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お客様からのご相談
港区のK様から、一本の切実なお電話をいただきました。
「最近、近所で工事をしているという業者から『屋根がかなり傷んでいますよ』と言われて……。自分たちでは見えない場所だし、訪問業者の言葉をすべて鵜呑みにするのも不安だけど、築年数も経っているから本当に心配で」
ご不安を解消すべく、さっそく現地調査へと向かいました。
屋根に上がらせていただいて、思わず小さく息を呑みました。
そこにあったのは、長年の紫外線や雨風に耐え続け、すっかり満身創痍になったスレート屋根。
元の塗装はほとんど剥がれ落ち、全体が白っぽく色あせてしまっています。それだけでなく、湿気を含んだ屋根材の表面には、オレンジ色や緑色のコケ・藻がびっしりと広がっていました。
下から見上げただけでは分からなかった屋根のリアルな姿に、K様もショックを隠せないご様子でした。
スレートは防水性が切れると、雨水を吸って脆くなり、最悪の場合はひび割れや雨漏りを引き起こします。「今、しっかり直しておきましょう。私たちが元通り、いや、それ以上にピカピカにしますから安心してください!」そうお伝えし、私たちの手でリフォームをお任せいただくことになりました。
工事初日。まずは屋根にこびりついた十数年分の頑固な汚れやコケを、高圧洗浄機で一気に削ぎ落としていきます。
ここで手を抜くと、どんなに良い塗料を塗ってもすぐに剥がれてしまうため、職人の目にも熱が入ります。水しぶきと共に古い角質が取れるように汚れが落ち、スレート本来の素地が見えてきました。
しっかり乾燥させた後、ひび割れを丁寧に補修し、下地を固める下塗りを施します。傷みが激しかった分、スレートが吸い込む塗料の量も予想以上。様子を見ながら、吸い込みが止まるまで入念に下地を作っていきました。
そしていよいよ、お施主様と一緒に選んだシックなダークグレーの塗料で、中塗りと上塗りを重ねていきます。
ローラーが動くたびに、カサカサだった屋根に深みのある上品なツヤが蘇っていきます。スレートの隙間が塗料で埋まって雨漏りの原因にならないよう、縁切り(タスペーサーの挿入)も忘れません。見えない場所だからこそ、絶対の安心を届けるための職人技が光ります。
お客様の声












