「実は1年前から雨漏りしていたんです」とご相談をいただいたのは、横浜市栄区のS様。ずっと気になっていたものの先送りしてきた結果、1階脱衣所の窓周辺から明らかな水漏れが発生してしまったとのことです。現地調査に伺ったところ、脱衣所サッシは腐朽が進行しており原型を留めない状態。加えて、2階の部屋の天井には雨染みが見られるものの、直接的な漏水は見られませんでした。私たちは、目に見えない2階屋根裏の点検をS様にご提案しました。結果、やはり屋根材が一部なくなり、下に敷かれているルーフィング（防水シート）も破損していることが判明。雨水は天井を通らず、壁の中を伝って1階へと浸水していたのです。雨漏りの初期症状を見逃し、築25年目で初のメンテナンスだったS様。「もっと早く調べてもらえばよかった」とのお声もありましたが、今回は屋根材補修とルーフィング再施工、さらに浸水経路の止水処理でしっかりと対応いたしました。