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お客様からのご相談
「まだ雨漏りしているわけじゃないけれど、そろそろ心配で…」
先日、大和市のT様からそんな一報をいただき、ご自宅の現地調査へ伺いました。屋根の上に上ってみると、そこにあったのは長年の風雨に耐えてきたトタン屋根です。塗装の薄れや表面のくすみ、ところどころに錆が広がり始めてはいたものの、今すぐ部屋の中に水が滴り落ちてくるような深刻な状態ではありませんでした。
しかし、T様の表情にはどこか切実な不安が滲んでいました。理由を詳しく伺ってみると、昨今の社会情勢に対する深い懸念をお持ちだったのです。
ニュースを開けば連日のように報じられる、建築資材や金属材料の値上げラッシュ。そして建設業界全体で深刻化している職人の人手不足。そうした話題に触れるたび、「もし数年後に本当に雨漏りが始まってから慌てて工事を頼んだら、今よりもっと工事費が跳ね上がっているのではないか」「職人さんが捕まらなくて、修理まで何ヶ月も待たされることになるのではないか」という思いが頭をよぎっていたそうです。
「それなら、まだ予算の予測が立てやすく、職人の手配もスムーズな今のうちに綺麗にしておこう」
そう思い立たれた施主様の判断は、住まいを長持ちさせるうえで非常に賢明で先見の明があるものでした。家屋の不具合は、重大な被害が出てから対処する「事後保全」よりも、未然に防ぐ「予防保全」の方が結果としてトータルの修繕コストや建物へのダメージを最小限に抑えられるからです。
今回ご提案させていただいたのは、既存のトタン屋根を削ぎ落とし、現代の屋根材として高い耐久性と防水性を誇る「ガルバリウム鋼板」へと葺き替える工法です。
工事当日は天候にも恵まれ、スムーズに作業をスタートすることができました。長年家を守ってくれた古いトタン板を丁寧に剥がし取り、下地となる木材の傷みや補強の必要性を細かくチェック。防水シートを隙間なく敷き詰めたうえで、軽量で耐食性に優れた最新のガルバリウム鋼板を一枚ずつ正確に施工していきます。継ぎ目からの水の侵入を防ぐため、細部の納まりまで職人が手際よく仕上げていきました。
そして数日後、無事にすべての葺き替え工事が完了しました。
工事前に撮影した屋根は、全体的に色が褪せ、継ぎ目や端部に経年劣化がはっきりと見て取れる状態でした。しかし施工後の屋根を見下ろすと、そこには見違えるような光景が広がっていました。重厚感と清潔感を併せ持つダークトーンのガルバリウム鋼板が整然と並び、まっすぐに伸びる美しいシームレスなラインが陽の光を均一に反射しています。錆や歪みのないシャープな金属屋根に生まれ変わったことで、家全体の外観までもがギュッと引き締まった印象を受けます。
お客様の声












