨仕舞不良と改善ディテール設計

昨日の続きになります。次に雨漏りを疑ったのは、1階の漏水箇所の真上に位置するサイディングの入隅部です。一見入隅部のシーリング材に亀裂は見つかりませんでしたが、肉眼で確認できなくても小さな隙間があれば雨漏りにつながる可能性 …

軒ゼロ住宅特有の雨漏りリスクと防水ディテール設計

軒ゼロ住宅特有の雨漏りリスクと防水ディテール設計

S様から雨漏りが発生したので見て欲しい、との連絡がありました。S様のお宅は、築9年の木造住宅で、玄関わきの1階天井で雨漏りが発生したそうです。雨漏りした箇所の真上はルーフバルコニーでそこは入隅部となっていました。S様お宅 …

異常気象が住宅に及ぼす影響と雨仕舞い設計の見直し方

異常気象が住宅に及ぼす影響と雨仕舞い設計の見直し方

猛暑の中、午後には突然豪雨になるなど、コロコロ変わる天気に悩まされます。F様邸では毎回台風の時だけ雨漏りがあるとの事でした。このようなケースはよく聞く話ですが原因は色々思いあたります。台風の時は普段の雨降りと違い、強風で …

サッシフィン圧着不良による浸水防止策と施工改善法

サッシフィン圧着不良による浸水防止策と施工改善法

サッシのフィンに防水テープを張る再の圧着が足りない場合も、雨漏りの原因になりやすい隙間が生じやすくなります。被着体であるフィンと下地材の表面には、見えない凹凸があり、防水テープをこするだけでは凹凸に防水テープの粘着剤は食 …

カビ臭が示す雨漏りの初期兆候と早期点検の重要性

カビ臭が示す雨漏りの初期兆候と早期点検の重要性

様は雨漏りする前に住宅をチェックして欲しいとの事でした。雨水の通った道ができると雨漏りしやすくなってしまうので、住宅の定期点検するのは雨漏り防止にとても効果的です。雨漏り点検で目を向ける場所は小屋裏です。普段生活していて …

陸棟部からの雨漏りを防ぐための構造補強と防水施工法

陸棟部からの雨漏りを防ぐための構造補強と防水施工法

この夏は厳しい暑さが特徴ですね。それを踏まえた上でできるだけ気候の安定している時にご自宅の点検をしていた方も多いようです。 藤沢市のK様から先日、ご相談のお問い合わせをいただきました。毎年様々な災害などが多く報じられてい …

崩落寸前の漆喰を再構築して防水性を高める施工技術

崩落寸前の漆喰を再構築して防水性を高める施工技術

近年は温暖化により各地で温暖化の影響で気象も変化しやすくなっております。今年も台風や急な豪雨が心配されていますそんな毎年起こる漆喰劣化による雨漏り被害についてです。漆喰の役割をご存じでしょうか?・瓦と瓦を固定する接着剤の …

サッシ防水テープ施工不良による雨漏りの修繕手順

サッシ防水テープ施工不良による雨漏りの修繕手順

Y様からサッシ周りから雨漏りがするとの連絡がありました。サッシ周りの雨漏りの経路は大きく2つに分けられます。1つはサッシよりも上の位置にある欠損部から雨水が通気層内に浸入し、サッシに流下して躯体側に流れる経路で、もう一つ …

ゲリラ豪雨に対応する外壁防水設計と排水ディテールの最適化

ゲリラ豪雨に対応する外壁防水設計と排水ディテールの最適化

先日の豪雨で屋根材が破損したと中野区のH様よりご相談を受けて調査に行ってきました。近頃のゲリラ豪雨の影響もあり屋根修理のご相談を多くいただきます。屋根は強風で一番被害をうけやすい場所です。軽い屋根材は飛んだり瓦屋根は亀裂 …

高温多湿環境下でのベランダ防水劣化と補修の要点

高温多湿環境下でのベランダ防水劣化と補修の要点

高温注意報が出るなど、体温より高い気温が続きます。建物も高温による影響が出ており、特にベランダは紫外線や風雨を受け、常に厳しい環境にさらされています。湿気や温度差によって防水層が劣化し、床や壁が収縮して亀裂が入りやすい場 …

最新屋根材に見る耐久性と断熱性能の進化ポイント

最新屋根材に見る耐久性と断熱性能の進化ポイント

U様邸で1階洗面台のサッシ付近から雨漏りするとのご連絡を受けました。屋根を調べてみると雨樋に亀裂が入っていました。雨樋が集水の機能を果たせなくなって雨水が室内に侵入してしまったのです。早めに気づけば雨樋の交換だけでよかっ …

屋根裏湿気の原因解析と結露防止通気改善の実践事例

屋根裏湿気の原因解析と結露防止通気改善の実践事例

先日、所沢市のお客様邸へお住まいの定期メンテナンスに行って参りましたまだまだ築10年程の綺麗なお宅になります。調査を進めて行くと屋根裏に湿気がこもってしまい、野地板が湿っているのが確認されました。しかし、しっかり換気口も …

ベランダ防水再施工の目安年数とメンテナンス周期の基準

ベランダ防水再施工の目安年数とメンテナンス周期の基準

ベランダ防水加工メンテンナスに行って参りました。一般的にベランダ防水は10-15年程度で劣化が発生するため、定期的なメンテナンスが必要です。今回調査の結果、屋根、外壁等は目立った問題は無く簡単な補修等で済みました。しかし …

笠木構造の複雑形状が引き起こす雨漏り原因と対策手法

笠木構造の複雑形状が引き起こす雨漏り原因と対策手法

T様邸の雨漏り調査をした時に、複雑な形のベランダの手すり上部に取り付けてある笠木の不具合が確認できました。手すりが雨漏りの原因になると聞いて驚く方は多いと思います。T様も手すり部分から雨漏りと聞いてビックリされていました …

雨漏り被害拡大を防ぐための初期対応と専門業者相談の流れ

雨漏り被害拡大を防ぐための初期対応と専門業者相談の流れ

最近も突然の豪雨となる日が続いています。今まで特別大きな被害がなかったから、特に屋根の心配はありません。といっていたのは、長年、定期的にお世話になっているいるH様。でも油断はできません!実は雨漏りが気になっていて、だけど …

在宅ワーク中の雨漏り被害と生活環境への影響対処策

在宅ワーク中の雨漏り被害と生活環境への影響対処策

N様は先日の大雨の時に在宅ワークをしている最中雨漏りが発生し、仕事を中断しなくてはならない状況でした。雨漏りによる漏電で電気系統に不具合が発生すると、PC機器にも影響が出て故障の原因になってしまいます。 天井にできた雨染 …

DIYによる軒天損傷と雨漏り進行を防ぐ補修リスク回避法

DIYによる軒天損傷と雨漏り進行を防ぐ補修リスク回避法

お客様より、軒天の雨漏りが止まらないとご連絡を受け調査して参りました。どうやら、DIYにてご自身でベニヤ板の張り替え修理を半年ほど前に行ったようです。しかし根本的な雨漏り修理にはなっていないので結果雨漏りが進行してしまっ …

異常気象を踏まえた陸屋根防水設計とメンテナンス指針

異常気象を踏まえた陸屋根防水設計とメンテナンス指針

梅雨も明け、これから夏季休暇も始まる季節です。陸屋根は近頃は疑似キャンプでテントを貼りバーベキューしたり、太陽光発電のパネルを設置するのに利用したりと様々な利用価値がありますが、常に雨風や紫外線にさらされている事から、異 …

外装防水を強化するパラペット設計と施工のディテール

外装防水を強化するパラペット設計と施工のディテール

雨漏りと深い関わりがあるパラペットとは建物のバルコニーや屋上、陸屋根の外周に取付けられた壁の事を言います。マンションや高層ビルの屋上などで目にする事が多く、落下防止や見た目の飾りだけの役割に見えますが、それだけではないの …

シーリング劣化放置が招く雨漏り進行メカニズムの解説

シーリング劣化放置が招く雨漏り進行メカニズムの解説

昨日の続きになります。まず、劣化したシーリングを剥がしてみると、露出した目地ジョイナーに塗料が付着しているのが見つかりました。これは塗り替えの際に、塗料が劣化したシーリング材の穴から入ったのが原因でしょう。続いてバルコニ …

シーリング材未交換による雨漏り事例と補修改善の実例

シーリング材未交換による雨漏り事例と補修改善の実例

H様から雨漏り修理の依頼を受けました。現地に行くと、その周辺一帯に同じデザインの住宅が並んでしました。このような場合、どこか1棟で雨漏りが起こると他の住宅も同様の施工、同じ納め方の雨仕舞になっているので、連鎖的に雨漏りが …

漆喰劣化の早期発見と雨漏り進行を防ぐ補修管理

漆喰劣化の早期発見と雨漏り進行を防ぐ補修管理

先日、江東区のお客様より天井に雨染みがあるので調査して欲しいとご連絡を受け行って参りました。庭に石ころのような塊が落ちているのをご自身でも発見し、天井に雨染みが少し出始めたころ、どうしたら良いのか、悩んでいた結果時間が経 …

屋根接合部の隙間に発生する雨漏り修理と予防策

屋根接合部の隙間に発生する雨漏り修理と予防策

K様から、自宅と隣接して建っている屋外作業場の隙間がわずかに開いていて、降雨のたびに雨水が垂れてくるのが気になるとの相談を受けました。雨水が集中して流れ込み、いつも湿気ているため、壁の黒い汚れが目立ちました。この階下も同 …

屋上高温環境が及ぼすシーリング膨張と防水層劣化対策

屋上高温環境が及ぼすシーリング膨張と防水層劣化対策

I様邸は屋上がある住宅で、天井部分に雨漏りがあるという事でした。常に外気にさらされている屋上は直射日光、雨や雪、強風など寒暖差の影響を直接受ける場所で、特に今年の夏は猛暑がひどく、屋上は想像以上の高温になってしまいます。 …