庇防水劣化が引き起こす窓枠漏水の事例と補修技術

窓枠から雨漏りしているようだとご連絡を受け早速調査して参りました。 今回は、厚木市のお宅になります。 確認したところ、原因は外に取り付けられた庇の防水シートが経年劣化により雨水が酷く侵入してしまい機能していたかったのです …

サッシ部からの雨漏りの典型的要因と修繕施工例

比較的気温の高い日々が続いている最近。 そうなると気になるのは、これからの梅雨や台風。 年々、突風や大雨など、予想しにくい状況が増えているのではないでしょうか。 そんな中、家の被害に対する対策を今 と考える皆様からお問合 …

内部で進行する雨漏り兆候の発見と構造点検の重要性

過ごしやすく雨も少ないこの時期は雨漏りが発見されにくい時期でもあります。 梅雨どきや台風のあとは雨量の多さや屋根の破損などの映像を見る機会も多く、ご自宅の屋根について考える事もありますが、それ以外となると屋根に関心を持つ …

トタン屋根の穴あき補修と再葺き替えの施工工程

I様邸に屋根のメンテナンスに行って参りました I様邸は築30年になるトタン屋根のお宅になります。 調査してみると下からでも錆が確認されていましたが、屋根の上で穴を発見してしまいました 長年経年劣化を放置したことにより、錆 …

新築住宅での初期雨漏り発生要因と迅速な対応手順

J様は、ツーバイフォー工法で有名な大手ハウスメーカー に依頼して家を建てました。しかし、入居して1か月の経たないうちに 外壁などあちこちから雨漏りが見られました。早速修理をしてもらったものの 1週間後には別のところからま …

気温差による建物への影響と構造疲労の防止策

この1ヶ月は寒暖差が激しく、最高気温と最低気温の温度差が10度ほどにもなっているそうです。自律神経が乱れて体調を崩し「春バテ」と言われる現象が起きているようですが、建物もこの温度差に耐えているようです。 足立区S様邸では …

棟板金交換で防ぐ雨漏りと風害への事前対策

先日お客様より、屋根のメンテナンスをしたいとご依頼を受け早速調査して参りました。 長いことメンテナンスをしていなかったようで全体的に経年劣化が目立ちました 屋根材は塗膜が剝れてきてしまっており、棟板金も釘浮きや抜け落ちて …

複数箇所に発生するひび割れ補修と塗装の最適工程

昨日の続きです。 目的や部位によって使うコーキングの種類が異なります。 以下にご紹介します。 【金属板金の雨漏りを補修するコーキング】 おすすめシーリング材は「金属用シールS585HF」 昔の屋根はトタン(亜鉛メッキ鋼板 …

木造陸屋根住宅の構造特性と防水断熱上の注意点

陸屋根の木造住宅を検討中の皆さんは、その魅力とともに潜在するリスクをご存知でしょうか。 この記事では、陸屋根の木造住宅のメリットとデメリットを解説していきます。 陸屋根の木造住宅を検討している方は要チェックです。 □陸屋 …

突発的な屋根雨漏りの発生原因と緊急対応の流れ

ここ数年、冬の雪、春の大風、そして季節に関係ない突然の豪雨、と 梅雨時や台風時以外にも自然災害による家の被害が取りざたされています。 しかし、その時は心配はしたものの、まだそこまでは、 と先延ばしにしているご家庭が、実際 …

スレート屋根浮きの修繕手順と構造劣化の防止対策

Y様邸で屋根調査を行いました。 台風の時だけ雨漏りがすると言うのがお悩みでしたが、調査するとスレート屋根に指が入ってしまうくらいの浮きと反りが確認できました。 そもそもスレート屋根は経年と共に反ってくるのは自然現象なので …

外壁塗装の剥離が示す劣化サインと再塗装の判断基準

外壁塗装は、ただの劣化でまだ平気だと思っている方も多くいらっしゃるかと思います。しかし、放置すると大惨事につながることもあるのです。 新築から10年ぐらいしたら外壁の塗替えをしたほうが良いと言われています。 費用やら忘れ …

外壁ひび割れ補修の基礎知識と適切な補修時期の見極め

Y様より、外壁がひび割れていると相談を受けました。 今の時点で雨漏りはない、ということなので、 とりあえずコーキングをして様子を見ることにしました。 基本的にコーキングは消耗品です。一度コーキングを すると永久に有効であ …

瓦屋根の漆喰詰め直しで防ぐ雨水浸入と長寿命化

C様邸は瓦屋根ですが、今回は築20年の節目にメンテナンスを行います。 瓦屋根でチェックする場所は、まず雨漏りに直結しやすい屋根の頂点にある棟瓦です。 瓦自体は丈夫でメンテナンス要らずと思われがちですが、固定している漆喰は …

梅雨前に行う雨樋点検と排水機能維持のメンテナンス

先日、厚木市のお客様より梅雨前や台風シーズン前に先駆けて雨樋と屋根の点検をしておきたいとご依頼を受け行って参りました 劣化しヒビが入っていたり、雑草が生えていたりする場合は修理が必要になることがあります。 ご自身で掃除点 …

屋根メンテナンスの重要性とトラブル予防の実務知識

昨日の続きになります。 もう一つ笠木まわりの防水対策を考える上で大切なことがあります。 それは、支柱を立てる場合の浸水リスクです。 これまでの雨漏り調査の経験から言うと、支柱の有無によって浸水リスクの 度合いがかなり変わ …

付帯部の劣化診断と適切なメンテナンス時期の見極め

S様から、付帯部に関するお問い合わせです。 建物の外側の構造物で、屋根や外壁以外の部分を、外壁塗装では付帯部 としています。 付帯部といっても、建物の外側を構成する大事な箇所です。 外壁塗装と同じタイミングで修理をするこ …

屋根点検で得られる安心とメンテナンスの必要性

O様邸では室内の壁紙が浮いてカビ臭いという事でした。 調査してみると外壁にクラックが確認でき、雨水侵入となってしまったのです。 O様邸は昨年屋根のメンテナンスをしており、雨漏り対策に関して安心してしまったそうです。 大抵 …

コンクリート爆裂現象の原因と構造耐久への影響

コンクリートが「爆裂」で剥き出しになることがあります。爆裂とは、爆発のことではありません。鉄筋コンクリートの中にある鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートの中から押し出されて露出してしまった状態のことを示します。 爆裂を発見し …

笠木部防水対策の連続事例に見る施工上の改善ポイント

昨日の続きになります。 下地木材の上に防水紙を張り、その上に 固定金具をビスで留めつけて最後に笠木を被せることで 手摺壁の天端の施工を行います。 天端にビス穴を開けるので、その穴から内部に侵水する可能性が最も 高いです。 …

笠木部の防水不良が招く漏水原因と補修技術の解説

I様より雨漏りの連絡がありました。雨漏りの箇所はベランダの手すりの笠木まわりです。 笠木まわりは最も雨水の影響をうけやすい場所の 一つです。ここから侵入した雨水は、手摺壁の内部に入り込み、 下地木材を広範囲にわたって腐朽 …

屋根が綺麗でも雨漏りする原因と内部構造の欠陥分析

U様は屋根が綺麗なのになぜ雨漏りするのかと疑問に思ったそうです。 そう思うのも当然の事だと思いますが、表面は綺麗に塗装していても屋根材の下の防水に不具合があると、雨水は侵入する可能性が大きいのです。 雨水が侵入するとすぐ …

防水シート劣化による雨漏りの診断と補修の手順

お客様より雨漏りしているとご連絡を受け急いで調査しに行って参りました。 屋根材を一度はずし中を確認したところ防水シートが酷く劣化しており防水の役割を果たせていませんでした 築30年以上になりますが1度もメンテナンスをして …

屋根色選定における遮熱耐候性能と設計上の工夫

屋根の色を選ぶ際、多くの人がデザインや耐久性、コストなど様々な要素を考慮します。 特に、色の選択は家の外観に大きな影響を与え、住宅の個性を表現する重要な要素です。 今回は、明るく暖かい印象を与えるオレンジ色の屋根に焦点を …

快適季節でも進行する雨漏りリスクと日常点検の重要性

冬から春は1年の中で雨降りが少なく、雨漏りに結びつかないと感じる時期です。 梅雨どきや台風のあとは雨量の多さや屋根の破損などの映像を見る機会も多く、ご自宅の屋根について考える事もありますが、桜の咲く良い季節となると屋根に …