世田谷区で、シーリング材劣化による雨漏り修理 -3-

昨日の続きになります。 2つの施工上の問題点のもう一つは、シーリング材の厚さ不足です。 日本窯業外装材教会の標準施工書には、シーリング材の目地深さを5mm以上確保するように記してあります。 ところがここでは明らかにその規 …

世田谷区で、シーリング材劣化による雨漏り修理 -2-

昨日の続きになります。 工務店がやろうとした増し打ちは、サッシの上部の左端、中央、右端の 3か所に新しいシーリング材を上から塗り重ねるだけでした。 普通の増し打ちは、直背に沿って一様に塗り重ねます。この現場で塗り重ねたの …

世田谷区で、シーリング材劣化による雨漏り修理 -1-

世田谷区のY様は築10年の木造2階建て住宅で、 シーリング材の劣化により雨漏りが生じました。 Y様は、調査を依頼してきたとき、「ずっと雨漏りが続いているので本当に 困っている」と窮状を訴えてきました。Y様によると約3年前 …

杉並区で柱の不揃いが原因の雨漏り修理 -3-

昨日のブログの続きです。 以上の問題点を念頭に置き、雨水侵入の箇所を調べて分かったことが あります。 1階サッシ上部のサイディング材にはクラックに加え、相じゃくり(材の継ぎ目) にわずかな隙間があり、暴風雨に見舞われた際 …

杉並区で柱の不揃いが原因の雨漏り修理 -2-

昨日のブログの続きです。 雨漏りが生じた1階のサッシ上部の納まりを見て気がかりになった点があります。 サッシ上部のまぐさが外側に出っ張っていたのです。 この状態ではまぐさの上に水がたまり、室内での雨漏りが生じやすいです。 …

杉並区で柱の不揃いが原因の雨漏り修理 -1-

杉並区のO様から雨漏りの連絡がありました。O様のお宅は築10年の 木造2階建てです。外壁は窯業系サイディング仕上げ、 屋根は三方パラペットの片流れで、溶融アルミ亜鉛メッキ鋼板を採用 していました。O様によると数年前から暴 …